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FEATURE | TIE UP
STANCEと解き明かす、若き表現者たちの不屈のスタイル。
Outside of common sense.

STANCEと解き明かす、若き表現者たちの不屈のスタイル。

2010年にアメリカ・カリフォルニアで誕生したソックスブランド〈スタンス(STANCE)〉。アートやスケートボードといった西海岸のカルチャーを下敷きに、ファッション性豊かなソックスを発信しています。そんな彼らが打ち出すメッセージは「ありきたりはつまらない」。そこで今回は、このスローガンを体現する若き表現者5名に〈スタンス〉のソックスを履いてもらい、それぞれの素顔と魅力に迫っていきます。常識の外側で、自分で敷いたレールを歩み続ける彼らのスタンスとは?

No.4 杉野統己

ー 杉野さんから見たスケートの魅力は?

どの国に行っても共通の言語だと思っていて。18歳までニューヨークに住んでいて、大学進学のために日本に引越してきたんですけど、そのときに友達がいなくて2、3ヶ月独りだったんです。でもスケートをしていると自然と繋がりが出来てきて、スケボーの共通言語に救われたところはあります。やめられないです。

ー 影響を受けたスケーターはいますか?

絶対的なアイコンはいなくて、それこそ見たひと全員から影響を受けていると思います。このひとのこういう生き方いいじゃんとか、このひとのトリックいいじゃんみたいな感じで、ちょっとずつ吸収していく感じですかね。

ー 先ほどスケボーをやめられないと言われていましたが、これからスケーターとして生きていく予定ですか?

スケボー関係の仕事はずっと続けていきたいですね。ただ、ぼくは主役のスケーターじゃなくて、バックアップする方が向いていると思うので、例えば若い子をサポートしたりとか、そういうことをしていきたいですね。スケーターじゃなくても、スケボー好きとしてなにかできればなと思ってます。

ー 今日履いてもらった〈スタンス〉はスケーター用のソックスも手掛けています。

もともとブランドのことは知っていましたね。周りのスケーターでも、結構履いているひとが多いので。

ー 実際に履いてみてどうでしたか?

とにかく履き心地がめっちゃいいです。しかも汗とかを吸ってくれる感じがしますね。汗を吸わない靴下だとスケボーやり辛いんですよ。ずっと靴を履いているので、蒸れて臭くなったりもしますし。

KEEP IT FRESH ¥2,420

ー デザイン面の印象はどうですか?

ソックスは自分が気に入ったものをずっと長く愛用するようにしていて、あまりデザインが入ったものは履かないんですけど、これは結構上の位置にデザインがあるのがいいですね。ひとからは見えないけど、自分だけ知ってるみたいな感じがして。

ー コーディネートのポイントは?

割と知り合いのお店で買ったものが多いです。Tシャツは友達がやっているスケートクルー「youth no yousu」のもので、パンツは友達の古着屋さんのもの。普段からスケボーしますし、働いているのもスケートショップなので、だいたいラフな格好をしています。

ー 今後の展望を教えてください。

コロナ前は、来日した海外のスケートチームとイベントをやったりしていて。そのとき自分は英語話せるので彼らをアテンドするんです。そういう風に自分のスキルを活かした仕事をやっていきたいなと思ってます。

海外のスケーターを見ても意外と同世代が多くて、そういう奴らと仲良くなれる貴重な機会ですし。いまはひとりのショップ店員ですけど、これからはもう少し自分にしかできないことをやっていきたいです。

PROFILE

杉野統己
PROV TOKYOスタッフ

1998年生まれ。0歳から18歳までをニューヨークで過ごす。2016年、大学進学のため日本に帰国。現在は原宿のスケートボードショップ「PROV TOKYO」でスタッフを務める。
Instagram:@motoki_sugino

INFORMATION
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