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旭一 & KEBOZが案内する、粋な蔵前の過ごし方。
GO TO EAST TOKYO!

旭一 & KEBOZが案内する、粋な蔵前の過ごし方。

“蔵前=カフェ”という認識は、半分正解で半分間違い。盛り上がりを見せる東東京のなかでも頭ひとつ抜けた存在感を示すこの街に、いま、続々と個性豊かな気鋭ショップが集まっています。昔ながらの街並みが残る一方で、日々進化し続ける蔵前を満喫するには、どこに足を運ぶのが正解なのか。郷に入れば郷に従えってことで、そのムーブメントの渦中にいる居酒屋兼アパレルショップ「旭一 & KEBOZ」のお二人に、ご自身のショップ、そして行きつけのお店を案内してもらいました。

FOCUS1 「Mclean OLD FASHIONED DINER」 アメリカンフードにかぶりつく。

さて、ここからはお二人が蔵前にある3つのお店をナビゲート。まず訪れたのは、「旭一 & KEBOZ」から徒歩1分の場所にある「マクレーン オールドファッション ダイナー (Mclean OLD FASHIONED DINER)」です。お二人いわく、「蔵前のハンバーガー屋といえばここ!」 味はもちろん、お店の雰囲気も好みなんだとか。

内装のコンセプトは、クラシカルな“アメリカンダイナー”がベース。「でも、それを再現するとコスプレみたいになっちゃうので、ところどころに近代的な要素も取り入れています。打ちっぱなしのコンクリートを白く塗ったり、大理石のテーブルを置いたり。懐かしさと新鮮さが同居する空間です」とオーナーの落合さん。

ここの名物はKenboさんがオーダーした「マックホットチリチーズバーガー」。自家製のチリコンカンが重要な役割を果たしているようで、肉の旨みとチリのスパイシーさがヤミツキになるんだとか。多いときは週5、6回食べていた時期もあったそう。

アメリカンフードについて落合さんが一家言あるようで、「ナイフやフォークを使うより、カジュアルに食べられるアメリカンフードの方が好きなんです。ハンバーガーやホットドッグ、サンドイッチみたいな。門前さんが注文してくれた『チキンオーバーライス』も、​​鶏肉にかかったケチャップとホワイトソースを思い切りライスに絡ませて、豪快に口にしてもらうのが『マクレーン』流。

手がベタベタになりながら食べる方がアメリカぽいなって。だから現地で実際に提供されている料理だけをメニュー構成に入れていて、日本特有のものは一切つくってません。内装と同じように、オールドダイナーのレシピに対して、どう現代的にアレンジするかを重視してます」

Mclean OLD FASHIONED DINER

住所:東京都台東区蔵前2-5-4
営業:木~火
時間:11:30~21:00
Instagram:@mclean_diner