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Shopping Addict 2021 July 〜編集部員のお気に入り〜 後編

Shopping Addict 2021 July 〜編集部員のお気に入り〜 後編

連日猛暑が続くなか、ファッション業界は次なるサイクルへ。この「Shopping Addict」のラインナップからも、少しずつ秋の香りが漂ってきました。胸躍るお買い物シーズン、自分の物欲に正直に、財布の紐をゆるめていきましょう。

黄田駿
脇山修平
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
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01 32
黄田駿

フイナムのYouTube見た?

「フイナムYouTube」の担当になってから早3ヶ月。これまで何の気なしにYouTubeを観てましたが、毎日勉強の日々。「街録ch」「さらば」「EIKO!GO!」がお気に入り。WEBの仕事と平行しながら、死にものぐるいで毎週アップしてるので、チャンネル登録よろしくお願いします!

FFIXXED STUDIOS

フィックスステュディオスのポロシャツ

名門仕込みの名品。

「〈ブレス〉出身のデザイナーデュオによる香港ブランド」というのが、〈フィックスステュディオ〉を知るきっかけとなった第一報。そんなハードルを颯爽と飛び越える軽快さがこのブランドにはあります。一見するとシンプルなルックスですが、裾にかけてバイヤス状に入った2本のタックや裾のリブ、そしてオーバーサイジングと相まって、モダンな雰囲気に。それにポロシャツによくある鹿の子ではなく、サテンのようにつるんとした風合いなので、シャツのような品の良さも持ち合わせています。期待値以上のクオリティ。このブランド、非常にいいです。
¥35,200

Nid
nid-tokyo.com

COLECOLE

コールコールのビーチサンダル

ビーチで履く足袋。

つま先が露出するタイプのサンダルは滅多なことがない限り履きません。足先が冷えるし、誰かに踏まれそうだし、足元に不安はゴロゴロと転がっています。だけど、たまに履くのはもっぱらビーチサンダル。あのチープさとスラックスを合わせたときのコントラストが好きで好きでたまりません。その差が大きければ大きいほどいい。だから、チョイスした足袋の形をしたビーチサンダル。NYはロッカウェイ・ビーチを拠点にする2人のデザイナーによるブランドで、今年スタートしたばかりの新参者。スケボーやサーフィンに精通するからか、気取ってなくてイイ感じ。今年の夏はゴン攻めして、滅多なことをたくさん起こしたいのです。
各¥4,950

フリッジ
Instagram:@fridge.setagaya

KANGOL

カンゴールのハンチング(507)

ハンチング、裏で被るか?表で被るか?

真っ赤に燃える太陽がそうさせるのか、BEGINが駆り立てるのか、なぜだか真夏はハンチングが被りたくなります。南国的な文脈じゃなくて、クラシックでルードな雰囲気に惹かれるからです。そうやっていつも手に取るのが〈カンゴール〉。BACK TO FRONT(前後ろを逆にして被る)スタイルの代名詞といわれるアイテムですが、ぼくは断然、前被り。507ならなおさら前被り。もうひとつのシグネチャー504は丸いをツバをしていますが、こっちはすこし角張っていてシャープ。面長の自分が被っても、どこかスマート。サングラスと合わせるとことさらクールな野郎です。
¥5,830

カンゴール
kangol.jp/shop/

BRAIN SLEEP

ブレインスリープのピロー

1/3の純情な睡眠事情。

人生の3分の1は睡眠時間。なんて風によく言うけれど、お昼寝・惰眠をむさぼるぼくはきっとそれ以上に眠っているような気がします。量も大事ですが、質だって大切。“より速く、より深く、脳が眠る”を標榜するこの枕が至福のぐっすりをもたらしてくれます。その秘訣は、独自開発された超通気メッシュ構造によって、高い通気性を誇りホットになった頭をクールダウンさせる効果があるため。寝ながらにして熱や汗を排出してくれるというわけです。低反発と高反発の組み合わせによって優しく包み込まれ、寝返りもスムーズ。兎にも角にも、人生の3分の1に全力を注ぎ込んでくれる相棒なのです。これさえあれば、取材と称してもうちょっと惰眠もむさぼれそう。
ピロー+ピローカバー¥33,000

ブレインスリープ
brain-sleep.com

脇山修平

夏と言ったら。

アイスがかかせない季節。ハーゲンダッツは何味が好きか論争がたまに勃発しますが、個人的にはバニラです。クッキー&クリームも捨てがたい。でも、近年のお気に入りはNo.1は7プレミアムの「いちご大好きな白くま」です。あれ高いですよね…。

