
FEATURE / PREMIUM



# 002
CAMP GEAR 2021 WINTER
この冬を制する
50のキャンプギア。
キャンプが夏の遊びとは限りません。
澄んだ空気、まばらなひと、焚き火の暖かさ、体に染み渡るような心地良さをもたらしてくれるのは冬なんです。
ただし油断は禁物。下準備なしで極寒のキャンプを制するのは至難の技です。
そこで今回も、このヒップなアウトドア連載「Garage’s(ガレージーズ)」をナビゲートしてくれるのは平健一さん。
彼の目利きで50のキャンプアイテムをセレクトしてもらいました。
冬を乗り越え、トレンドもキャッチする珠玉の道具たちを見よ!
Photo_ Yuya Wada
Stylist_ Kenichi Taira
Text_ Takashi Sakurai
Edit_ Yuka Koga
Cooperation_ PICA Fujiyama
Design&Development_ BONITO
Winter Gear 極寒を凌ぐ冬のギア
暖房器具 Heater
冬にキャンプへ行くとき、
まずはいかに暖をとるか考えるべし。
器具によって燃料も暖まり方も違うから、
そこはお好みで。
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サンゾー工務店 3ZOKOUMUTEN
トランスフォームする焚き火台
暖炉をモチーフに設計された折り畳み式焚き火台。写真の半月型の他にも五角形や、「ハンゲツ」2つを組み合わせて円形にするなど、さまざまな形とサイズに変更することができ、シチュエーションに合わせて使い分けられる。素材は窒素加工された鉄で、変形しにくいので、ガンガン燃やしても問題なし。収納時には驚くほどコンパクトになり、ソロキャンプにもピッタリの焚き火台に仕上がっている。
PRICE RODAN STANDARD ¥20,350
HANGETSU OPTION ¥23,650INFO. サンゾー工務店
Instagram : @sanzokoumuten -
センゴクアラジン × オレンジ Sengoku Aladdin × Orange
売り切れ必至のコラボストーブ
和歌山県に本店を構える、大人気アウトドアショップ「オレンジ」が、今回別注した〈センゴク アラジン〉の「ポータブルガスストーブ」。カセットコンロなどと同様のCB缶を使用するので、キャンプとの相性は抜群。高さ40cmとコンパクトなサイズなので、クルマにも積みやすく、気軽に野外へ連れ出せる。特殊なホーロー加工がされたグロスグレーという限定色は、キャンプシーンだけでなくインテリアアイテムとしても秀逸だ。連続燃焼時間は最長で4時間程度。
PRICE ¥37,400
INFO. オレンジ ギア館
TEL:0736-20-1329
Instagram : @orange_outdoor_shop -
ワークタフギア Work Tuff Gear
真冬のキャンプは薪ストーブが必需品
冬のキャンプシーンで活躍してくれる組み立て式の薪ストーブ。正面だけでなく、両サイドにもガラスが仕込んであるので、揺らめく炎を心ゆくまで堪能できる。ストーブ天板ではもちろん調理も可能。写真のように煙突穴があるタイプのテントと組み合わせれば、真冬でもぬくぬくのキャンプを楽しむことができる。組み立て時のサイズは26×54.5×266cmで、収納時は26×50×30cmと非常にコンパクトになる点もうれしい。
PRICE ¥71,500
INFO. アブレイズ
TEL:045-810-1815
Instagram : @work_tuff_stove, @feel_ablaze
テントサウナ Tent sauna
最近流行りの外遊びは、
テントサウナに入ること。
冬は水風呂に入らずとも、
キンと冷えた外気浴が気持ちいいんです。
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モルジュ MORZH
サウナの本場からやってきたテントサウナ
ロシア人からしたら、サウナは真冬に入るもの。マイナス20度まで冷えこむ極寒の冬こそサウナの季節、という国からやってきた最強のテントサウナ。テント本体にキルティング素材を採用することで、外の冷気をシャットアウト。ハイパワーな対流式ストーブの熱もしっかりと閉じ込めてくれる。もちろん、アロマ水でのロウリュも楽しめる。
PRICE ¥176,000
INFO. Sauna Camp.
