レッド・ウィングの新しい価値を発見して欲しい。
ー 「#MyOnlyREDWINGS」の投稿をされている方は先ほど話されていたように、長年履き込んでいる方の投稿が多いですか?
阿部:年齢層はやはり30代や40代の方が多いですね。

ー 〈レッド・ウィング〉は90年代にブームになって、当時、ファッションを謳歌した人たちにとってはなじみ深いブランドだと思うんです。でも一方で20代の方々からはどんな反応を得ているんでしょうか?
阿部:主に履いてくださっているのは30代以上の方々が多いんですが、ジワジワと20代の方々も履いている人たちが増えてきています。それこそ先ほど話したように、ルールに捉われない新しい履き方をしているのはそうした20代の方々だったりもします。
ー スタンダードなアイテムだからこそ、世代を超えて愛される名品として浸透しつつあると。
阿部:そうなんです、だからもっともっとたくさんの人にトライしてほしいんです。足を入れるとその良さがわかりますし、堅牢なつくりなのでソールさえ張り替えていけば長く履けますから。

ー いまはトレンドの移り変わりが早いからこそ、変わらないことの魅力や、プロダクトの強さも伝わるといいですね。
阿部:そうですね。そうして〈レッド・ウィング〉の良さを知る人同士で「#MyOnlyREDWINGS」を通じてコミュニケーションを取り合ったり、魅力を発信してくれたらうれしいですね。年齢とか、履いてる年数とか、そういったものは関係なく、いろんな垣根を壊してもっと自由に〈レッドウィング〉の新しい価値を発見してほしいと思っています。