FEATURE | TIE UP
STANCEと解き明かす、若き表現者たちの不屈のスタイル。
Outside of common sense.

STANCEと解き明かす、若き表現者たちの不屈のスタイル。

2010年にアメリカ・カリフォルニアで誕生したソックスブランド〈スタンス(STANCE)〉。アートやスケートボードといった西海岸のカルチャーを下敷きに、ファッション性豊かなソックスを発信しています。そんな彼らが打ち出すメッセージは「ありきたりはつまらない」。そこで今回は、このスローガンを体現する若き表現者5名に〈スタンス〉のソックスを履いてもらい、それぞれの素顔と魅力に迫っていきます。常識の外側で、自分で敷いたレールを歩み続ける彼らのスタンスとは?

No.1 田中 陸

ー 俳優を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

昔は美容師や植物関係の仕事をしていたんですけど、もともと舞台や映画を見に行ったり、本を読んだりすることが好きで。なかでも映画の『ヒミズ』を見たときに衝撃が走って、自分のなかでお芝居をやってみたいという気持ちが生まれたんですよ。

ー 1本の映画がきっかけで本格的に俳優を目指し始めたと。

そこから何年か経って上京したとき、自分が演じる側としてお芝居に触れる機会があったんです。それで実際やってみたらハマったというか、そのときの高揚感がやみつきになって、お芝居を極めてみたいなと思って。

ー 現在、俳優とモデルの二足の草鞋を履いて活躍されていると思います。

今年でお芝居をはじめて2年ぐらいが経って、モデルの仕事が入ってくるようになったのはここ一年ぐらいの話。最初は芝居とモデルは全然違う仕事だなって思ってました。モデルはどこか格好つけるイメージがあって。だけど、やっていくうちに意外とそんなことないなと思うようになりました。

ー 具体的にどういったところが?

モデルの仕事は着た服を魅せるというものではあるんですけど、自分のやるべきことを理解して、ひとつの役に入るような部分が似ていて。モデルも服を着て立ってるだけじゃだめなんだなと。ポーズを取るにしても、足の開き方とか角度とか、そうしている理由を自分で考えていかないと、プロとして続けていけないなと思いました。だから、なんとなくでは出来ないし、自分の引き出しを増やさないとなと。

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ー そんな田中さんに今日は〈スタンス〉のソックスを着用してもらいました。実際に履いた感想はどうですか?

形がいいのか、足にすごいフィットする感じがしました。最初の足入れしたときの感覚がすごいよくて。あと生地も丈夫そうです。

ー ラインの走ったデザインが印象的です。

普段は白とか無地のものを履くことが多いんですけど、これはシンプル過ぎないで遊びが効いている感じが可愛いです。靴で見えない部分にラインが入っていたり、かかとに色が入っていたりするので室内で可愛く見えるのもいいですね。

ー コーディネートのポイントは?

ソックスと同じ色合いのスニーカーを偶然持っていたので履こうと思って。トップスはベージュの同系色で、柄も入れてみました。パンツの色味は抑えすぎちゃうと面白くないので、映えるような青のスエットパンツで。

ー 今後の展望を教えてください。

まずはいまの仕事を続けていって、安定した生活ができるようになること。バイトをしながら活動をしてた時期もあったんですけど、ほんとにしんどかったのであの頃にはもう戻りたくない。でもそういう時間があったからこそ、いまがあるというのも忘れずに、常に初心に立ち返っていきたいですね。あとは本当に展望になるんですけど、カンヌのレッドカーペットを歩きたい。

PROFILE

田中 陸
俳優・モデル

1995年生まれ。大阪で美容師として働いた後、上京。2019年から俳優としての活動をスタートさせる。モデルとしての一面を持ち、ファッション誌やブランドのランウェイショーにも出演。
Instagram:@tanakariku__

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