CASE 05_Brand Director Kosuke Suzuki with ALL STAR US COWSPOT HI
PROFILE
都会のリゾート空間をテーマに、音楽とファッションをゆったりと楽しめるセレクトショップ「プールサイド」のストアマネージャー。また、アパレルブランド「ゴフクセイ」のディレクターでもある。
instagram:@kosuke_______s
柄一つで、こんなにイメージが変わるのも「オールスター」の面白さ。
ー プールサイドはどんなお店でしょうか。
基本的に自分がやっている〈ゴフクセイ〉というアパレルブランドの旗艦店でありつつ、それに合う古着やレコードなどをセレクトしているお店なので、いわゆるセレクトショップですね。ここではぼくが得意とする音楽系のネタだったり、相方が得意なパソコン系のネタだったり、それぞれの得意ジャンルを持ち寄ってアイテムをセレクトしています。
ー アパレル以外にレコードも取り扱っているんですね。
レコードに関してはぼくが買い付けをしていて、ハワイアンミュージックには自信あり。おかげ様でお客さんからの反応も良く、レコードに触れたことがなかった若い層も興味を持ってくれたりしていて、そこは嬉しいですね。音楽をかけながら飲み物も出したりとユル~くやっているので、「居心地の良い空間だな」と感じてもらえたらイイなって思っています。
ー そんなお店の雰囲気と今回履いてもらった「オールスター US」の、懐かしくもキャッチーなテイストがよくマッチしています。
ありがとうございます! 実際に履いてみて、あまりの履き心地の良さに驚かされました。ぼく自身、「ロストヒルズ」という古着屋に勤めていた時分から、ずっと〈コンバース〉派。当時は周囲もオールドの「オールスター」を履いていましたし、働き始める際に「一足は持っておくべきだ」と先輩に教わってからというもの、手に入れたスニーカーはほぼ〈コンバース〉一択。最近は「ワンスター」を中心に、機能性をアップデートしたモデルを楽しんでいます。
ー この「オールスター US」もヴィンテージテイストを追求しつつ、履き心地はアップデートされたモデルです。その最大の特徴がユニークなカウ柄のアッパー。光沢感のあるラバーパーツやノッチ付のアンクルパッチなど、ヴィンテージライクな仕様に鈴木さんも懐かしく感じるのでは?
なるほど。アンクルパッチの仕様やトウ部分の光沢感、コットン素材のヒールテープなど、たしかに雰囲気出ていますね。このカウ柄に関して言えば、80年代当時にあったジラフ柄などのアニマル柄の雰囲気があります。定番のシルエットも柄が変わるだけで、こんなにイメージが変わるというのも「オールスター」の面白さ。それにヴィンテージアイテムだと値段も高騰していますし、マイサイズを見つけること自体が困難なところを、こうやってリリースしてくれることにより新品で履けるというのが嬉しいですね。コレなら気楽に履き潰せますし。
ー ちなみに、今日のコーディネートのポイントは?
いまだとこんなサイズ感でデニムパンツを履くことってないんでしょうが、ちょっと小汚いくらいの方が自分のスタイルにも合わせやすいし、馴染みやすいんですよね。むしろ1周回って新鮮さを感じてイイなと再確認。「ロストヒルズ」で働いていた当時の雰囲気を思い出しつつ、全体のシルエットで、あの頃の空気感を表現してみましたが、どうでしょうか?