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エディフィスが辿り着いた心地良い日常着。MET24で過ごす、あの人のオンとオフ。
Life with New Balance MET24

エディフィスが辿り着いた心地良い日常着。MET24で過ごす、あの人のオンとオフ。

リモートワークもすっかり定着し、ライフスタイルがより多様化した現代において、ぼくたちのユニフォームって結局どんな服なんだろう。「エディフィス」が導いた答えは、〈ニューバランス〉のシューズを美しく見せることをコンセプトに生まれたアパレルライン「MET24」。高機能繊維「ソロテックス」を用いたアイテムの数々は、軽くて動きやすく、ぼくたちの生活にスッと馴染んでくれる。今回はそんな心強い「MET24」を、常識に捉われない生活を選ぶ新時代のクリエイター3人のお話とともにご紹介。

02. 19歳の少年が抱く壮大な野心

PROFILE

Sein
GIDDRA ディレクター

ファッション誌やブランドビジュアルにてモデルとして活躍する傍ら、今年3月にはギャラリーショップ「GIDDRA」を渋谷・神山町にオープン。自分たちの制作物をはじめ、自身が本当にイケていると思ったペインティングや写真、ZINE、ウェアのみを展開している。最近はファクトリーというバンドを結成。
Instagram:@tokyocitytimes

ON STYLE
DOUBLE SHORT COAT × STRAIGHT FIT

スラッとした体格に、あどけなさのなかに見え隠れする大人の顔。ファッション誌で見かけた彼は、何だかとても気になる存在だった。そんなセインくんにとってのONの場所は、ほぼ毎日いるというギャラリー「ギドラ」だ。

「ここにある作品のアーティストは、みんなものづくりが好きなんです。売れる売れない関係なく、ただひたすらつくって溜まって、どうしようもなくなったって奴ばっか。でもアートって、人に見せて初めてカタチになるものになると思うから、そのためには発信する場所が必要だったんです。だけど、彼らに場所を探す手間をかけたくない。なら、ぼくがつくるしかないなって」

若干19歳にして、若いアーティストのための場所づくりに名乗り出たというセインくん。その行動力の高さには、ただただ、感心してしまう。

「それを大人がやるのは違うと思うんですよ。お金はあるけれど、その一方で責任もあるわけじゃないですか。だから、どこかビジネスぽくなってしまう。ぼくはもっとディープなことをしたいし、いまだから許されることをやりたい」

そう話すセイン君にとって、「ギドラ」はどんな場所なのか。

「ここは学校だと思ってます。っていうのも、この前、15歳の男の子が『スケボー教えてください』って突然やってきたんです。アートには興味がなかったみたいなんですけね。それでスケボーしたり、いろんな話をしてたら、そのうち友達も連れて来るようになって。徐々に14,15歳くらいの超若い世代が、こういう魂がこもったアートに関心を持つようになったんです。それに感動しつつ、そういう経験ってすごい大事だなと気づかされて。ぼくが15歳の時とか、こういう場所に怖くて行けなかったですから」

「でも、もし行けてたら、いまの自分にも良い影響があっただろうなっていう後悔はあります。だからぼくより下の世代の子たちには、学んだものを気軽にアウトプットできるような環境を提供してあげたい。『ギドラ』はそういう場所でもあります」

セインくんがオンの服として選んだのは、クラシックなコートスタイル。ギャラリーで作業するときにサラッとコートを羽織ってしまうあたりが彼らしいセンスだ。

「すごく軽いから快適に作業できますね。これを綺麗に着るのももちろんカッコいいけど、あえてペイントとかして汚してみるのもいいかも」

「それと、スナップボタンが良いですね。トラッドすぎず、スポーティすぎず。シックなのに開け閉めしやすい。あとはポケット。こういうストレッチ素材って、重いものを入れたときにシルエットが変わるのがイヤなんですけど、これはスマホを入れても大丈夫ですね」

OFF STYLE
COACH JACKET × WIDE TAPERED FIT

ギドラ以外で過ごす時間は何をしているのか聞くと「バンド、音楽をつくること、スケートボードすること、遊ぶこと」とキッパリ。

「オンの時は、どうやったらあの人に絵を描かせることができるかとか、常に企画を考えているので、オフの時は頭を休めるようにしてます。スケボーする時も何も考えずに滑ってますね。あと、彼女といろんな所に行きます。感性がすごい似てて、ぼくがいいよねって思うものは彼女にとってもいいものだし、ダメだってことは彼女にとっても良くない。美術館に行くにしても1人より2人で行った方が楽しい。一緒に過ごすことで、オフをより満喫できてる気がします」

友達と遊んで、スケートして、恋人と過ごす。「ギドラ」での大人びた発言とは裏腹に、オフのセインくんは等身大の19歳だった。

「このパンツはスケボーする時にも動きやすかったです。シルエットが気に入りました。ぼく、基本的にテーパードのパンツは似合わないですけど、これはしっくりくる。クロップド丈に調整されているからですかね、洗練された印象です。やっぱり〈ニューバランス〉はクラシックで好きですね」

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