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ワンアンドオンリーを探る、MY G-SHOCK。 Case01 藤井隆行 ノンネイティブ デザイナー
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ワンアンドオンリーを探る、MY G-SHOCK。 Case01 藤井隆行 ノンネイティブ デザイナー

「自分好みの色でG-SHOCKがつくれたなら」。そんな願望を叶える企画が、10月20日よりスタートします。「MY G-SHOCK」と名付けられたそのサービスは、定番の5600型をベースに、文字板、ベゼル、ベルト、ベルトループ、バックルの配色を自分の好きなように決められるというもの。その組み合わせの合計は、なんと190万通り以上にも登ります。 今回はそんな「MY G-SHOCK」を、様々な職種の方に体験してもらいました。

1回目に登場するのは〈ノンネイティブ(nonnative)〉のデザイナー・藤井隆行さん。自身のブランドのデザインはもちろん、さまざまな別注を手がけてきた藤井さんによる色出しは、らしさ溢れる白眉の仕上がりでした。

渾身の一本みたいな感じで意気込まないほうがつくりやすい。

紆余曲折を経て、ようやく完成まで至った藤井さんの「MY G-SHOCK」。体験してみてどうだったのか、感想を尋ねるとこんな回答が戻ってきました。

「プラモデルをつくっているみたいでおもしろかったですね。男性のファッションって、魅せるポイントが少ないじゃないですか。着られるアイテムは限られるし、男性で化粧する人はそんなに多くない、それにアクセサリーをジャラジャラつけるわけでもない。そういう意味で個性を出したり、遊びを取り入れるには、こういうサービスがすごく効果的だと思います。スニーカーでもこういうサービスをやっているブランドがありますが、それと合わせてつくるのもおもしろそうですね。あとは大切な人のことを考えながらギフトとして贈るのもよさそう」

デザイナーという職業柄、藤井さんは普段からさまざまな生地を見比べ、そこからさらに色をセレクトしています。そのときに意識しているのは引き算だと続けます。

「たとえばスニーカーを別注するとなったときに、ぼくは革靴っぽくしたいなと思うんです。だからベージュを選んだりしてるんですけど。あとはそのアイテムを実際に自分が使うかどうかというのも重要なポイントで。あまり目立ちすぎても飽きちゃうし、『あ、それ履いてるんだ?』って人と会って1時間後とかに気づかれるくらいがちょうどいい。だから色出しするときに最初はぎゅっと詰め込んで、あとから引き算をしていきながらいい塩梅を探るようにしています」

実際にサービスを利用するユーザーに向けて、カスタマイズするに当たってのアドバイスもいただきました。

「1本に絞らず、3本くらいつくるのがいいと思いますね。たとえば自分の持っているスニーカーの色に合わせたり、それとは気分を変えて別の色でつくったり。実際にぼくがもう1本つくるなら、やっぱりミリタリーっぽい色でつくりたいと思ってて。最初にグレーを選んだから、今度は薄い色がいいなと思ったんです。あとは文字板も黒にしたから、次は白にしてみたい。そういう感じで、何本かつくってみるとシチュエーションや気分によっていろんな使い方ができる。渾身の一本みたいな感じで意気込まないほうがつくりやすいと思います」

終始楽しそうに色出しをしていた藤井さん。最後に、「MY G-SHOCK」でつくったこの1本を実際に腕に巻くとしたら、どんなシーンでつけたいか訊いてみました。

「この色ならどんなシーンでも、どんなウェアでも合わせやすいと思うんですよ。それこそグレー系のスーツにあえて合わせるのも面白いかもしれない。なので、運動やアウトドアシーンに限らず、普段使いしたいですね。オンでもオフでもつけられるというか。ある意味それは〈ノンネイティブ〉っぽいのかなとも思うし。この配色、だんだん気に入ってきました。いい感じの時計ができてよかった」

INFORMATION

カシオ計算機株式会社

電話:03-5334-4869
g-shock.jp

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