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チャンピオンのスウェットと六者六様のオーセンティック。
BACK TO BASICS vol.3

チャンピオンのスウェットと六者六様のオーセンティック。

1919年に創業したアスレチックウェアブランドの〈チャンピオン(Champion)〉。100年以上におよぶ歴史のなかであらゆる名作を輩出し、ファッション好きなら必ず袖を通したと言っても過言ではありません。特に普遍的であり、語る上で外せないのは、スウェットです。チャンピオンの希少なアーカイブスを忠実に再現した復刻ラインTRUE TO ARCHIVESやMADE IN USAのシリーズ、そしてREVERSE WEAVE®シリーズでは新素材を使用し現代的にアップデートされたものなど、たくさんの魅力的なアイテムをリリースし続けています。そんなさまざまな表情を持つアイテムを、ファッション玄人たちはどのように見ているのか。そして、どう着こなすのか。これからの季節に欠かせないスウェットの、新しい価値観を見出してもらいます。

  • Photo_Hiroshi Nakamura
  • Text_Shogo Komatsu (Eiji Katano、Keiji Kaneko)、Tommy (Yutaka Fujihara)
  • Edit_Shun KodaSoma Takeda

STYLE 1 憧れていた名品は、期待通りの仕上がり。

PROFILE

金子 恵治
L’ÉCHOPPEコンセプター

セレクトショップ「エディフィス」でバイヤーを務めた後に独立し、2015年にセレクトショップ「レショップ」を青山に立ち上げた。他にも、ブランドをプロデュースしたり、コラボレーションを企画したりと現代のファッションシーンを牽引する。
Instagram : @keiji_kaneko

ー こちらは、首周りのリブにフードを挟み込んだ、通称「後付けパーカ」。ヴィンテージの名品が復刻されたものです。

18歳くらいの時にアメカジブームがあって、当時から憧れの的でした。今もオリジナルを探しますけど、とても買える値段じゃないし、見かけることさえほぼありません。そういったアイテムが復刻されるのは、本当に嬉しいです。どちらかと言えば、ファッション的観点と言うより、ノスタルジックな感情。ずっと着てみたかった名品です。

ー 実際に袖を通してみて、いかがですか?

普通のパーカとは首元のフィット感が違っていて、それが醍醐味だと思います。フードを後付けしているからこそ、フィット感をアップデートされていないのがよかった。期待通りの仕上がりに満足です。

ー タグは四方をすべて縫っている、通称「タタキタグ」が用いられていて、デザインとフードに縫い付けている位置も当時のままです。

そういうところに気分が上がります。着込んで変化していく生地の風合いが楽しみなので、タグもどんな経年変化をするのか、期待が高まりますね。

ー ワイドなチノパンでコーディネートされました。

昔のアメカジとは違う、僕なりに考える大人のアメカジをイメージしてみました。王道カラーのパーカーには、チノパンが一番合うと思います。ここにヴィンテージのスニーカーを合わせちゃったら、トゥーマッチな気分。だから、あえて白のレザーのスニーカーを合わせています。キャップもレザーを選び、小物で上質さを演出してみました。

ー 金子さんはパーカーをどのように着こなしますか?

フードの活かし方が悩みどころ。だから、個人的には秋や春に1枚で着たいですね。でも、寒い季節も着たくなるから、その時はインナーを着込んじゃいますね。ぼくは基本的に、パーカーをアウターとして着たいんです。

ー なるほど。もし、後付けパーカの上にアウターをレイヤードしたいという人にアドバイスするなら、どんなものが合うと思いますか?

首元にボリュームがあるアウターだと、後付けしているフードの醍醐味が薄れる気がするので、薄手のほうがいいと思います。例えば、ビッグサイズのテーラードジャケットなら、後付けパーカの魅力が高まるのではないでしょうか。

STYLE 2 フォルムと風合いはそのままに、問題を解消。

ー 着ていただいているリバースウィーブ®︎は、独自開発の素材、ポリプロピレンL.W.Dを採用しています。L.W.Dとは、Light(軽量)・Warm(保温)・Dry(ドライ)の頭文字で、今までにない高機能素材です。

僕の知っているリバースウィーブ®︎と、形は同じだけど、まったく別の着心地。古着だったりすると、どうしても乾きにくいですからね。でも、汗を吸ってくれたり丈夫だったりするので、綿が扱いにくいかと言ったら、そうでもない。ただやっぱり、乾きにくさの問題を解消してくれるのは嬉しいです。従来の柔らかい風合いは変わらないから、動きやすくていいですね。

ー 新しい素材のリバースウィーブ®︎を着てみて、価値観は変わりましたか?

ポリプロピレンを使うなんて想像もしていなかったけど、過去を振り返ってみても、〈チャンピオン〉は常に進化していることを知っているので、ブランドのポリシーを根底に据えたまま、あらゆることにトライしているのは素晴らしいことだと思います。

ー 最初にリバースウィーブ®︎を着たのは、いつですか?

確か、高校生くらい。もともと、リバースウィーブ®︎ではない〈チャンピオン〉のスウェットを着ていたけど、MADE IN USAに憧れて、古着のリバースウィーブ®︎を買いました。当時はジャストサイズでコーディネートするのが主流で、僕は体が細かったから、ゆったりとしたシルエットのリバースウィーブ®︎を着こなすのが大変だったんですよ。いまはトレンドも体型も変わったから、悩まずに着こなせるようになりました。

ー 定番のグレーではなく、ブラックを選ばれましたね。

ブラックのほうが都会に馴染むと思いまして。いつも通りのシャツとデニムパンツの着こなしに、ブラックを合わせるだけで引き締まった印象になります。あと、革靴を履きたい気分だったので、デニムは色落ちしていないリジッドものを選んでいます。ブラックのポリプロピレンのキレイな印象に、全体を調和させました。

ー 確かに、上品な印象です。

裏テーマとして考えたのは、古着好きのお坊ちゃんのイメージ。ようやくイタリア製のレザーシューズを買って、よく分かっていないけど、こればっかり履いている。そして、成長したからデニムパンツの丈が短くて、ソックスが見えちゃっている、みたいな(笑)。育ちがいいから、スウェットの下にシャツを着ていたり、ドレスソックスを履いていたり、そういうちょっとした細工をしても、風変わりに見えないのは〈チャンピオン〉のスウェットがオーセンティックなアイテムだからですね。

INFORMATION

ヘインズブランズ ジャパン(株)

TEL:0120-456-042
チャンピオン公式オンラインストア
Twitter: @champion__japan
Instagram: @champion_japan
Facebook: @ChampionJapan

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