Case 04_Craftman Hiroshi Kodama with CANVAS ALL STAR J HI
PROFILE
宮崎県出身。幼なじみである川上大輔と共に2006年に「ノートワークス」をスタート。“RE think (考え、新たな価値を生み出す)”をテーマに掲げ、主にハンドメイドによる手法で廃材を利用した家具や額縁の製作のほか内装施工なども行ない、日々製作に明け暮れている。
instagram:@noteworks
基本的に飽き性な自分も、これなら飽きることが無さそうです。
ー 児玉さんの1日の流れを教えてください。
仕事の大半はオーダーいただいたアイテムの製作です。最近はエキシビジョンに向けた作品制作もあるので、午前9時半から仕事を始めて、音の出る作業を午後8時位までやって、その後は塗装をしたりして深夜1時〜2時に終わるという感じですね。で、翌日にそれを削って仕上げる。これが基本的な1日の流れで、1つの額縁を作るのに要する時間は平均で2日間ほど。
ー かなり長時間作業されているようですが、仕事中はどんなシューズを履いているんですか。
機械の操作はカカトを使うことが多いですし、作業中もしゃがんだり力を入れて踏ん張ったりと屈伸運動がほとんど。なので、アッパーにソールがしっかり縫い付けられていないと負荷に耐えきれずすぐ壊れちゃうんです。それと自転車にも乗るので耐久性は重要です。「オールスター」も昔から持ってはいますが、作業にはあまり向かないのでこれまでは履いていませんでした…が、今回履いたモデルは全然違いますね！
ー 本作は国産素材を使用した「オールスターJ」がベースとなっています。履き心地についてはいかがでしたか？
久しぶりに履くとフォルムも格好イイし、くるぶし辺りがキュッと締まるフィット感がクセになりそう。ソールも足を包み込むようでクッショニングで「こんなに履きやすかったっけ!?」って驚きました。普段は作業着姿なのでもっと汚い感じですが（笑）、今日はチノパンでちょっとキレイめかつシンプルに。これからの季節はショーツに合わせてもイイでしょうね。基本的に飽き性な自分ですけど、これなら飽きることが無さそうです。
ー サブテーマは”LOCAL”ということで、地元で愛されている「ノートワークス」にもピッタリ。ちなみに、どういった用途で額をオーダーするお客さんが多いんですか？
額装したいモノを持ち込んでいただき、それに合わせて額を製作するのですが、引越し祝いなどギフトアイテムとしてお求めいただくことが多いと思います。またアートが昔に比べて身近なモノになったからか、最近はアーティストの作品を額装したいという依頼も増えました。ぼくら作り手側としては、その人にとっての大事なモノを入れてもらえたら嬉しいですね。
ー なるほど。モノ作りにおいて「ノートワークス」のこだわりとは？
それが特にないんですよ。皆さん好きなテイストが違って当たり前なので、そこはヒアリングしながらお客さんの好みに合わせますし。ただ、ぼくら作り手側との距離感の近さはウチらしい部分なのかなと思います。だからなのか「いい感じで！」と全面的に任せていただくことも多くて。ずっと生きるためのメシの種としてやっている仕事だと思って続けてきましたが、なんだかんだで楽しいんでしょうね、モノ作りが。
CANVAS ALL STAR J HI ¥13,200 ベースが国産素材を使用した日本製の「オールスターJ」だけあって、サブテーマは”LOCAL”。ブラックアッパーにトリコラインを合わせ、インソールには日本の国旗をイメージした赤字でロゴをプリント。さらにはヒールラベル下のMADE IN JAPANの文字も誇らしげ。
