PROFILE

宮城県出身。大学を卒業後、不動産会社に入社し営業職を経験。その後ベイクルーズに入社し、ショップスタッフを経てプレスに就任。「417 EDIFICE・PULP」のPRおよびバイイングも兼任している。現在はベイクルーズの業務に加え、2020年より〈レッドウィング〉のプレス業務もおこなっている。
Instagram:@as71022
履いて生まれるシワやアタリ、汚れは、その人にしか出せない個性。
ー 「#MyOnlyREDWINGS」とは、どのようなキャンペーンなのか教えてください。
阿部:〈レッド・ウィング〉を履いてくださっているみなさんでその魅力をシェアできるようなキャンペーンです。ご自身が愛用するアイテムを、「#MyOnlyREDWINGS」のハッシュタグと共にInstagramにアップする。そして、ファン同士で盛り上げれるような内容になったらいいなと思い、今回のキャンペーンをスタートしました。


阿部:〈レッド・ウィング〉の魅力って、プロダクトの佇まいや、ワークブーツとしての存在感だけじゃなくて、履きこむことで味わいが出たり、経年変化を楽しむところにもあると思うんです。履いて生まれるシワやアタリ、そして汚れも含めて、その人にしか出せない個性ですよね。そこにおもしろさがあると思うんです。今年の初め、1月8日からスタートしたんですが、いまでは1000件以上の投稿をしてもらっています。
ー 実際に各SNSを見ると、本当にたくさんの方々が投稿されていて、おなじモデルでも雰囲気が全然異なるのがおもしろいですね。
阿部:そうですね、表現の方法がみなさんユニークなんですよ。購入当時の思い出を語られたり、ケアやメンテナンスの方法をご紹介していたり、自身のコレクションを披露されている方もいれば、「アイリッシュセッター」はもともと犬種のひとつだから、ブーツを「愛犬」と表現されている方もいらっしゃいました。中には25年以上おなじモデルを履き続けている方もいらっしゃって、その方のブーツはすごくカッコよかったですね。
ー 今回は阿部さんにも自身の私物を持ってきてもらいました。いつ頃から〈レッド・ウィング〉を履きはじめたんですか?

阿部:自分が高校生のときにはじめて「アイリッシュセッター」のブーツを履きました。学校が休みの日は必ずそれを履いて、ソールのかかとがすり減ってボロボロになるまで履き込んでましたね(笑)。憧れの一足を手にした気持ちで、本当にうれしかったんです。
ー このラインナップの中でいちばんよく履いているのはどちらですか?

阿部:この表革の「8133 スーパーソール」です。あとは気分に合わせてエンジニアブーツを履いたり、プレーントゥのブーツを履いたりしています。いまでは365日〈レッドウィング〉ですね。
ー それはすごいですね(笑)
阿部:家からコンビニへ買い物へ行くときも履いていますね(笑)。〈レッド・ウィング〉を履くようになる前はサイドゴアブーツやジップアップのブーツを履いていたんですけど、レースアップで紐をギュッと縛る感覚もなんだか新鮮でよかったんです。