PROFILE

フリーランスPR、ライター、アウトドアスタイリストなど、その仕事は多岐に渡る。アウトドア歴24年、キャンプ歴18年。自他共に認めるサウナ好きでもある。
Instagram:@yamadaze
安くて品質がいい。ギア選びは、それに尽きる。

幼少期、北海道の倶知安(くっちゃん)で育った山田さん。近くには蝦夷富士と呼ばれる標高1,898メートルの羊蹄山、ウインタースポーツのメッカであるニセコもすぐそこ。アウトドアフィールドが当たり前に広がる場所で、山田さんのアウトドアキャリアはスタートしました。
「その頃はよく、家族でキャンプに行ってました。で、あるとき、地元の新聞で『原始的なキャンプをしている家族がいる!』みたいな感じで、ぼくら家族のことが記事になって。それが少しうれしくて、ギアにも興味を深めていったんです」
そこからキャンプはもちろん、登山にはまり、クライミングもして、いまは渓流釣り。
何百、何千というギアに触れてきた山田さんですが、そんな百戦錬磨が、ギアを選ぶ基準はなんのか。
「見た目はもちろん大事。だけど、結局は”安くて品質がいい”に尽きますね」

海外の高級メーカーのものは見た目がスタイリッシュでかっこいいし、ガレージメーカーのそれも、希少価値があってコレクタブル。どっちも捨てがたい。でも行き着く先は”安くて品質がいい”という、当たり前の基準。しかも、過酷なアウトドアの環境だから、ラフに、遠慮なく使えるものがいいのです。デザインがよければなおのこと。
で、そのすべてを満たしてくれるのが、兵庫県生まれのギアメーカー〈オノエ(ONOE)〉なのでした。