ウィークエンドとフォーティーセブンの似ているところ。
ー なるほど。そういえば、「ウィークエンド」のユーチューブで〈フォーティーセブン〉の回がありましたね。シャツやパンツとか、「ウィークエンド」のアイテムは型から起こしたものが多い中、キャップだけ〈フォーティーセブン〉をベースにした理由はなんですか?
金子:キャップこそお土産っぽくしたいというか、あえてありものを使うという方がアメリカのおじさんらしいなと。企業ものを適当にかぶっているという、アメリカのおじさんのかっこよさをを表現するなら〈フォーティーセブン〉でしょ、と。
西野:アメリカのひとは、すぐチームでお揃いのユニフォームとかつくったりするじゃないですか。そのノリですね。

ー みなさんのキャップはいい感じによれてますが、普通に洗濯機で洗ってますか?
大島・西野:そうですね。
金子:僕も洗濯機ですが、少し大きいので縮めるためと、味が出た方がいいなと。
西野:そういえば、なんで〈フォーティセブン〉という名前なんですかね?
ー 1947年創業という意味からついたそうです。
金子:すごいストレート(笑)
ー 「ウィークエンド」は、その場所に合わせて、屋号も色々と変わってますよね。
金子:「THE WEEKEND MIYASHITA PARK」に「THE IMA:ZINE WEEKEND CLUB」、「WEEKEND Service」や「THE WEEKEND SHOOTING CLUB」とか色々ありますね。
ー ロゴは誰が担当しているんですか?
金子:アイデアは僕で、その横で大島さんが手を動かしてくれてその場でつくっていきますね。
大島:どんなものをつくっても、誰も何も文句を言わないんですよね。3人の共通理解があるってことでしょうけど。
ー 先ほどのコラボ相手によって変わる屋号の話もそうですが、その器としての大きさや広がり方、何にでも対応できるというのは、「ウィークエンド」のキャップのベースとなっている〈フォーティセブン〉に相通ずる部分がありそうですね。
金子:それは確実にあると思います。僕らは屋号を変えてしまうくらい決まりごとがないんです。あと、いままでは「ウィークエンド」、つまり週末ばかりだったんですが、ウィークデイ…平日開催のイベントをやってみたい。たとえば、販売員のお客さんは週末だと来れないと聞くので。そうしたら「 ウィークデイ(WEEKDAY)」になるでしょうし、そのキャップもつくれるといいですね。