MAIL : shop@saunacamp.net
Instagram : @saunacamp

ダウンアイテム Down item
体をふわりと軽く暖かく包み込むダウンは、
アウトドアにもってこい。
ただし焚き火は厳禁ですよ。
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モンベル montbell
ダウン寝袋の弱点をことごとく克服
寝袋内のダウンがかたよってしまうと、どうしてもその性能は低下する。それを防ぐためにモンベルが開発したのがこのシュラフ。スパイダーバッフルシステムという独自構造で、隔壁を排除した仕様になっている。縫い目が少ないため、防水透湿素材を採用することも可能になり、ダウン寝袋の弱点であった水濡れへの弱さも克服。ストレッチ性もあるため、寝心地も上々というトータルパフォーマンスに優れた逸品だ。
PRICE ¥68,200
INFO. モンベル・カスタマー・サービス
TEL : 06-6536-5740
montbell.jp -
ナンガ × オレンジ NANGA × Orange
デイリーに使えるダウンパンツ
日本が世界に誇るダウンメーカー〈ナンガ〉とアウトドアショップ「オレンジ」がコラボして生まれたダウンパンツ。ミリタリーライクなヘチマキルトを採用していて、650フィルパワーのダウンが封入されているにもかかわらず、シルエットはやや細身。キャンプシーンだけでなく、日常着として使い回せるのもうれしいポイントだ。裾はリブ仕様になっているので、足元からの冷気の侵入を効果的に防いでくれる。
PRICE ¥18,900
INFO. オレンジ アパレル館
TEL:0736-26-8888
Instagram : @orange_outdoor_shop -
ナンガ NANGA
かわいい見た目の本格仕様
冬キャンプでの最大の敵とも言えるのが、足元から忍び込んでくる冷気。それを防ぐのに効果的なのがいわゆるゾウ足と呼ばれるテントシューズ。この〈ナンガ〉のテントシューズは中綿にホワイトダックダウンをたっぷり封入。そして表地に防水透湿性にすぐれたオーロラテックスを採用するという最強の布陣。もちろんキャンプだけでなく、ルームシューズとしても優秀。くるぶしの高さは折り畳むことで調整できる。
PRICE ¥10,780
INFO. ナンガ
TEL : 0120-920-106
Instagram : @nanga_official

ブランケット Blanket
座ってまったりしている時間が長いと、
冬はそれだけ体も冷えていく。
膝にかけたりチェアに敷いたり、
布一枚で使い道はたっぷり。
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ネルデザインワークス neru design works
ラフに使えるフリースブランケット
ポリエステル100%のフリース膝掛け。ウール製などに比べると格段に軽く肌触りも上々。折り畳めば驚くほどコンパクトになる。汚れてしまっても洗濯機でガンガン洗えるところもうれしい。キャンプシーンで流行の兆しのあるリアルツリーカモを採用。サイズは110×75cm。
PRICE ¥5,940
INFO. ネルデザインワークス
MAIL : info@nerudesignworks.com
Instagram : @nerudesignworks -
リベレイダース Liberaiders
ミリタリーをキャンプに落とし込む
アイテム名にあるPXとは、米軍施設で日用品を扱う売店のこと。〈リベレイダース〉はミリタリーを強く意識したアイテムを多数リリースしている。ヘチマキルトを採用したクッションとブランケットは、冬キャンプでの防寒対策にピッタリ。見た目どおりタフなつくりになっているので、ガンガン使って味を出したいアイテムだ。
PRICE CUSHION:¥7,150
BLANKET:¥13,200INFO. ニュートロン
TEL : 03-5785-4672
Instagram : @liberaiders -
ナチュラルマウンテンモンキーズ NATURAL MOUNTAIN MONKEYS
クラック柄のウール100%ブランケット
