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Yogee New Waves粕谷哲司が語る、釣りと音楽と​、グラミチ。
Fishing & Music & Fashion

Yogee New Waves
粕谷哲司が語る、釣りと音楽と​、グラミチ。

1982年、天才クライマーによってカリフォルニアで誕生した〈グラミチ(GRAMICCI)〉は、いまやアウトドアシーンにとどまらずタウンユースとしても世界中で愛されています。今回はそのパンツを愛用する「Yogee New Waves」のドラマー、粕谷哲司さんのフィッシングに同行しました。アウトドアをルーツとするパンツは、釣り着としても日常のリラックスウェアとしても万能なのだそう。音楽と釣りを愛する氏のライフスタイルのなかで〈グラミチ〉はどんな存在なのか、その魅力を聞きます。

  • Photo_Takuroh Toyama
  • Styling_Yasuka Lee
  • Text_Takako Nagai
  • Edit_Ryo Muramatsu

この時代だから、できることがあるはず。

ー 10月には2年ぶりのアルバムがリリースされますが、制作中、釣りで気分転換できましたか?

釣りがあって、本当によかった。暫くいろいろなことがあり、誰もが悩んだり苦しさを感じてきたと思います。ぼくもみんなと同じように「こういう時代だからできることを考えなければ」と、何百回と自分に言い聞かせてきた。そんななかで頭をリフレッシュさせてくれるのが釣りだったし、腐ってもしょうがないと前向きにさせてくれました。ネガティブなループに入らずに過ごせたのは釣りのおかげかな。

ー コロナ禍、どのように過ごしていたんでしょう。

緊急事態宣言下ではぼくたちのロゴを使って塗り絵をしてもらう「ヨグペイント」という企画をしたり、自分たちの好きな曲でプレイリストをつくったり…そんなひとつひとつがあったから、もう一度制作モードに入ることができました。そして音楽に触れる時間は長くなりましたね。ドラムと正面から向き合って、いまもそれが続いている感覚です。

ー 自分自身を育てる時間だったのでしょうか?

以前はアウトプットの連続だったけれど、コロナ禍になってからはインプットに時間を費やしていました。動画を掘ったりアフリカのリズムを研究したり…またゼロから入れてみようという気持ちでリズムの基礎に立ち返りましたね。メンバーとこのまま会えないかもしれない不安があったからこそ、マイクやパソコンをスタジオに持ち込んで自分で音録りをするようになったし、自身のドラム動画もSNSに積極的に上げていました。何も起こらなければ、できるようにならなかったことも、気付けなかったこともあると思います。

ー 新たに挑戦したいことも出てきていますか?

広がりと可能性を感じています。とはいえ頭の中に鳴っている音を簡単に出せるわけではなくて。思い通りにできずにヤキモキするし、いまはそれが悩ましくて面白い。自分の頭に入れた音をこれからどう出して行くか、ツアーがすごく楽しみです。

ー 1stから3rdまでのアルバムは島三部作とも言われていましたね。今回の「WINDORGAN」の聞きどころは?

このアルバムは “都会への回帰”。自粛期間以前は旅から吸収することも多く、そしていまは時代感のなかで街やひとへの憧憬もある。いまの気持ちが詰まっています。

ー アルバムに収録され、アルバム名にもなっている「windorgan」はどんな楽曲でしょう。

この楽曲はボーカルの健吾が最後につくった曲です。「あしたてんきになれ」と「Toromi days feat. Kuo(落日飛車Sunset Rollercoaster)」の間に大切な一曲が入ったことで、アルバムの佇まいは変わったと思います。

ー 個人的に思い入れの深い曲はありますか?

「JUST」ですね。変な言い方かもしれませんが、不思議なほど静けさのある曲。実際にそういう音色でドラムも録っていますが、歌詞は内省的でかつ直接的。メンバーも気合を入れて、時間をかけてつくった曲です。

ー 難しい時代のなかで、アルバムを完成させたんですね。

いままでのアルバム制作のなかでも一番時間と気持ちを使ったように思います。このパンデミックのなかで楽曲への気持ちの変化もあったしメンバーの議論も多かった。そんな過程もありましたが、みなさんに自由に聞いていただけたら嬉しいです。

INFORMATION

インス

電話:0120-900-736
グラミチ オフィシャルサイト

ISSUE
電話:03-3712-1838

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