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Shopping Addict 2021 Oct. 〜編集部員のお気に入り〜 後編

Shopping Addict 2021 Oct.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

「秋はどこに行った⁉︎」 ってくらい急に冷え込んだ今年の10月。そろそろ冬支度の頃合いです。そんな時こそ「ショッピングアディクト 」の出番。コーデュロイジャケットやモコモコのカーディガンを筆頭に、これからの季節に着たい&使いたいアイテムを豊富に集めました。

黄田駿
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
古賀結花
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01 32
黄田駿

スペクテイター。

Addictのセレクトには、毎回なんとなく裏テーマを設定しています。今月は“スペクテイター”。スポーツの観戦者のことです。ド定番でいえば、スタジャンとかボンボンニット帽とか。極私的な解釈のスペクテイター。他人からしたらまったく理解できないと思いますが、どうぞ。

AURALEE

オーラリーのカーディガン

メロメロ。

数年前から愛用している〈オーラリー〉のベビーカシミヤのクルーネックニット。うっとりするほどふわふわで、こっくりとした品の良さ。なんのストレスも感じず、着ていると自然と高揚感を覚えるような服です。そんなベビーカシミヤシリーズに登場した新型のカーディガン。カーデタイプは以前からありましたが、今回からポケットを備え、ショート丈にアップデートしたことで、ジャケット感覚でも着ることができます。バンTと合わせても中和してくれそうだし、同色ニットをアンサンブルで着てもいい。プロデューサー巻きだってお手のもの。色、艶、肌触り……とにかく首ったけです。
¥74,800

オーラリー
auralee.jp

RIER

リアのブルゾン

プログレッシブ牧歌。

「1LDK」の青山店で見つけて、ハッとしたのがこのブルゾン。オーストリアとイタリアにまたがる南チロル地方で生まれたデザイナーによる〈リア〉は、牧歌的でもありつつ、都会的なセンスも落とし込まれています。なかでもこのブルゾンは、ストリート然とした雰囲気もあるのに密度が高いローデンウールで仕立てているため、どこか緊張感もある面持ちに。高密度といってもフリースのように軽くて毛並みもなめらか。それに防水や透湿にも優れているからシミや汚れにも滅法強いみたいです。淑やかさもあるけど、逞しい気品も感じさせる。オリーブドラブのM-65パンツとか、ワントーンで合わせてもいいんじゃなかろうか。
¥101,200

1LDK AOYAMA HOTEL
03-5778-3552

beautiful people

ビューティフルピープルのバスケットボールバッグ

食指は添えるだけ。

青春時代に明け暮れたバスケットボール。いまではめっきりボールと縁遠くなりましたが、プレーから離れれば離れるほど、バスケモチーフの雑貨に弱くなるばかり。だから、このバッグには見事にやられました。ベーシックな巾着に思えて、底から見たときの独特な放射状はさながらバスケットボール。まんまなオレンジ色もありましたが、自分が服に合わせるならこの黒一択。〈ビューティフルピープル〉の置きにいかないオフェンシブな姿勢にはいつも感動するばかり。来秋には『スラムダンク』の映画も公開されることですし、ショッピングカートに華麗なダンクをかましてやろうかと画策中です。
39,600

ビューティフルピープル
beautiful-people.jp

りらすく

りらすくのCBDミントタブレット

CHILLED YOU DOWN.

“CBD”という言葉はすっかり耳に馴染んできたけれど、オイルだったりガムだったり、特有のオーガニックぽい味にはまだ馴染めないまま。だけど、何かにすがってチルしたいときだって当然あります。それもいつでも、どこでも、手軽で気楽が希望条件。この〈りらすく〉がサンプリングしているのは、確信犯的なデザインだけでなく、手軽さもそうなんです。ササッと2粒、口に含めばすっきりとしたミントの味わい。それにCBD成分を吸収しやすくするための特殊な技術も凝らしているそう。だから、即効性に期待できるのだとか。これを使って「人生が変わりました」なんてことはないけれど、すがれる存在ができて心はすっかり穏やかです。
各¥3,960

りらすく
cbdsouq.tokyo

須藤結理

「映画という麻薬メランジを吸え。」

最近は映画と聞けばデューンと答える体になりました。それほど震えたからなんですが、フイナムでも特集記事を公開。大御所も大御所のデザイナーお二人が、その魅力を四方八方から語ってくださいました。読み応え、噛み応えしかありませんのでぜひ。(表題はライター小林さんが考えた初稿のタイトル。諸事情ありお蔵入りですが、あまりに素晴らしくてここで成仏!)