タレントのヒロミさんをキャンプマイスターに迎え、いま人気急上昇中の〈ナチュラルマウンテンモンキーズ〉。この「ホテルブランケット」は、ウール100%。生産は日本屈指の毛布の町である泉大津で行っているという本格派だ。サイズは190×110cmで、上半身を覆うのにちょうどよいサイズ感。四つ折りにするとカーミットチェアにピッタリと収まるので、クッション的な使い方もできる。“どんな物にも、ひびがある。でも、光が差し込むのは、そこからなのさ。”というナポレオンのメッセージを哲学とするこのブランケット。柄もそこから来ているのかも。
PRICE ¥29,700
INFO. ナチュラルマウンテンモンキーズ
MAIL : nmmonkeys@gmail.com
Instagram : @naturalmountainmonkeys -
ヴァン ライフ サプライ
バイ フリークス ストア VAN LIFE SUPPLY by FRESK’S STORE秋冬キャンプの腰回り防寒対策に
〈ヴァン ライフ サプライ バイ フリークス ストア〉は、「フリークス ストア」が新たに展開するカー&アウトドアグッズのブランド。このアイテムはアウトドアの名品「カーミットチェア」にシンデレラフィットするチェアカバー。ボア素材で防寒性もしっかりあり、背面には小物類を入れておくのに便利な複数の収納ポケット付き。取り外して膝掛けとしても使える。
PRICE ¥5,280
INFO. “The Camp”FREAK’S STORE
TEL : 0280-47-1186
Instagram : @vanlifesupply_by_freaksstore

ウェア&アクセサリー Wear&Accessories
冬は着るものにも手を抜けない。
小物ひとつ、素材ひとつで
体感温度がガラリと変わります。
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グリップスワニー × オレンジ GRIP SWANY × Orange
焚き火特化型のオレンジ別注難燃ジャケット
〈グリップスワニー〉に「オレンジ」が別注して生まれたこのフィールドジャケット。一見するとクラシカルな見た目だが、今風の工夫が随所にあるのが特徴。表地には難燃素材を採用し、ガシガシ焚き火ができる仕様なのでキャンプシーンに最適。中綿キルティングや袖口のインナーリブなど防寒性能も十分。ポケットも大容量なので、さまざまなギアを身につけておくこともできる。フロントはジップアップとスナップボタンの二重構造になっている。
PRICE ¥25,300
INFO. オレンジ アパレル館
TEL : 0736-26-8888
Instagram : @orange_outdoor_shop -
ヒアネス HERENESS
環境配慮型のウールフリース
ニュージーランド産のメリノウールを贅沢に使用したフリースジャケット。胸ポケットにはサトウキビ由来のポリエステルを採用した、環境への配慮をコンセプトのひとつに掲げている〈ヒアネス〉らしいアイテムだ。メリノウール特有の暖かさと乾きの早さは、キャンプシーンはもちろん、ハイキングなどさまざまなアクティビティで活躍してくれそうだ。
PRICE ¥33,000
INFO. ヒアネスカスタマーサポート
TEL : 0120-560-799
Instagram : @hereness_jp -
ブラウン バイ ツータックス BROWN by 2-tacs
ウールフリースのフワッと感が癖になる
一見、シンプルなスエットに見えるが、実はウールフリースを採用したクルーネック。天然素材のウールの特性である、乾きやすいという特徴も持っている。表地の毛足を長くして起毛させることで、フワッとしたシルエットに仕立ててある。十分な保温性をキープしつつ、驚くほど軽い着心地。アウターとしてもインナーとしても活躍してくれる、着回しの効く一着。
PRICE ¥36,300
INFO. The Fhont Shop
TEL : 03-5724-7232
Instagram : @the_fhont_shop -
コロンビア Columbia
独自機能で進化したネックゲイター
首回りを温めるというのは、防寒の基本。このネックゲイターは、裏地に“オムニヒートサーマルリフレクティブ”という機能を搭載していて、自分から発する熱を効果的に反射させるので、想像以上の暖かさをキープ。いま流行りのリアルツリー柄のほか、全3色展開。
PRICE ¥3,630
INFO. コロンビアスポーツウェアジャパン
TEL : 0120-193-803
