CLOSE
FEATURE
足るを知るキャンプ場、水源の森 キャンプ・ランドのすべて。
HOLIDAY IN THE MOUNTAIN.

足るを知るキャンプ場、水源の森 キャンプ・ランドのすべて。

日本一のキャンプ場密集地帯と言われる山梨県の道志村。ここに新たなキャンプ施設が誕生しました。その名も「水源の森 キャンプ・ランド」。総合ディレクションを手がけたのはご存知、〈マウンテンリサーチ(Mountain Research)〉の小林節正さんです。「何を持っていくかより何を持っていかないかを考える場所」というコンセプトは、小林さんが求めるキャンプ場の在り方を表現する言葉。では一体、その理想はどんなところにあるのか? 施設を案内してもらいながら、その想いを語ってもらいました。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Yosuke Ishii

PROFILE

小林節正

1961年生まれ。シューズデザイナーとして活躍後、90年代に自身のブランドである〈ジェネラルリサーチ〉をスタート。2006年以降は〈…..リサーチ〉として、山暮らしに向けた〈マウンテンリサーチ〉などさまざまなレーベルを手がける。2021年、自身がプロデュースしたキャンプ場「水源の森 キャンプ・ランド」が道志村にオープンした。

キャンプを楽しむ鍵は、不便をいかに楽しめるか。

東京からクルマに揺られること2時間弱の場所に位置する山梨県の道志村。山に囲まれたこの土地は、とにかく自然豊かで澄んだ空気が魅力的な場所。日本有数のキャンプ場密集地としても知られ、各地からキャンパーたちが集まるところでもあります。

そんな土地にこの度オープンしたのが「水源の森 キャンプ・ランド」。〈マウンテンリサーチ〉の小林節正さんがプロデューサーとして監修役を務め、ときにストイックで、ときにユーモラスな小林さんのこだわりが至るところに散りばめられています。

駐車場にクルマを駐め、クラブハウスへと足を運ぶと、小林さんが迎えてくれました。小林さん曰く「ここはもともと道志村と横浜市によるレクリエーション施設だった」そう。施設としてのオペレーションが終わり長らくの放置・休眠期間を経た後、巡り巡りって小林さんのもとにプロデュースの依頼が来た、というのが発端でした。

「10年前くらいにはここはオートキャンプ場として営業してたんだけど、ぼくはテントの横にクルマがある景色があんまり好きじゃないんです。キャンプをしている横に都会のガジェットが置いてあるのがなんかおもしろくなくてね(苦笑)」

その言葉が示すように、この施設ではキャンプサイトにクルマで乗り入れることができず、駐車場からサイトまで自分で荷物を運ぶシステムになっています。不便をいかに楽しめるかが、このキャンプ場を攻略する鍵。とはいえ、もちろんそれをサポートするためのツールがきちんと用意されています。

どうしてわざわざ不便にするのか? それを知るべくキャンプ場内の各施設を小林さんに案内してもらいました。

INFORMATION

水源の森 キャンプ・ランド

住所:山梨県南都留郡道志村馬場5821-2
電話;070-2673-1122
料金:
テントサイト / 1万6,500円、ソロ使用時 8,800円
キャビン/¥1万3,200円、ソロ使用時¥8,800円
Instagram:@campcrew_official
https://doshisuigen-mori.com/#/        

【HOUYHNHNM YouTube】水源の森キャンプ・ランド潜入レポート。マウンテンリサーチ小林さんにもお話を伺いました。

水源の森 キャンプ・ランド

住所:山梨県南都留郡道志村馬場5821-2
電話;070-2673-1122
料金:
テントサイト / 1万6,500円、ソロ使用時 8,800円
キャビン/¥1万3,200円、ソロ使用時¥8,800円
Instagram:@campcrew_official
https://doshisuigen-mori.com/#/         

【HOUYHNHNM YouTube】水源の森キャンプ・ランド潜入レポート。マウンテンリサーチ小林さんにもお話を伺いました。

このエントリーをはてなブックマークに追加