Case 02_Painter Tomokazu Fukuchi with ALL STAR 100 OKAYAMA DENIM HI
PROFILE
1984年生まれ、茨城県出身。高校生の頃から独学でカスタムペイントを学び、卒業後はアルバイトの傍らでペイントのオーダーを受けながら技術を習得。2010年に「ナチュラリーペイント」を立ち上げ、サインペインターとして看板製作やロゴデザイン、クルマやバイクのカスタムペイントなどを数多く手掛けている。
instagram:@naturally_painting
「オールスター」は、昔もいまも変わらず”ザ・アメリカン”なイメージ。
ー 「ナチュラリーペイント」は今年で11年目。そもそもこの仕事を就いたキッカケは？
カスタムカーブランドの〈ムーンアイズ〉に憧れ、高校時代から独学でカスタムペイントを始めて、卒業後に上京。カスタムカーのメッカである横浜でペイントの仕事に就きました。そこで道具や仕事を覚えて独立した後は、独学で技術を磨き、いまに至ります。近年では〈ポロ ラルフローレン〉や〈ダブルアールエル〉を始め、アパレルブランドのグラフィックや店舗の看板製作のほか、クルマやバイクのカスタムペイントも手掛けています。
ー そんな福地さんに今回履いていただいた「オールスター100」は、アッパーに岡山県産デニムを使用。クッショニングも向上されており、シューレースには撥水加工、ライニングには消臭抗菌加工が施されています。
どうりで。「オールスター100」に採用されているREACT インソールのおかげでクッション性が段違いに良いですね。基本的に仕事の日は朝9時〜夕方6時までアトリエにこもりっぱなし。デスクに向かってデザインを考える時間以外は、立ったりしゃがんだり動き続けているので、ソールもすぐ減っちゃうのが悩みでしたが、これならソールがタフそうだから、長時間の作業でも全然疲れないでしょうね。
ー 今日のコーディネートのポイントは？
ボトムスはシューズと被らないようにデニムを避けて、ペインターパンツとシャツでシンプルにまとめました。アメリカンカルチャーが元々好きなので、こういった男臭いワークスタイルが落ち着くんです。「オールスター」もまた、昔もいまも変わらず”ザ・アメリカン”なイメージ。手頃なプライスでラフに履いても格好良く見えて、汚れさえもアジになるのでぼくにはピッタリ。これも最初はプライベートで履いたとして、汚れてきたら作業用になるんでしょうね（笑）
ー この仕事をしていて、どんな時に楽しさを感じますか？
ペイントする作業はもちろん楽しいのですが、それよりも打ち合わせですかね。完成して納品した際に喜んでもらえるのも嬉しいのですが、最初に「どういったものを作るか？」というのをクライアントとお互いアイデアを出しながら、一緒に考えて話し合うのはすごく楽しい時間です。
ー 福地さんのペインターとしての強みってなんでしょうか。
ペイントだけ出来る人間はいくらでもいますが、デザインから仕上げまでをトータルでこなせる人間はあまり聞かないので、そこが1番の強みではないでしょうか。他人が見たら気にならない部分でも自分が納得いかなければ、納期を伸ばしていただいてやり直しをすることもあります。クライアントのオーダーをなるべく忠実に再現しつつも、いかにそれ以上のモノへと引き上げるか。そしてその仕上げ時の姿を、長い年月の中でキープすることが可能か。”クオリティーの追求こそがすべて”。これは職人としてのぼくのポリシーです。
ALL STAR 100 OKAYAMA DENIM HI サブテーマは”LOCAL”。世界有数のデニム産地として知られる岡山県で作られる「岡山デニム」。そのブラックデニム生地をアッパーに採用した「オールスター100」。洗い加工が施され、足元に上質な雰囲気を演出すると同時にソフトな履き心地をもたらす。