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE

エイポック エイブル イッセイ ミヤケのポロシャツ

サステナブル、だけじゃない。

生まれつき肌が弱いこともあり、洗剤などは余計な成分が入っていないモノを選んでいます。元を辿って水質がよくなれば肌への刺激も少なくなるのではと、生分解性も割と考えています。そんな少数派な視点からサステナブルな暮らしを応援しているのですが、服を選ぶときはそこまで重要視していませんでした。この〈エイポック エイブル イッセイ ミヤケ〉のポロシャツは廃棄される予定だった米のもみ殻を原料に「ソニー」が開発した「トリポーラス」という新素材を使用しています。この素材がすごい。説明すると長くなるので割愛しますが、黒が色あせにくい素材なんです。サステナブルだから買うというのももちろんいいことだと思います。でも、単純にデザインと機能に惚れて、実はサステナブルなつくりでしたというのが、素敵ですよね。
¥48,400

イッセイ ミヤケ
www.isseymiyake.com

inov-8 × Pilgrim Surf+Supply

イノヴェイト × ピルグリム サーフ+サプライのシューズ

憧れの全部載せ。

数えきれないほど発売されるコラボや別注アイテム。その中で個人的に欲しいと思うモノは、想像していなかったアレンジがされたアイテムだったりします。〈ピルグリム サーフ+サプライ〉が〈イノヴェイト〉に別注したこのシューズは、ナイロン素材のトレラン向けシューズ「FLYROC 345 GTX」をラフアウトに載せ替えた1足。トレランシューズにありがちなテクニカルな雰囲気があまり得意ではなかったのですが、アッパーによってどこか登山靴的なニュアンスを放っています。ラフアウト最高です。機能的には「ゴアテックス」を搭載しているので、雨も問題なし。しかも、シューレースは3色という欲しい要素が揃っていて、ラーメン屋でいうところの全部載せ感がたまりません。赤紐で某アウトドアシューズみたいに履きたいですね!
¥26,400

ピルグリム サーフ+サプライ
03-5459-1690
pilgrimsurfsupply.jp

FACETASM

ファセッタズムのトップス

愛がなくちゃね。

〈ファセッタズム〉本店のオープンを記念して、デザイナーの落合さんと「ドッグス」の記事をつくりました。落合さんは、ペティボンが描いたブラックフラッグの4本線のTシャツを着ていたり、パリコレデビュー時にはガス・ヴァン・サント監督の『エレファント』をモチーフにしていたりと、個人的にも好きなユースカルチャーへの愛を常に感じています。春の立ち上げより少し立ってから発売されたこちらは、パーカと前後を回転させたデニムジャケットをドッキングして、ベストにしたもの。これ一枚でバシッと着るのもありかもしれませんが、インナーにTシャツを着てレイヤードして着たいなと考えています。厚みがあるので、夏の冷房対策にもいい感じです。
¥71,500

ファセッタズム 青山
03-6459-2223
store.facetasm.jp

Lee

リーのパンツ

みんなのパンツ。

みんながみんな、幸せになるのは難しい。でも、できるならそうありたいよねって思ったのかは知りませんが、〈リー〉がリリースした「フリージー」は、誰もが幸せになれるパンツに限りになく近い存在です。と言っても、このパンツはワンサイズ展開。ですが、その1本でXSからXXL、センチで言うと66〜91センチまで対応しているんです。だから、とりあえず1本持っていれば家族全員でシェアできてしまうというワケで、意外とエコでもあります。意識はないと思いますが、差別問題や環境問題といった社会問題に一石を投じるパンツなのではと、勝手に思ったりもしています。そんな堅苦しい話はなしにしても、単純に履き心地がすごくラクだし、泊まりに来た人に貸せたりするので、1本あるとそれはもう重宝するはずです。
各¥7,920

リー・ジャパン カスタマーサービス
lee-japan.jp

須藤結理

ノットランドラー宣言。

コインランドリーにかったるそうに行くっていう“ファッション”をしてる奴を、”ランドリーしてる”というらしい。ア○ピーがラジオで言ってた。ラフな自分に酔ってるひとのことを揶揄していて、四畳半でクラゲを飼ってるひととかもその類。今回のアイテムセレクト、大丈夫かな? ランドリーしてない?