ENDS and MEANS

エンズ アンド ミーンズのクルー ネック スエット

夕日こぼれる、霜降りかな。

この霜降りのオレンジ、既視感があって記憶をたどったのですが、結局思い当たりませんでした。でも絶対に見た自信はある。どことなく懐かしさがあるからでしょうか。それにしてもいい色です。聞いたところによると”ススキ色”とのこと。すすき1本1本のあいだから夕日がこぼれているような、そんな情景が(勝手に)浮かび、膝を打ちました。オリジナルの杢裏毛を使用していて、安心するくらい肉厚な生地だというところも必見。そして脇リブ・フリーダムスリーブなど、機能面にも目配せしているのは、このブランドらしさでもありますよね。今季の〈エンズ アンド ミーンズ〉も、マスクの下でにやにやしてしまう出来でした。
¥20,900

endsandmeans.jp
03-6273-0349

AUBETT

オーベットのSuper140’sパイルメルトンプルオーバー

惚れ惚れする摩擦。

毎シーズン、〈オーベット〉の展示会で袖を通すたびに想像します。この半年、1年のあいだ、丹念に丹念に服がつくられていたことを。こんなにも肌と生地がこすれる瞬間に幸せだと感じるブランドは、本当に数えるくらいだと思います。今季とくに唸ったのが、このプルオーバー。まず驚いていただきたいのが、(ブツ撮りにも関わらず)陰影のひだに艶感があってハリもあるということ。理由は高級感のあるパイルにあえて強縮絨を施しているから。そのおかげで表情のあるメルトンジャージーに仕上がるのです。そして大きく肩傾斜をつけることで、胸に大きなドレープ感が生まれて、素材も相まって品のいい顔立ちに。職種はちがうけれど、こういう仕事をわたしもしたいものです。
¥33,000

info@aubett.com
www.aubett.com

PUGMENT

パグメントのクルーネックニット

未来、予感しとく?

どこに誘われるのかわからないワクワク感を〈パグメント〉に感じるのはわたしだけでしょうか? なんというか、SF映画を観ているような。毎シーズン、ユーザーが抱きかけたブランドのイメージを遠慮なく変形させ、裏切っていくさまが潔いのです。新作コレクションはその名も「Sundress」。 “気候変動によって生活が大きく変わり、服の生産が難しくなった世界” が舞台だそうで、紫外線が降り注ぐ環境下で退色する服に着想を得たアイテムを展開しています。このニットは、肩の切り替えと袖のリブ部分がアクセントになったツートーンで、腕にはパッチがぺたり。国の運営機関などの制服ぽさもありつつ、首を通すとモダンにはまる。また〈パグメント〉は新しい景色を見せてくれました。
¥30,000

info@pugment.com
pugment.com

J. D. Cycle Tech

J. D. サイクルテックのロングスリーブTシャツ

センス走るロンT。

以前、両国にある自転車屋「J. D. Cycle Tech」の店主のジェームスさんを取材させていただきました。訪れたスタッフ全員の名前をていねいにメモしたり、甘いお菓子を用意していてくれたりと、商いをしていらっしゃるからこその気配りの数々に、スタッフ一同ほっこりした気持ちで帰りました。そしてそのほっこりには、このオリジナルのロンTを手に入れた喜びも含みます。背面のイラストは、ジェームスさんが自転車屋をはじめるにあたって譲り受けたという機械が描かれています。その他、お店のこまかな情報がベーシックなフォントでずらり。センスがそこかしこに走っている稀有なロンTなわけですが、いまのうちに謝っておきます。わたし以外にクライアントさんとライターさんも買っていったので、残り枚数がわずかです。
¥4,510

jdcycletech.theshop.jp
Instagram:@jamesdiion

竹田崇真

立ち仕事。

先日まで伊勢丹新宿店メンズ館で開催されていたポップアップショップ「SOTO and NAKA」にて、ぼくも店頭で接客させてもらっていました。人生で初めて販売の仕事をしましたが、自分の一言が購入に結びついたときの嬉しさたるや。それにしても立ち仕事ってこんなにキツいんですね、、。