Instagram : @columbia_jp -
グリップスワニー GRIP SWANY
冬の焚き火の細かい作業にも最適
細かい枝などを使う焚き付けのときは、指先は動きやすくしておいた方が効率的。このハンドウォーマーは手首回りの内側にフリース素材を採用することで、しっかり保温しつつ、指先フリー。難燃素材のミリタリーファブリックを採用しているので、少々の火の粉などはものともしない性能も誇る。
PRICE ¥2,750
INFO. スワニー販売
TEL : 03-3306-1411
Instagram : @gripswany
フットウェア Footwear
寒い時期のフィールドは霜が降りていたり、
標高が高いと雪が降ったりするので
足元を固めていきましょう。
なにより冷えは地面からやってきます。
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キーン KEEN
脱ぎ履きしやすウィンターブーツ
リサイクルPETを使用した独自の保温素材がたっぷり封入されたウィンターブーツ。脱ぎ履きがラクなので、テントへの出入りが頻繁なキャンプシーンにピッタリ。ソールにはトラクションに優れた新開発のラグパターンを採用していて、さらに防水仕様なので、ウィンターアクティビティのお供にも。
PRICE ¥17,600
INFO. KEEN Japan
TEL : KEEN Japan
Instagram : @keen_japan -
ソレル SOREL
使用限界温度はなんとマイナス32度!
ウィンターブーツといえばやっぱり〈ソレル〉。このモデルは足元からの冷気を遮断する2.5mmの圧縮フェルトや、たっぷり入ったインシュレーションなど、万全の防寒対策が施されている。氷の上でも滑りにくいソールパターンも兼ね備えている。脱ぎ履きしやすいサイドゴア仕様なのもキャンプ向き。
PRICE ¥16,500
INFO. コロンビアスポーツウェアジャパン
TEL : 0120-193-803
Instagram : @sorel_jp
New Gear いま買うべきニューアイテム
テント、テーブル、チェア Tent,Table,Chair
冬天井高め、座面低めが今っぽいキャンプスタイル。
それでいて全体的にコンパクトにまとめるとスマートです。
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ネルデザインワークス neru design works
満を持して登場した大人気ブランドのテント
設計に2年をかけたという、つくり手の“欲しい”がギュッと詰め込まれたドーム型テント。爆発的人気を誇っているアウトドアガレージブランドの〈ネルデザインワークス〉初となるこのテントは、グレーカラーが印象的。あえてポリエステル/コットン素材を採用することで、ミリタリーライクな質感に仕上がっている。両サイドに開口部があって、ちょっとカマクラを連想させるような美しいシルエットも魅力的だ。大型ドームテント類のなかでは抜群に設営しやすく、慣れてしまえば大人1人で簡単に設営できる。
PRICE ¥242,000
INFO. ネルデザインワークス
MAIL : info@nerudesignworks.com
Instagram : @nerudesignworks -
スパッツ SPATZ
老舗が手がけるシンプルなキャンプテーブル
1935年にスイスで産声をあげたブランド〈スパッツ〉のファニチャーラインが2021年に日本デビュー。このローテーブルはドイツ産のブナ材を採用したもので、脚に天板を載せるだけの簡単設営。収納時は脚を畳んで、テーブルトップをクルクル巻き取ってしまえば、かなりコンパクトになる。展開時のサイズは57×45×35cm。
PRICE ¥20,350
INFO. バーリオ
TEL : 075-354-6604
Instagram : @gearism_ist -
アシモクラフツ asimocrafts
スケートデッキ風の味出し天板
“天板”のみの販売というコアな商品。〈バリスティクス〉の「SBS KIT」を脚にすることでテーブルとして使える。ウッド部分はオイル仕上げのオークで、フレームはスチール製なので、使い込むほどにいい味が出てくれそうな点にも注目。別売りで三脚アタッチメントがあり、それを使えばカメラの三脚を脚にして使うことも可能。