Whim Golf

ウィム ゴルフのスエードビブラムアジャスタブルスリッパー

能天気にゴルフでも。

小学の親友の家にあったパターセット。わたしのゴルフバージンは紛れもなく、あの時、あの場所でこっそり打った、あの一打でした。十数年後、まさかゴルフアイテムを人様に紹介する未来がくるとは…。と言っても、天の邪鬼なきらいがあるので、日本で2店舗でしか扱っていないところを。〈ウィム ゴルフ〉はゴルフとNBAが好きな兄ちゃんが2019年にスタートした、シカゴ発のブランドです。スポーツウェアの機能性に敬意を払いつつも、斜め上からユーモアを振りかけたような、そんなプロダクトが揃います。ビジュアルまわりも秀逸なのでぜひお目通しを。なかでもマスタードカラーが効いたサンダルは異質で、キュート。スエード素材のアッパーは厚ぼったいかと思いきや裏がメッシュ素材で、ダイヤルは大げさな見た目のわりにささやかなサイズ調整ができるのみ…。そしてこの一足だけ謎のジャパンメイド…。あざやかな肩透かしを喰らいつつ、出来過ぎてない君が好きだと叫びたい!
¥35,200

ベンド トーキョー
03-6804-3905
bendtokyo.com

BLUFCAMP

ブルーフ キャンプのチェックシャツ

なんてことないけどなんかいい。

…そんなチェックシャツの最適解は、映画『ウェンディー & ルーシー』と『きみの鳥はうたえる』が出してくれています。ヒロインが着てる褪せたそれが、とんでもなく最高なんです。女の子が着ているのもあって、野暮ったさと可憐な感じがうまくブレンドされてるというか。で、シャツはどんな色やチェック幅でもいいわけじゃなくて、そこには針の穴に糸を通すくらい慎重な吟味があってしかるべき。いざ現実で探そうと、私がまずお伺いをたてるのはただ一択、〈ブルーフキャンプ〉です。ふんわり起毛した綿素材のエアリーコットでつくったレギュラーカラーのシャツで、ゴールドの刺繍で「alphabet」。雑に丸めてこねて育てるほどに輝きそうな1枚ですよね。“定番アイテムで特に意味を持たせてはいないけど、誰かが着てそうな感じ”という、ブランド資料に載ってた言葉がまさに言い当てているので、最後にコピペしときます。あのヒロインたちの背中、そう遠くはない気がする!
¥19,800

ブルーフ キャンプ
www.blufcamp.com

WAITING FOR THE SUN

ウェイティングフォーザサンのチャーリー

眺めてよし、掛けてよし、地球にもよし。

各所からの批判を顧みずに言えば、わたしはアイウェアをブツとしての美しさでしか見ていません。自分が似合わないからか、かけたときの横顔が〜とかそういうのを一切気に留めなくなってしまったのです。そんなわたしが…と言うといかにもだけど、フランス発のエコなアイウェアブランド〈ウェイティングフォーザサン〉はずっとチェックしています。まずもってシーズンビジュアルがクール。そこらへんで撮ったようなラフさと浮遊感があって、そのおかげかアイテムも生活の延長にあるようで心地いいんです。なかにはエッジと気配りが効いた、愛嬌のあるモデルも。今シーズンで言うなら、いなせなパイロット風のフレームなのに、柔和なブラウンで仕上げられたこの一本がなかなかおもしろい。気になった方は、ブランド名よろしく、夏の太陽のもとでお迎えしてあげてください。
¥27,500

パーフェクトルーム 704
03-6337-5253
perfectroom704.com

REEL

リールのレザートリートメントバーム

さわって・ぬって・変わって。

うちの実家のしきたりというと大げさだけれど、半年にいちど革のメンテナンス会が開かれる。母か姉の号令のもと、家にあるすべての革製品がダイニングに集められ、順番こに磨かれていきます。その癖がついたので、上京したいまでもふと思い立って夜な夜なひとり磨いたり。なんですが、最近革製品を買いすぎたこともあり、その手間が億劫になっていたところ、見計らったように朗報が! 革小物を丹念につくるブランド〈リール〉から、香り付きのレザーバームがリリースされました。10種類以上の天然香料をブレンドして、いちからオリジナルの香りを製作したそう。定期的に塗り重ねると、革と香りがじわじわと調和していくので、あのバンドの名曲じゃないですが、さわって・ぬって・変わってって具合に経年変化をたのしめるみたいです。次の帰省の東京土産は、これに決まりっしょ!
¥4,180