Carhartt WIP

カーハートWIPのジャケット

ノスタルジックな野暮ったさ。

ワークウェアが好きなので、度々〈カーハート〉のインスタグラムをチェックしています。そうしていると、いつも物欲を刺激してくれるアイテムに必ずと言っていいほど出合えるんですよね。今回の場合は、2021年秋冬コレクションのルックで見かけて一目惚れした、〈カーハートWIP〉のデニスジャケット。普段ロゴものは進んで手にはとらないんですが、これは一見どこのロゴか分からなくて、企業のユニフォーム的なノリに心惹かれました。形はフード付きのコーチジャケット、素材はコーデュロイという組み合わせも面白いなと。実際に手に持ってみれば分かりますが、生地は厚手でヘビーデューティー、ライナーはキルティングで保温性も抜群なので、真冬でも中に着込めばこれ一枚で大丈夫そう。ズバに太めのワークパンツと合わせたいです。
¥28,600

カーハート WIP ストア トーキョー
03-3402-9810
carhartt-wip.jp

BRU NA BOINNE

ブルーナボインのコート

テクニカルでクラシカル。

クラシックなものを独自の視点で咀嚼する。温故知新というんですかね、とりあえずそういう物づくりが好きです。〈ブルーナボイン〉のランスロットコートもそのひとつ。トラッドな雰囲気漂うコートをベースにしながら、ほどよいツイストが加えられた出で立ち。例えば、前合わせを深く重ねたり、襟元と袖口をニットリブにしたり、用と美を兼ね備えるディテールが心をくすぐってくるんです。しかもボディには撥水加工が施されていたり、防寒性抜群のブランケットライナーが装備されていたり、冬のアウターとしてのスペックも申し分なし。テクニカルとクラシカルを絶妙な塩梅でミックスした逸品です。
¥88,000

ブルーナボイン
bnb-onlinestore.jp

mellow people architect

メローピープル アーキテクトのスナップT

大定番を名アレンジ。

社会人になってから、服を選ぶときに重要視するのがデザインからケアの容易さにシフトしています。というのも、一人暮らしをするようになって自分で洗濯せざるを得なくなりましたが、仕事柄夜型の生活なので、なかなか洗濯機を回せなくて、、。だから、匂いがつきにくかったり、多少雑に扱っても問題ないぐらいのアイテムが助かるんです。そういう観点で言うと〈メローピープル アーキテクト〉のスナップTは堪りません。スタイリストの近藤有倫さんがディレクションしているブランドで、最大の特徴は素材にあります。アメリカの「ココナ」社が開発した「37.5®technology」は、汗が液体化する前に蒸発させることで蒸れを防いだり、ニオイを閉じ込め洗濯時に放出してくれたり、至れり尽くせりの高機能素材。しかも人体の理想的な深部体温である37.5°C、ひとが快適と感じる湿度37.5%、この2つの数値を維持するための吸水速乾と湿度調整機能も備えています。これはアウトドアウェアにおける大定番を、現代の日常に寄り添う形へと昇華させた名アレンジでしょう。
24200

メローピープル アーキテクト
slowtempo.online/collections/mellow-people

ClarksOriginals

クラークス オリジナルズのCaravan

リアムに憧れて。

〈クラークス〉が気になっています。編集者のくせに今更かよというツッコミが入りそうですが、そこはご愛敬とさせてください。なかでも注目しているのは、ブランドのアーカイブから着想を得た「Caravan」です。定番の「ワラビー」ももちろん好きなんですが、最近履いているひとを街中でよく見かけることから少々手が出しにくいなと。ただ天邪鬼というだけなんですけど。 このモデルを見つけたのは、彼のリアム・ギャラガーが少し前に開催された音楽フェスで履いていたから。リアムファンからすればそれだけで購入するには十分な理由ですが、シルエットも「ワラビー」と比べて、ノーズがやや長く、どこかシュッとした見た目になっているのも好み。靴は基本的に黒か白しか履かないですが、今年の冬はこのベージュをどう履きこなしてやろうかと思索中です。
¥31,900

クラークス オリジナルズ
www.clarks.co.jp

柴山英樹

東北サ旅。

先日公開した東北サウナ特集。記事では5施設を巡る旅と書きましたが、実際に訪れたサウナは6箇所。撮影の合間を縫ってプライベートで向かった「キュア国分町」もかなり最高でした。ドライサウナは左手に電気式のストーン、右手にガス式遠赤外線のダブルストーブ。16度の水風呂は体をキリッと引き締め、外のととのい椅子はリクライニングチェア。まさに文句なしのセッティングです。生まれて初めて外気浴中に寝落ちしました。