PRICE ¥30,250
INFO. アシモクラフツ
Instagram : @asimocrafts -
バリスティクス Ballistics
超希少な英軍モノをリプロダクト
かつてイギリス軍で採用されていた椅子としてはローバーチェアが有名。その30年ほど古い時代にごく少量だけ生産されていたフィールドチェアを〈バリスティクス〉がリプロダクト。そもそも元となるサンプルが超希少なので、おそらく世界唯一の試み。分解組み立ても簡単で、しかも収納時は直径14×58cmとコンパクトになる。写真のものは座面を別売りのリアルツリー柄に変更してある。
PRICE CHAIR:¥53,900
JACKET:¥7,920INFO. バリスティクス
TEL : 03-5766-5615
Instagram : @ballistics.jp -
ニーモ・イクイップメント NEMO Equipment
包み込まれるようなリクライニングチェア
名作「スターゲイズシリーズ」の発展形。フレーム部分が適度にしなるので、体の動きに合わせてつねにピッタリフィット。両サイドのベルトの長さを調節することでリクライニングもできるので、もはやキャンプサイトで座ったきり状態になること必至。重量は約830gと、この手のポータブルチェアの中でもトップクラスの軽さ。収納時には10×10×35cmに。
PRICE ¥16,500
INFO. イワタニ・プリムス
TEL : 03-3555-5605
Instagram : @nemoequipmentjp -
ペレグリン デザイン Peregrine Design
他と被りたくないあなたへ
名作ゆえに他人と被りがちな「カーミットチェア」。個性を出したいひとにおすすめなのが、この張り替えキット。「カーミットチェア」に合わせた上下の布地がセットになっていて、プラスドライバーひとつで簡単に張り替えができる。柄はリアルツリーカモを採用。背面にはビッグサイズのポケットとループが付く。
PRICE ¥7,150
INFO. ペレグリン デザイン
MAIL : peregrinedesignfactory@gmail.com
Instagram : @peregrine_design -
エル・エル・ビーン L.L.bean
クラシカルな雰囲気をまとった最新チェア
超老舗アウトドアブランドがリリースしている折り畳みチェア。システム的には最新式だが、ブロックチェックパターンがクラシカルなキャンプギアの雰囲気を踏襲。座面部分はメッシュ仕様になっているので、高い通気性を誇るだけでなく軽量化にも一役買っている。重量は約1.2kgで、収納時には36×13×10cmと非常にコンパクトになる。
PRICE ¥9,790
INFO. エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター
TEL : 0422-79-9131
Instagram : @llbeanjapan

ライト、ランタン Light , Lantern
近年、LEDライトの進化はめざましい。
明るさ、手軽さ、見た目のよさ。
本体だけじゃなく、自分好みに
カスタムできるオプションパーツが人気です。
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ナトゥーラ NATURA
大人気の小型LEDライトをドレスアップ
10.4×4.6cmと超小型ながら、最大300ルーメンを誇るLEDライト。ランタンをはじめ、フラッシュライト、SOSライト、さらにはポータブルバッテリーとしての機能も備えているので、キャンプはもちろん防災グッズとしても重宝する。写真のものは〈ティースペックギア〉が手がける専用カバーとストラップを装着したもの。
PRICE NATURAのLEDライト ¥4,950
T SPEC GEAR×C&C.P.HのLEDライトカバー ¥3,190INFO. 平屋
Instagram : @tairaya_ -
ミカン MIKAN
ツル、オク、クッツケル。3役こなすLEDランタン
これだけで3つの使い方ができる、ちょっとレトロな見た目のLEDランタン。写真のようにカラビナなどで吊るすのは序の口、傘を外して逆さまに置けば卓上ランタン、そして底部にはマグネットが仕込まれていて、クルマのボディなど鉄製のものにくっつけることもできるのだ。内蔵バッテリーは1800mahのリチウムイオンポリマー電池で、最大20時間の連続点灯が可能。最大300ルーメンで3段階に明るさが変更できる。剥き出しの電球部分はポリカーボネート製なので、ちょっとやそっとじゃ割れない頑丈さだ。
