CLOSE
FEATURE | TIE UP
タトラスのバッグとアーティスト片岡亮介のインスピレーショントリップ。
Packing inspiration into TATRAS

タトラスのバッグとアーティスト片岡亮介のインスピレーショントリップ。

アーティストとして、多彩な表現方法で活動の幅を広げている片岡亮介さん。今回は彼が創作活動において、インプットを得る手段として位置付けている“東京散歩=ショートトリップ”に同行させてもらいました。旅の相棒として、〈タトラス〉の新作バッグを携え、どんなインスピレーションを得たのかを一緒に巡っていきましょう。

  • Photo_Ryutaro Izaki
  • Hair_KANNA
  • Text_Yasuyuki Ushijima
  • Edit_Shun Koda

at シンボルプロムナード公園 街に漢字が出現するだけでアートになる。

フォトグラファー井崎さんと片岡さんは、定期的にこういったショートトリップを行っているようです。

「いつも井崎くんとひとつの目的地を決めて、そこに向かうまでの道中を散策しながらスマホで撮影して創作用にインプットできるものを探したりしています。今回は、まだ行ったことのないシンボルプロムナード公園という場所をピックアップしました。この公園を調べていると、なんとニューヨークにある“LOVE”みたいな造詣の“花”という漢字のオブジェがあるらしいと気になって(笑)。実際にこの目で確かめてみたくなったんです」

巨大な“花”のオブジェを前に、スマホを連写する片岡さん。その背中を預けるのには、デイバックがベストだと話します。

「こういった旅では、iPhoneで撮影しまくるので、両手が開くことが大前提。そういう意味でバックパックは重宝します。このナイロンもカジュアルなんだけど品のある雰囲気なのが気に入りました。バッグの外周を通ったコードの先端がフックになっているのも便利そう」

東京テレポート駅から国際展示場まで続く、シンボルプロムナード公園。花壇に春の花々が芽吹いているのを横目にみながらも歩みを進め、東京ビッグサイトを右手に、見えてきたのは大きな“花”のオブジェ。

「おおー、シンプルだけど強い!“花”という漢字は“くさかんむり”に“イ”に“ヒ”という……なんか記号みたいで。あとこのサイズ感が絶妙ですね。街の風景に、誰もが知っている“花”という漢字が大きくなっただけで作品となり、常識から外れたものになるということがわかりました。作品として成立しているし、自分もこういった作品をつくってみたいですね。日常の中に、こういった作品が存在すると新たな発見がある……勉強になりました」

創作意欲が掻き立てられた片岡氏。木と木の間を縫うように歩き、再び即興の作品をつくり始めます。

「自分の通った道筋を可視化してみたら面白いだろうなと思ったんです。よく、夜にスローシャッターのカメラの前で光を動かすと、その動かした道筋が“線”になるみたいな写真はありますよね。それよりも原始的な方法で、自分の行動を可視化したというわけです」

木に絡められたただの赤い毛糸が、ドラマのようなアート作品を生む。使い込むほどに深い味を出していくバッグもまた、彼の表現した作品と同じように時間の経過を表すものなのかもしれません。

KATAOKA’S
PHOTO

ユニセックス ショルダーポーチ ¥44,000

薄手のボンディング生地を使用することで、ボリューム感を出しながら軽量に仕上げたショルダーポーチ。ブランドロゴが入ったショルダーコードも長さが自由に調整できるので、スタイルへの汎用性も高い。またスマホサイズにピッタリなアウトポケットはマグネット仕様になっているので、開閉も楽チンだ。

ブロック トートバッグ ¥71,500

ボディにはイタリアのアクアフィル社が開発したエコニール®を採用。エコニールをもとにイタリアのリモンタ社が製作したナイロン生地を採用する。〈タトラス〉のダウンを思わせるブロックに分けられたボディのデザインも白眉。容量もラップトップやタブレットが楽々収納可能で、さらにショルダーストラップをつけることで、2WAYで活用できるのも嬉しいところ。

デイバック ¥88,000

サイドにはペットボトルホルダーも配置されているので、ボトルはもちろん折り畳みの傘も収納可能。内装の容量も大きく、A4サイズの書類やラップトップ、タブレットまで楽々収納できる。エコニール®は石油由来の通常のナイロンに比べ、CO2排出量を最大90%削減可能な環境配慮型素材なので、サスティナブルなマインドも主張できる。

このエントリーをはてなブックマークに追加