KAPTAIN SUNSHINE × BERNARD ZINS

キャプテン サンシャイン×ベルナール ザンスのパンツ

白パンデビュー。

今年こそは! と思いつつも、生まれてこの方チャレンジできずにいた白パン。いざ穿こうにもシルエット次第ではいやらしく見えてしまうアイテムですし、モノによってはアンダーウェアが透けることも。そんなこんなで“白パン=高難易度”という勝手なイメージを抱いていたのですが、ついに満足のいく一本に出合えました。それが、〈キャプテンサンシャイン〉と〈ベルナールザンス〉のコラボです。フランス軍のミリタリートラウザーをベースとしたこちらは、ぼく好みのワイドシルエットにややテーパードを効かせたデザイン。フロントに深めのタックを2本入れることで、無骨ななかにも上品さが感じられる仕上がりに。ナチュラルなきなり色は、白パン特有の透け問題も見事に解決してくれます。最近は黒のトラックジャケットとスニーカーに合わせて穿くのがマイブームです。
¥42,900

KAPTAIN SUNSHINE
kaptainsunshine.com

fosterr

フォスターのATHLETIC HOODIE

これでアンダー1万円。

今年の夏、「ベイクルーズ」のメディアプレビューに行ってからずっと気になっていた「​​フォスター」。〈YSTRDY’S TMRRW〉の元デザイナー・管野寿哉さんが手がける「417 エディフィス」の新レーベルで、プレスの阿部さんも今季の大目玉と太鼓判を押していました。そんな注目株が先月ローンチしたとのことで早速ゲット。フーディを選んでみたのですが、その調子がかなり良い! 素材は肉厚でありながらもソフトで、優しく包みこむような着心地はまさにリラックスウェア。シルエットは程よくゆとりがあり、いまの季節は主役として、冬本番はコートのインナーとしても着やすそうです。ベロアのような光沢もポイントで、カジュアルでありながらもどこか品が漂う一品に。そして決め手は、アンダー1万円というフレンドリーなプライス設定。セットアップで着られるスエットパンツも展開されているので、合わせてチェックしてみてください。
¥9,900

417 ÉDIFICE
03-5456-6971

KITH

キスのカットソー

冬に映えるアイスブルー。

昨年7月に日本上陸してからというもの、定期的にチェックしている〈キス〉。“圧巻”のひと言に尽きる煌びやかな内装とは裏腹に、〈キス〉の服は一貫してクラシック。トレンドとは一線を画す上質なものづくりが感じられ、ショップに足を運ぶたび、彼らへのイメージがアップデートされています。個人的な今季の傑作は、淡いアイスブルーが目を引くタートルネックのカットソー。生地は肉厚でありながらもごわつきがなく、シルエットは程よくゆったり。アイコニックなブランドロゴは同色で配していて、刺繍がこれまた上品な印象です。トーンが暗くなりがちな秋冬の装いは、これをミックスさせるだけで、印象がパッと華やぎます。
¥17,050

KITH
kithtokyo.com

FreshService

フレッシュサービスのシェルジャケット

またまた買い足しました。

おそらくここ一年でイチバン出番の多かったブランドが〈フレッシュサービス〉。周りからも「また⁉︎」と言われるくらい、よく着ています。「デカイ! 便利! タフに着られる!!」と個人的にグッとくる3拍子を備えた彼らの服は、忙しない朝についつい手に取ってしまうんですよね。そんな〈フレッシュサービス〉から、またしてもドストライクな一枚が登場しました。それがこのシェルジャケット。米軍の寒冷地向けアウターをベースとしていて、リップストップナイロンに防水・透湿の機能素材をラミネートしたオリジナルの3レイヤー構造。表地には撥水加工を施し、ディテールには止水ファスナーやシームテープを採用するなど、目の行き届いた本格仕様となっています。アウトドアブランドのものにはない、都会的なワイドシルエットもポイント。街から山まで、どんなフィールドでも快適に着こなせます。
¥63,800