PRICE ¥3,980
INFO. オレンジ ギア館
TEL : 0736-20-1329
Instagram : @orange_outdoor_shop -
ソト / ロック・フィールド イクイップメント SOTO / LOCKFIELD EQUIPMENT
揺らめく炎を楽しめるガス式ロウソク
「ヒノト」はまるでロウソクのような優しい光。タンクに繰り返しガスを充填して使える他、OD缶に直接接続しての使用も可能。充填はライターガスやCB缶に対応しているので、キャンプあるあるの、ちょっとだけ残ったガス缶を効率的に使い切るのにも一役買ってくれる。外径38mmとコンパクトサイズでテーブル上に置いても邪魔にならないのもポイント。写真は下部に「ロックフィールド イクイップメント」が製作している「アダプタHNT」と「アダムスキーハット」を組み合わせて、さらに安定感を増したカスタム仕様。
PRICE ヒノト ¥6,930
アダプタHNT ¥5,500
アダムスキーハット ¥4,400
INFO. 新富士バーナー
TEL : 0533-75-5000
Instagram : @soto_japan_official
ロック・フィールド イクイップメント
TEL : 070-4680-5552
Instagram : @lockfield_equipment -
クリハラタクミ+38エクスプロー KURIHARA TAKUMI+38explore
「ゴールゼロ」の名作をより便利に
キャンパーの間で大人気の「ゴールゼロ ライトハウス マイクロ」シリーズに取り付けるアタッチメントというかなり尖ったプロダクト。このアタッチメントと組み合わせることで、写真のようにホヤによる優しい拡散光に変更可能。別売りの「ゼロポッド」と組み合わせればテーブルの側面に挟み込んで設置することができるようになる他、脚を取り付けての直置きも可能。
PRICE ¥4,180
INFO. DekiTech
MAIL : dekitech38@gmail.com
Instagram : @38explore -
ティースペックギア T SPEC GEAR
定番ランタンを気軽にアップデート
世界的に有名なオイルランタン「フュアハンドランタン」。そのなかでも人気モデルである「ハリケーンランタン」と「デイツランタン 78サイズ」にジャストフィットするランタンシェード。表面はステンレスヘアライン仕様で、装着するだけでグッと高級感が増す逸品。ブランド名があしらわれたプレートが付く。
PRICE ¥6,600
INFO. T SPEC GEAR
tspecgear.theshop.jp -
ゼインアーツ ZANEARTS
シンプルかつ機能的なランタンハンガー
アルミ製シャフトを採用しているため軽量で取り回しのしやすいランタンハンガー。パイプは3分割することができ、収納性にすぐれるだけでなく、組み合わせによってハイ・ローと2段階の高さ設定が可能。打ち込み棒を地面に差したら、ネジで固定するだけという設置のしやすさも特徴だ。
PRICE ¥7,678
INFO. ゼインアーツ
TEL : 0263-87-2955
Instagram : @zanearts_official

料理 Cooking
食事はキャンプを大いに彩る要素のひとつ。
いい調理器具、いいテーブルウェア、
いい調味料を揃えるのがポイントです。
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ザ ・ノース・フェイス THE NORTH FACE
保冷力と軽さを両立した優秀クーラー
最近、キャンプギアにも力を入れている〈ザ・ノース・フェイス〉からリリースされたソフトクーラー。厚手のインナーフォームを内蔵し、高い保冷力と防水性、耐久性に優れている。約1.2kgという軽さで、内容物が多少重くなっても付属のショルダーストラップで持ち運びも容易。350ml缶を14本収納できる。
PRICE ¥27,500
INFO. ザ ・ノース・フェイス
Instagram : @thenorthface -
アウトサイドイン OUTSIDE IN
ホットサンドを2枚同時焼き!