リール
info@reel-needle.com
reel-needle.com

竹田崇真

登山はじめたい。

「アウトドアアクティビティ」をテーマにした7月のマンスリージャーナルを担当して、久しぶりの自然に触れた結果、山に登ってみたくなりました。いまはギア集めと、登山映画を見てモチベーションアップに勤しんでいます。ここにわざわざ書いたのは、やるやる詐欺にならないため。山友達、絶賛募集中です。

SHUN SASAKI

SHUN SASAKIのTシャツ

アブストラクトな労働者。

先日、ふと「代官山 蔦屋書店」に足を運んだときのこと。たまたま、グラフィックデザイナーの佐々木俊さんの作品展が開催されていて、そこで思いがけずして出合ったのが、このTシャツでした。フロントには3つの“WORKER”、バックには抽象的なフィルターを通して描かれたと思われる人間のグラフィック。これまで見たことのないデザインセンスに一目惚れしてしまいました。とは言ったものの、恥ずかしながらそのとき佐々木さんのことは知りませんでした。なので、これをぼくが着るのは「好きでもないアーティストのバンTを着る」みたいなものと同じことか? と自問自答したりして、購入するか迷っていたんです。ただ、よくよく考えてみると、ファンじゃないひとの心を一瞬で動かせる作品ってものすごい気がしますし、モノを起点になにかに興味を持つというのもアリなのでは。こんな言い訳を頭のなかにつらつらと並べて、無事お買い上げとなりました。これを着て、仕事頑張ります。
¥3,850

Shun Sasaki
Instagram:@nuhsikasas

Lunor

ルノアの眼鏡

まるで工業製品。

日々のデスクワークのせいか、最近みるみる視力が低下していってます。なので、いままで使っていた眼鏡が合わなくなってきて、そろそろ買い換えようかと思ってた矢先に、そのオンボロ眼鏡を紛失しました。これは絶好のチャンス! ということで、新しい相棒探しの旅へ。ただ、それほど眼鏡にこだわりがあるタイプではなかったので、いろんなショップを訪れては「どれも同じやん、、」という編集者らしからぬ感想を抱いていました。そんなとき、家の近くにある吉祥寺の「ザ・パークサイド・ルーム」に足を運ぶと、あったんです。無頓着なぼくの物欲を掻き立ててくれる逸品が。それがこの〈ルノア〉のもの。ドイツ生まれのブランドだからでしょうか、そこはかとなく漂う工業製品感。ねじ一本に至るまでオリジナルの部品を使用しているこだわりや、アンティークシルバーという使い込まれたかのような色味など、完全にぼくの好みドンズバ。安くはない買い物でしたが、メガネは顔の一部といいますし、末長く付き合って行こうと思います。
¥60,500

ザ・パークサイド・ルーム
www.tpr.jp

3LFTN apartment

レフトアパートメントのラグ

床にアートを。

コロナ禍を経て、「家のなかの充実度が生活の質に繋がる」という言説をそこかしこで見るようになりました。これにはもちろん共感ですが、お世辞にもぼくの部屋は充実しているとは言い難い、、。最近はそんなイケてない部屋から脱却しようといろいろ画策しています。まずはじめに着手すべきは家具、と思っていたんですが、ふと「アートを飾ってみよう」という謎の出来心がむくむくと成長。アートピースを販売するオンラインギャラリーサイト「レフトアパートメント」にて、グラフィティアーティストCOOKさんのラグを購入しました。ロサンゼルスと日本を拠点に活動されている方で、2011年には「映画エヴァンゲリオン」の公式グラフィティ・アートを手掛けたことも。そんなCOOKさんのアイコニックなキャラクターをキャンバス、ではなくラグに落とし込みました。絵画という形だとすこし気遅れしちゃうけど、これなら生活の中に溶け込むアートとして、いつでも、部屋のどこでも手軽に楽しめるんです。
¥33,000

レフトアパートメント
store.3lftn.com

Better™ Gift Shop

ベターギフトショップのキャップ

真夏に映えるオレンジ。

買い物したいけど、これといって買いたいものがない、なんてことありませんか?そんなときは、〈ベターギフトショップ〉のインスタグラムを見れば、必ずといっていいほど気になるアイテムが見つかります。さらりとグッドセンスなロゴやグラフィックをあしらったTシャツやキャップ、ボトルをはじめとするアクセサリー類は、乾き切ったぼくの物欲をいつも刺激してくれるんです。普段ロゴものを敬遠していても、〈ベターギフトショップ〉だと話は別。なかでも最近気になっているのが、メキシコのアーティストMartí Guerreroとコラボした6パネルキャップ。鮮やかなオレンジのボディに、フロントに鎮座するコミカルなキャラクター。ブランドを手がけるアヴィ・ゴールドのユニークな感性に満ちたデザインです。いつもなら落ち着いた色味を選ぶところだけど、今年の夏は少し遊んでみようかな、と思ってます。
¥8,800

