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週末Airbnbのススメ。
Weekend Recommendation

週末Airbnbのススメ。

移動の制限が続くなかでも、見知らぬ土地へ足を運び、非日常を楽しみたい。そんな旅への渇望を満たしてくれるのが、「エアビーアンドビー(Airbnb)」です。「エアビーアンドビー」には一棟借りできる物件が多いから三密が避けられて、そのうえ個性的な建物を選べば、そこに泊まること自体が十分に旅の目的にもなる。まさに、いまのご時世にうってつけの宿泊サービスというわけです。そこで今回は、日本全国からお籠もり系リトリートにピッタリな物件たちを厳選しました。安心かつ快適なニューノーマル時代の旅、ここにあります。(3月24日発売の雑誌『フイナム アンプラグド Vol.12』より抜粋)

  • Photo_Masaru Furuya
  • Text_Takeshi Sakurai
  • Edit_Ryo Komuta, Soma Takeda

2_Secret Break Hebara 千葉の勝浦でメロウな1日を。

日本にいながら海外気分。ここだけの多国籍空間へ 。

コロナ禍によって、気軽に海外旅行に行けないいま、旅好きたちはかつてないほど旅に飢え、ストレスを感じています。 こんな状況下で最大級に海外気分を味わうためにはどうすればいいのか。

ずばり籠もっちゃえばいいんです。

「エア ビーアンドビー」には地中海風コロニアル様式から北欧式ログハウス、アメリカンなトレーラーハウス、モンゴルのゲル(移動式住居)まで、多様な物件が揃っているので、そこを借り切って籠もってしまえば、少なくとも宿の周りの空間だけは、かなり海外のそれに近くなります。

そんななかでも勝浦にある「Secret Break Hehara」の旅感はかなりのもの。

1階デッキ部分からの眺め。海までズドン。食材を持ち込めばオーシャンビューでのBBQも。

室外にシャワーも付いているので、 海遊びも思う存分楽しめる。

1階部分は打ちっ放しのデッキからそのまま屋内へとひとつながりになったような開放的な空間で、リビングにはウッドの小上がりがあります。生い茂った植物たちに囲まれながら、リビングで裸足で寛いでいると、バリのような、アフリカのような、いや南米? そんな気分になってくる不思議な多国籍空間。

家にある家具類はアフリカや南米から持ち帰ったものを中心にセレクト。 できるだけプラスチック製品は置かず、手仕事によるものを厳選。

おすすめの寝室は2階。日当たりがいいので、波の音を聞きながらの昼寝も最高。

浴室はジャグジー仕様に。陽光差し込む窓からの眺めも素晴らしいの一言。

それはもちろんオーナー自身が旅好きというのが大きく影響しています。いくどもの南米やアフリカへのサーフトリップで持ち帰った記憶をもとにリノベーションしているから、どこかにありそうな、でもここにしかない、特別な雰囲気に仕上がっています。

平屋プラスアルファという独特なつくり。大きすぎず小さすぎず、絶妙なサイズ感で゙使い勝手がいい。

オーナー自信が手作りしたという2階のウッドデッキから海までは遮る建物がいっさいないので、そこで寛げばただちに、ニッポン脱出。朝日が昇るシーンはもはや神々しいレベル。周辺にはサーフィンやダイビングのスポットが多数あるので、アクティブ派にもおすすめですが、それよりもなによりも、家から一歩も出ずに、引き籠もってるんだけど旅を味わえるという、不思議な感覚をぜひ体感してみてほしいものです。

INFORMATION

Secret Break Hebara

・¥43,971(1泊、清掃料金別途)
・料金は日程、人数により変動(6月21日現在)
・千葉県勝浦市
・Check in 15時以降、Check out 11時
www.airbnb.jp/rooms/42617124

INFORMATION

エアビーアンドビー

www.airbnb.jp/

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