キャンプの朝ご飯の定番といえばホットサンド。この「トースト・アンド・ロースト」は、2セットのホットサンドを一度につくることができる時短アイテム。さらに上下のパーツを分割すると、それぞれ鋳鉄製のフライパンとしても機能する。焚き火でガンガン使えるのはもちろん、IH調理器にも対応しているので普段使いにも向く。
PRICE ¥11,990
INFO. E&E
TEL : 0256-39-0177
Instagram : @outside_in_jp -
オールドマウンテン OLD MOUNTAIN
かつての王室御用達を現代風に復刻
1800年代に王室で使用されていたというピュータープレートを完璧に再現した皿。アルミ鋳造で仕上げられていてどっしりとした質感も魅力的。裏にはブランド名が刻印されている。直径13cmで、キャンプシーンでおつまみ皿としても使えるし、質感が素晴らしいので、家でのディスプレイ用プレートとして使うのもよさそう。
PRICE ¥5,500
INFO. オールドマウンテン
MAIL : info@oldmountain.jp
Instagram : @oldmountain_official -
カノワ canowa
リバーシブルで使えるタフな皿
キャンプシーンで紙皿に料理を盛るのは寂しすぎ。かといって割れやすいものを持っていくわけにもいかない。この「リバーシブルプレート」は、素材にメラミン樹脂を採用しているので、まずもって衝撃に強い。耐熱性、耐水性、耐摩耗性などさまざまな面でタフさを発揮。裏表リバーシブルなので、盛り皿、取り皿とシーンによって使い分けができる。風で飛ばず、収納しやすいスクエア型で油汚れが落ちやすいため、アウトドアシーンで重宝する。
PRICE 各¥1,850
INFO. カノワ
Instagram : @canowa.official -
よいち / ナチュラルマウンテンモンキーズ YOICHI / NATURAL MOUNTAIN MONKEYS
キャンプにはウンチクつまった調味料
左は〈よいち〉の「胡醤油」で、生胡椒を湯浅のたまり醤油に漬け込んであり、肉料理や魚料理、スープやパスタなど、なんにでも合う万能型。真ん中が〈ナチュラルマウンテンモンキーズ〉の「ツブ マスタード」。こちらは国産のマスタードを塩、酢、シードル漬けで、プチプチとした食感を楽しめる。料理に使う他にもそのままおつまみにしても最高。そして右は〈ナチュラルマウンテンモンキーズ〉と〈よいち〉がコラボしてできた「ツブ アマニペッパー」。新鮮な生胡椒を亜麻仁オイルに漬け込んだもので、さまざまな料理のアクセントになってくれる。
PRICE 胡醤油 ¥1,200
Mustard ¥1,620
Amanipepper ¥1,350
INFO. YOICHI
MAIL : yoichi.official.2021@gmail.com
Instagram : @yoichi_official
ナチュラルマウンテンモンキーズ
MAIL : nmmonkeys@gmail.com
Instagram : @naturalmountainmonkeys
ポータブル電源 Portable power supply
キャンプの快適さを一段上げるには
ポータブル電源が欠かせない。
家電に充電、なんでもござれ。
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ジャクリ Jackery
大容量バッテリーはもはやキャンプの必需品
最大クラスの電気容量を誇るポータブルバッテリー。最近のキャンプではこの手の大容量バッテリーは必携アイテムのひとつとなりつつある。スマホ関係の充電はもちろん、ホットプレートやグリルなど家電系調理器具も稼働することができるので、手軽に熱々の料理がつくれるし、電気ブランケットなどの使用も可能。別売りのソーラーパネルと組み合わせれば、その場で充電だってできてしまう。災害時にも強い味方になってくれそうだ。
PRICE ¥179,800
INFO. ジャクリ ジャパン
jackery.jp
Instagram : @jackeryjapan
遊び道具 Toy
食べて飲んで寝るだけなんてもったいない。
こんな遊び道具があれば、充実度120%です。
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スーパー73 Super73
極太タイヤでキャンプ場を駆け抜ける
1970年代にカリフォルニアで流行ったミニバイクをモチーフにした電動アシスト自転車。その極太タイヤが物語るとおり悪路だろうがガンガン進むので、キャンプ場での足としてはもちろん、近場の林道を走り回ったりするアクティビティとしての楽しさもある。最高時速は24kmで航続距離は60〜70kmと、普段の足としても優秀。重量は32kgなので、大人1人でも車載することができる。
PRICE ¥385,000
INFO. MAD BOLT GARAGE
TEL : 03-5637-8766
Instagram : @super73jp_official -
ペレグリン デザイン Peregrine Design
大ヒットウッドスピーカーが復活!
