いま最もCBDが広く流通しているのはアメリカですが、〈エンドカ〉がスタートしたときはまったく市場がなかったので、原料を〈エンドカ〉から提供したという経緯があるそうです。CBDのパイオニアというのは決して大げさな表現ではないのです。
ちなみに、アメリカでは水耕栽培で効率的に、工業的にヘンプを育てているところが多いのですが、〈エンドカ〉ではそういったやり方はしていません。いわく「土壌が一番大切」とのこと。豊富なミネラルが含まれてる土地であること、土壌が農薬や化学物質に汚染されていない土地であることを大切にしているので、北欧のオーガニックな土壌で一毛作でヘンプ栽培をしています。
また、北欧デンマークのブランドらしく、パッケージやデザインなどは全体的にシンプルなしつらえになっています。リトアニアにあるバイオラボなども、かなりミニマルなつくりで、いわゆる“less is more”の精神が根付いているのだそうです。

左:ヘンプオイルドロップス 1500mg CBD(15%)¥21,600、右:ヘンプオイルドロップス 300mg CBD(3%)¥4,860
ー 〈エンドカ〉にはたくさんの種類のプロダクトがありますが、それぞれどんなときに使うといいんでしょうか?
松本: CBDを身体のどこに届けるかというのがポイントなんです。腸なのか、皮膚なのか、それによって種類が分かれています。一番扱いやすいのはオイルですね。舌の裏に垂らして、1分間ぐらい転がしていると、粘膜に吸収されて1~5分の間で効果を感じるひともいます。第二波が、胃とか腸に入った1時間後、ピークが2時間後でしょうか。量も一滴ごとに調整しやすいので、日中に向いています。あとは初心者向けでもありますね。