FreshService Headquarters
freshservice.jp

古賀結花

ファッションで勝負できない。

先月から編集部をしています。服は好きだけど、服のことは分かりません…。想像通り、いや想像以上に、フイナムのみんなのファッション素養は高レベル。なので早々に土俵から降りることにします。幸いにもひとより少々、キャンプをします。アウトドア分野でごまかしごまかししている間に、ファッションの勉強をさせてください。

NATAL DESIGN × HALF TRACK PRODUCTS

ネイタルデザイン × ハーフトラックプロダクツのIBP

文庫本が入っています。

小さくて機能的なバッグが好きです。だからいまだにサコッシュブームの渦中。この「IBP」は貴重品を入れるのにちょうどよく、重宝しています。〈ハーフトラックプロダクツ〉の「IBP」をベースに〈ネイタルデザイン〉のオリジナル生地や配色でアレンジしたコラボアイテムで、〈ハーフトラック〉に〈ネイタル〉ロゴを思いっきり被せるという悪ふざけ具合から、ブランド同士の仲良しっぷりが伺えます。内袋がついていて、引き出せば500mlのペットボトルが入るサイズに拡張することも。つい持ち歩くものを増やしてしまうので、ありがたい仕様です。内側にあるジッパー付きポケットは、お釣りの一時的な逃げ場に使ったりしています。目を引くレトロストライプ柄は、小物ならアクセントになっていい感じです。自宅以外では片時も離さず身につけているので、へその緒が入っているのではないかと噂されたりしています……。
¥6,600

NATAL DESIGN
www.natal.jp

DRINKTANKS

ドリンクタンクスの32オンスグラウラー2.0

スローライフのお供。

ビールの量り売り専用容器「グラウラーボトル」なる存在を最近、知りました。好きなビールを選び、詰め込み、持ち帰る幸せ。缶ゴミの削減にもなる上、容器の製造まで手が回らない小さなクラフトビールメーカーの活性化にもつながっているんだとか。もっと早く知っていたら、おうち時間もさらに充実していただろうにな。余談ですがこの「ドリンクタンクス」を扱う鎌倉のビールの量り売り店「バナバサ(VANAVASA)」に伺ったところ、「globe」のマーク・パンサー氏に遭遇。毎日通ってビールを32オンス、自宅で楽しんでいるんだとか。そんなスローライフに憧れます。
¥13,750

株式会社サントレーディングジャパン
suntradingjapan.com

MSY

MSYおにやんま君

小さな守神君。

これまで虫とは縁遠い人生を歩んできました。が、アウトドアと飲酒を始めた途端、急に虫が身近な存在に……。特にアブは歩けなくなるくらい足が腫れると聞くので、刺される前から震えています。そんな折に、アウトドア派のカメラマンさんから教えてもらったのが「おにやんま君」。愛称かと思ったら商品名でした。アブやハチの天敵は、実はこのおにやんま。ということで、こいつがついていると、森の中でじっとしていてもアブに刺されない、というちょっと不思議な代物です。もともと釣り用具として販売されている「おにやんま君」は、アウトドア界隈で大人気。”効果アリ”との口コミもよく耳にします。しかし、効果よりも何よりも、釣り具的な素材感や、なかなか精巧な顔つきなど、かわいらしいフォルムに惹かれます。テントに吊るしたり、バッグに付けたりしているだけで、なんだか心強い「おにやんま君」です。
¥1,200

YOU☆SHI JAPAN
you-shi.ocnk.net

KARUIZAWA BOOKS

軽井沢書店のブックカバー

軽井沢の衝撃!

旅行前、結局読まずじまいで終わると分かっていながら本を積み込み、旅先でもまた本を買い、帰る頃には荷物がずっしり。なんてことがしばしばです。避暑地を求めてこの夏に行った軽井沢でも、駅の近くに書店を発見。入り口には時期ごとに決まったテーマの雑貨が集められ、選書にもオリジナリティがあり、思いがけない歓待にクラクラして、いつの間にやら手には4冊も積み上がっていました。出会いは大事にしたいとはいえ、まだ朝イチ。これからの行程を思い、少し憂鬱になりながら会計を済ませていました。そこで、本にかけられたのは真っ白いカバー。いや、よく見ると凹凸が。広げてみると、白い紙に白樺の森が控えめにプリントされていました。なんて気が利いているんだ……! 旅の思い出は、すべてこれに持っていかれました。
¥0(購入する本の価格による)

軽井沢書店
store.tsite.jp/karuizawabooks

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