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ALL ABOUT LEATHER SHOES 2022いま革靴を履くべき10の理由。後編
MONTHLY JOURNAL MAR.2022

ALL ABOUT LEATHER SHOES 2022
いま革靴を履くべき10の理由。後編

「今年は革靴の年になる」。これは「GMT」代表、横瀬秀明さんが年賀状にしたためたメッセージ。いままで数々のインポートシューズをヒットさせてきた人物の決意表明ともとれるこの言葉は、2022年の潮流の変化を予見しているのかもしれません。実際その兆しはすでにあり、大手百貨店のバイヤーに聞くと、昨年後半からブランド価値のある10万円前後のドレスシューズが売れていると言います。この革靴回帰の真相に迫るため、今月の「マンスリージャーナル」では横瀬さんをはじめとする業界のキーマンたちにインタビュー。合わせて、いま押さえるべきブランドをピックアップしました。前後編10のトピックスからなるこの特集、いよいよ後編です。

08 : J.M. WESTON ジェイエムウエストンの定番と新定番。

革靴回帰の立役者〈ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)〉。ワードローブに加えるべきモデルは自他ともに認める永世定番「シグニチャー ローファー #180」とその系譜に連なる「ル・モック #281」です。前者は1946年に誕生したローファーの金字塔。6種類を揃えるウイズ展開をはじめ、工場生産の常識を打ち破ったものづくりも高く評価されました。後者は現代のライフスタイルを踏まえて2015年にリリースされたローファーです。ブレイク製法で軽やかに仕上げた「ル・モック #281」は履き下ろしから靴下のようにフィットします。

装いも新たにネイビーグレインカーフレザーを纏った「ル・モック #281」。これからの季節に相応しい軽やかさがある。¥102,300

こちらの「ル・モック #281」が纏ったのはカーキヌバック。ヌバックならではの陰影がもたらすカーキの色合いが美しい。¥102,300

「シグニチャー ローファー #180」から新色のビーチナッツスエードカーフが登場した。20世紀初頭のパリで活躍した画家、アメデオ・モディリアーニの作品やオートクチュールにインスパイアされているという。¥126,500

INFORMATION

ジェイエムウエストン 青山店

電話:03-6805-1691
オフィシャルサイト
Instagram : @jmwestonofficial

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