10年前に発売され、大人気となった「サウンズ・ウッド」が復活。2種類の木材を組み合わせた5層構造で、スマホから流れる音楽を増幅させるというもの。今回リリースされる復活版はiPhone13にも対応。内部に充電ケーブルをとおせるので、ポータブルバッテリーで充電しながらの再生も可能。90度回転させるとスマホを横向きに置けるスタンドに早変わりする。
PRICE ¥8,800
INFO. ペレグリン デザイン
MAIL : peregrinedesignfactory@gmail.com
Instagram : @peregrine_design
ウェア、フットウェア Wear , Footwear
ギミックを持つのはキャンプギアだけ、と思うなかれ。
アウトドアなアパレルアイテムにも負けず劣らず楽しい仕掛けが隠れています。
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ティースペックギア T SPEC GEAR
古着テイストを落とし込んだ肉厚パーカ
某有名人も愛用している〈ティースペックギア〉のパーカ。12オンスと極厚ながらも、ポリエステルを混紡することで乾きの早さも実現している。アメリカの古着のようなデザインとレタリング。フードの紐はキャンプでおなじみの8mmのガイラインを採用していて、さりげなくアウトドア好きもアピールできる。
PRICE ¥18,700
INFO. ティースペックギア
tspecgear.theshop.jp
Instagram : @sanzokoumuten -
カーハート WIP Carhartt WIP
売れ切れ必至の大人気エプロン
毎回、大人気となる〈カーハート WIP〉のエプロン。アウトドア使いにもピッタリで、今回リリースされたのはタイガーカモのトネアエプロン。大容量のカンガルーポケットは、キャンプ時に使う小物類をまとめて収納できる大きさ。100%オーガニックコットンのキャンバス地で、もちろんそのタフさも〈カーハート WIP〉クオリティ。キャンプ以外にDIYシーンなどでも活躍してくれる。
PRICE ¥16,500
INFO. Carhartt WIP Store Tokyo
TEL : 03-3402-9810
Instagram : @carharttwip_jp -
ショーン・ウェザースプーン × アディダス オリジナルス × アトモス Sean Wotherspoon × adidass Originals × atmos
超絶豪華なトリプルコラボスニーカー
稀代のクリエイター、ショーン・ウェザースプーンと〈アディダス オリジナルス〉、そしてカリスマスニーカーショップ「アトモス」のトリプルコラボで生まれた一足。デザインアクセントにもなっている、シューズに取り付けられる小物ポーチ付き。アウトドアをモチーフにつくられたこのモデルは、ソールに「アディプリーンプラス(adiPRENE+)」を採用していて、野外でのグリップ力も文句なし。付属のポーチやインソールなど各所にショーンのロゴが入るのもファンにはたまらない要素。
PRICE ¥22,000
INFO. アトモス ブルー 表参道店
TEL : 03-6438-9445
Instagram : @atmos_japan


いま来ているビッグなアウトドアウェーブを、
フイナム的にライドしていく本連載「Garage’s(ガレージーズ)」。
アウトドアフィールドで活躍するスタイリスト、平健一さんをナビゲーターにつけ、
気になる場所やものを見つけては西へ東へと足を運びます。