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ALL ABOUT LEATHER SHOES 2022いま革靴を履くべき10の理由。後編
MONTHLY JOURNAL MAR.2022

ALL ABOUT LEATHER SHOES 2022
いま革靴を履くべき10の理由。後編

「今年は革靴の年になる」。これは「GMT」代表、横瀬秀明さんが年賀状にしたためたメッセージ。いままで数々のインポートシューズをヒットさせてきた人物の決意表明ともとれるこの言葉は、2022年の潮流の変化を予見しているのかもしれません。実際その兆しはすでにあり、大手百貨店のバイヤーに聞くと、昨年後半からブランド価値のある10万円前後のドレスシューズが売れていると言います。この革靴回帰の真相に迫るため、今月の「マンスリージャーナル」では横瀬さんをはじめとする業界のキーマンたちにインタビュー。合わせて、いま押さえるべきブランドをピックアップしました。前後編10のトピックスからなるこの特集、いよいよ後編です。

10 : REGAL Shoe & Co. 軍靴由来のものづくりが堪らないリーガル シュー&カンパニー。

軍靴製造に端を発する名門老舗〈リーガル〉。その歴史は1902年に誕生した日本製靴まで遡れます。時折しも日露戦争開戦前夜。ドイツから100台超の製靴機械を輸入した日本製靴はほどなく陸軍御用達になりました。そのDNAを純粋培養したコレクションが〈リーガル シュー&カンパニー(REGAL Shoe & Co.)〉です。「ミュールサンダル」はそんなブランドの春夏シーズンを代表するモデル。ボリューミーなトゥラインを際立たせるミニマルなアッパーデザイン、真っ白な出し縫い、真っ赤に染めたライニング――そのデザインワークはこれぞマスキュリンといった趣き。この春の新作としてエンボシングレザーが登場しました。

定番人気のミュールサンダル。ソールは「ヴィブラム」社製のEVAソール。ヒール部分は耐摩耗性に優れたラバーで切り替えている。グッドイヤーウェルト製法。¥35,200

エンボシングレザーでアップデートされたミュールサンダル。マスキュリンな雰囲気が増している。¥35,200

INFORMATION

リーガル シュー アンド カンパニー

電話:03-5459-3135
オフィシャルサイト
Instagram : @regal_shoe_and_co._

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