PROFILE
多岐にわたるビジュアル制作に携わる一方、K8.0プロジェクトなど、日々興味の赴くままに活動中。
PROFILE
フォトグラファーとして活動する傍ら、4人組のDJ、プロデューサーグループ「Sound Sports」のメンバーとしても活躍中。
日々のアクティビティによって濃度を変えられる。
ー 今回は、普段から〈ヴェイランス〉をよく着られるお二人によるセルフコーディネートを通して、ブランドの魅力を深掘りできればと思っています。まずは猪塚さんのスタイリングです。
猪塚:このスタイリングは、お気に入りで今年で2年目です。〈ヴェイランス〉のRHOMB JACKETとCAMBRE PANTに生成りの〈コンバース〉オールスター。テックウェアとベーシックなアイテムを合わせるのが好きなんです。
ー 〈ヴェイランス〉は難解なアイテムだと思ってましたが、シンプルなデザインですし、色々なアイテムに合わせやすそうですね。
猪塚:〈ヴェイランス〉のアイテムは本当に無駄なデザインが削ぎ落とされていてシンプルで実用的なので、トータルで着たら最高に快適かつスタイリッシュなのですが、全身で揃えなくても、例えば「普段の白T+〈リーバイス〉501+〈コンバース〉オールスター」みたいなベーシックなスタイルを、どこか1点〈ヴェイランス〉に置き換えるだけでもハマると自分は思っています。
ー 確かにパターンメイキングやファブリックは先鋭的ですが、装飾もないので汎用性が高そうですね。
猪塚:〈ヴェイランス〉の魅力は、スタイリングの濃度を変えられるところだと思うんですよね。今回のビジュアルでも意識していて、全身を〈ヴェイランス〉で合わせるような濃度100%で組むこともできれば、濃度30%にすることもできるっていう。感覚的に自分のスタイルが濃度30%だとすれば、涼太の方が濃度が高いスタイリングをしてるよね。
石井:そうですね。〈ヴェイランス〉らしさを強調したくなるので、自然とそうなるのかもしれないです。
猪塚:自分はバキバキなテックウェアらしいムードより、コンサバティブなムードで着る方が好きなんですよね。普段はヴィンテージやドレスのアイテムを合わせたりしています。〈ヴェイランス〉を自然に着こなそうとするとこうなるのは何でなんだろ?
石井:そこは大人の余裕なんじゃないですか?
猪塚:そうあってほしいね(笑)