ドーバー ストリート マーケット ギンザ
shop-jp.doverstreetmarket.com

柴山英樹

ルームランナー、最高です。

今年5月に我が家にやってきたルームランナー。天候に左右されず、好きなタイミングで走れるのはやっぱり便利。コイツのおかげで梅雨時も快適なランライフを送ることができました。最近も冷房の効いた室内でNetflixを観ながら走ってます。これって邪道ですかね?

FreshService

フレッシュサービスのシャツ

単刀直入に、好きです。

毎シーズン、必ずと言って良いほど買い足している〈フレッシュサービス〉のウェア。随所に散りばめられた機能的ディテール、とことんワイドでありながら上品さを感じられる都会的なシルエット、着るひとの個性を引き立てるミニマムなデザイン… 見に纏うための“道具”という明確な用途を持つ彼らの服は、ぼくにとって理想的な日常着です。今季セレクトしたのは、ブランド史上初となるオクスフォード生地のシャツ。スーピマコットン特有のしなやかさを備えつつ、洗いざらしにすることでラフさを演出。デザインアクセントにもなっているフロントポケットはマチ付きなので、なるべく手ブラで過ごしたいこの季節にもピッタリです。見ての通りカラーは爽やかなブルー、太陽の下でユルッと着てます。
¥26,400

FreshService headquarters
http://freshservice.jp/

KUON × TAGS WKGPTY

クオン × タグスワーキングパーティーのTシャツ

脱・無地コーデ。

Tシャツはインナー使いもしたいので、極力シンプルなものを選ぶようにしています。ただ、そのTシャツがコーディネートの主役になるいまの季節、無地ばかり着ていると少し物足りなさを感じることも。そこで今季、思い切って購入したのが〈クオン〉と〈タグスワーキングパーティー〉のコラボTです。目を惹くフロントプリントは、“糸”に見立てた英字を縦横に貼り付けることで“織物”を表現したもの。〈クオン〉を語るうえで欠かせないキーワードである“生地”を、〈タグスワーキングパーティー〉のアイコニックな手法ともいえる“コラージュ”で再現しているというわけです。かなり挑戦的なデザインに思えますが、夏はこれくらいの派手さが調子良い。個性的な一着は、日々のスタイリングを一層楽しくしてくれます。
各¥9,350

KUON
kuontokyo.myshopify.com

土屋鞄製造所

土屋鞄製造所の財布

愛さずにはいられない、レザーウォレット。

服も音楽も流行りに乗っかりがち。とことんミーハーなぼくですが、トレンド云々とはベクトルの異なる、上質なクラフトマンシップやつくり手の想いが感じられるジャパンブランドには心惹かれます。なかでもお気に入りは〈土屋鞄製造所〉。プロダクトはどれも洗練されていてスマート、それでいて機能的な印象です。メイン素材に「オイルバフドレザー」を採用したこちらは、素朴でマットな風合いが魅力。まだ新調したてなのですが、使うほどに増していく色味や光沢に愛着は深まっていく一方です。肝心の収納力もバッチリで、ポケットにすっぽり入るコンパクトなサイズ感もぼく好み。エイジングを見届けるまで、大事に使っていきたいと思います。そしてお金も同じくらい大切に扱います(笑)。
¥30,800

土屋鞄製造所
tsuchiya-kaban.jp

asportuguesas

アスポルトゥゲサスのサンダル

気持ちいいビーサン。

夏といえば海! 海といえば海パン、それと忘れちゃいけないのがサンダル! というわけで購入したのが、昨年の秋にポルトガルからやってきたフットウェアブランド〈アスポルトゥゲサス〉のビーサンです。パッと見、サンダル全体を覆う斑点模様が気になるかと思いますが、その秘密は素材にあります。実はフッドヘッドとソールに天然コルクとラバーを使用していて、この意外性溢れる異素材使いが優れたクッション性とグリップ力を実現。そして凸凹した形状のアウトソールは、足にかかる負担を分散・吸収してくれます。ビーサンは長時間の歩行に不向き、というイメージがありましたが、コレは別物。ビーチはもちろんコンクリートの上ですらフワッと快適に歩けます。
¥9,570

有限会社ハイブリッジインターナショナル
03-3486-8849

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