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動く家!? 夢のヴィークル、キャンピングカーで非日常の世界へ。
Guide to Camping Car Life

動く家!? 夢のヴィークル、キャンピングカーで非日常の世界へ。

憧れつつも、ちょっと遠い存在だったキャンピングカー。ただ、思い切ってそれを手に入れれば、味わったことのない自由が待っています。自分が行く場所すべてが宿というスペシャルな体験には、どんな贅沢なホテルも太刀打ちできないはず。ここでは、そんなキャンピングカーの代名詞として知られる「ウィネベーゴ」をフィーチャー。車内に一歩足を踏み入れると、かつてのアメリカ映画の中に見た、あの心躍る景色が広がっていました。(この記事は雑誌『フイナム・アンプラグド Vol.12』より転載)

  • Photo_Naoki Yamashita(01), Tetsuo Kashiwada(02、KiKi)
  • Styling_Tomomichi Kondo(01)
  • Text_Takashi Sakurai
  • Edit_Ryo Komuta, Soma Takeda
  • Special Thanks_Tsuyoshi Kajikawa(01)

01_Winnebago Brave

コロナ禍での変化によって見直されるキャンピングカー。

コロナ禍における変化というのを数えはじめたらキリが無いけれど、“密にならない”という新たなキーワードのもと、余暇の楽しみ方にも変化が起きています。

それにともなって、ベランダ菜園をはじめてみたり、料理に凝ってみたり、ランニング、登山など、新しい趣味を見つけるひとが増えてきています。なかでもとりわけ人気なのが、キャンプ。平日だというのにキャンプ場はたくさんのキャンパーで賑わっています。他人との適度な距離をとれることと、オープンエアな環境ということが大きいのかもしれません。

そんななか、もっとも変化したのが旅行関係でしょう。できるだけ密を避けるということを前提にしてしまうと、長距離の電車や飛行機は、ちょっと乗りにくくなったし、宿泊先にしても選択肢は狭まりました。海外旅行にも気軽に行けない時代。そうした状況で、キャンピングカーに注目が集まるのは自然な流れだったのではないでしょうか。

アメリカの70年代を色濃く感じさせるインテリア。内装はほぼオリジナルのまま。太ウネのコーデュロイ生地のソファなど、雰囲気抜群だ。

ミュージックプレイヤーは、当時のままのカセットテープ。海外版のカセットテープのジャケは、インテリア小物としても実に気が利いている。

ドライビングシート周りも、70年代当時のまま。イマドキの機器は便利だけど、この味は出せない。

ガスコンロなどの諸設備はすべて当時のもの。〈ジーエスアイ〉パーコーレーター ¥6,600、カップ ¥1,000、プレート ¥1,400、ボウル ¥1,200、〈ペンドルトン〉カトラリーウィズケースセット¥2,400(すべてエイアンド エフ)、〈カリタ〉コーヒーミル ¥8,000(カリタ)、〈オイゲン〉ホットサンドメーカー ¥8,000(及源鋳造)

天気の良い日には、ルーフトップに登ってくつろぐことも可能だ。後部には後付けでラックを取り付けて、積載量をアップ。長期のロードトリップにも対応。この「ブレイブ」はウィネベーゴを代表するモデルで、形を変えつつも、現在も新型が登場している超ロングセラー。

INFORMATION

ホーリースモーク

電話:045-914-5573
公式サイト

ニートRV

電話:043-234-5000
公式サイト

エイアンドエフ

電話:03-3209-7575

カリタ

電話:045-440-6444

及源鋳造

電話:0197-24-2411

スター商事

電話:03-3806-2651

キャンバス

電話:03-5639-9699

スノーピーク

電話:0120-010-660

ファイヤーサイド

電話:0265-82-4676

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