SIDE-A
1999年生まれ。高校卒業後、印刷会社に2年つとめ、半年前にヌビアンに転職。好きなスタイルはブラックを基調としたコーディネート。SNSでのクールな雰囲気に反し、実際は気さくで好奇心旺盛な人柄。2月のおすすめアイテムは、ミリタリーかつスポーティなパンツ。
Instagram:@jaws_618
Rick Owens RU PT/MASTODON CARGO ¥116,000円+TAX
SIDE-B 気心の知れた友達に、BAO BAO ISSEY MIYAKEのバッグを。
ー 2月のイベントと言えばバレンタインということで、ギフト選びをするならというテーマでB面を選んでいただきました。今回〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉にした理由はなんでしょう?
大野:女子目線で選びました。同じフロアに仲のいい女の子がいて、その子に相談しているときにここがいいんじゃないかと。たしかにここならふさわしいものが見つかりそうですよね。
ー では、その子にあげるとしたら、どんなアイテムを選びましょう。
大野:よく黒いスタイルをしていることが多いので、白のハンドバッグとかどうですかね…? ペットボトルと財布と携帯も入って、いちばんちょうどいいサイズですし。
ー 素敵です。中にジップのポケットもあって、申し分ないですね。
ー お店に入った経緯はなんですか?
大野:もともと印刷系の工場で2年間働いていたんですが、友達に連れられて一緒に「ヌビアン」に入りました。それまで全然ファッションに興味がなかったんですが、半年前に「ヌビアン」にふらっと遊びに寄ったときに衝撃を受けて、前の会社をすぐにやめて転職しました。まだ入って5ヶ月です。
ー のっけから気になることだらけです(笑)。まず印刷会社にはなぜ?
大野:家計が大変な時期があったので、それを支えるために働いていました。「ヌビアン」と出会ったときには、ある程度家が落ち着いていたので、印刷会社をやめてアパレルに入りました。
ー 服には一切興味なかったんですか?
大野:もともとスケボーとかBMXとかストリート系スポーツやってて、そのジャンルの古着とかを着てました。安くてとりあえず着ればいいかなみたいな、楽なスタイルをしてたんですが、「ヌビアン」のスタッフさんを見て純粋にかっこいいなと思って、一気にファッションの世界に目覚めましたね。
ー 休憩中に本を持ち歩いているとのことで、いつも時間があるときに読んでいるんですか?
大野:これも実は一ヶ月前くらいから一気に入り込んでいて。最近本屋大賞をとった『流浪の月』という作品を読んだのがきっかけで、いまハマっています。お店の先輩と貸し借りをしたり、一日中本を読んでたり。
ー けっこうのめり込むタイプなんですね。ほかにも、これまでハマったものはありますか?
大野:けっこういろいろあります(笑)。絵を描いていた時期もありますし、いちばん長かったのはカメラです。SNSで撮影の依頼を受けたり、友達の知り合いの作品撮りをしたりもしていました。
ー いまは休みの日には何をされてますか?
大野:基本インドアなので、本読んだり、映画見たりですかね。最近引っ越したばっかりなんで、IKEAに行ったりもします。もう4店舗くらい行きました。それぞれ違うモノを扱っていたり、モデルルームのレイアウトが違ったりして、それを見るのが好きなんです。そして基本ひとりで行きます(笑)。
ー ネタが尽きないですね。まだまだ聞いていいですか?
大野:あとあるかな…、あ、ジムに入会しました! 痩せたいと思って。きっかけは、TikTokで見つけた「HIRO KURIZUKA」さんっていう方なんですけど。もともとサラリーマンですこし太っていた方で、毎日鍛えて、いまやシックスパックのムキムキな身体なんです。この動画を昨日見て、僕もこれになりたくて昨日ジムに申し込みました。
ー 昨日!? 行動力がすごいですね。
大野:思い立ったらすぐに行動したいタイプなので。今日このあとに行ってきます。週5,6回のペースで通う予定です。たぶんスポーツと鍛え方が違うと思うので、勉強しながら理想の身体をつくっていきたいですね。
ー 数ヶ月後、楽しみにしてます! お話を聞いていると大野さんのイメージがだんだん変わってきました。インスタグラムを拝見して、勝手にクールな方なのかなと。
大野:写真はやっぱりかっこよくいたいので! でも、よく言われます。インスタグラム見て来てくれるお客さんに「めっちゃ優しいひとなんですね」って言われたこともありますね。笑顔の投稿もこれから増やしていこうと思います。