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持続可能なシューズブランドだからできること。レッドウィングによるUPCYCLE PROJECTとは?
Durable, Repairable & Recyclable

持続可能なシューズブランドだからできること。レッドウィングによるUPCYCLE PROJECTとは?

“Made in U.S.A.”のワークブーツといえば、真っ先に思い浮かぶのが〈レッドウィング(RED WING)〉でしょう。時代耐久性のある普遍的なデザイン、ワークブーツの本質である堅牢なつくり、そして修理を繰り返すことで何度でも蘇ることのできる修復性の高さ。このブランドが新しくはじめる「UPCYCLE PROJECT」は、そうした魅力の数々があってこそ、実現可能になりました。「このプロジェクトを通して、〈レッドウィング〉の持続可能性を伝えていきたい」と語るのは、アジア・マーケティングマネージャーの阿部聖也さん。具体的にどんなことをスタートするのか、教えてもらいましょう。

同じモデルでもいろんな表情を見せてくれるのがおもしろい。

ー 修理することを前提にものづくりしているところに、企業としての矜持を感じます。

阿部:〈レッドウィング〉のアイテムには、「デュラブル」「リペアラブル」「リサイクラブル」という3つのポイントがあるんです。「デュラブル」というのは時代を超えて愛される永続的なデザインであったり、そもそもの耐久性の高さ。「リペアラブル」というのは、いま話したような修復性の高さ。そして「リサイクラブル」というのは、前に挙げた2つのポイントがあるからこそ、親から子へ、先輩から後輩へ、人から人へと手に渡りやすいアイテムであるということです。

阿部:〈レッドウィング〉の直営店ではエイジングサンプルといって、スタッフが実際に履いてカッコよくエイジングしたシューズを店頭で展示しているんですが、そうしたシューズもこれから販売していくんです。

ー それはユニークな試みですね。

阿部:新作のブーツがリリースされるたびにスタッフがそれを何日も履いてサンプルを育てていたんですが、そうしたエイジングサンプルがたくさんあって。お客さまからは「これは売ってないの?」って問い合わせをいただくほどだったんです。履き方によってキレイにピカピカに磨かれていたりだとか、あえてボロボロに履いているスタッフもいたりして、そうしたアイテムをきちんとリペアをしてから販売するんです。

阿部:アイレットの周りなんかは変色していたりするんですけど、そうした気になる部分はちゃんとキレイにしてからリリースします。やっぱり、靴は人に履かれることによって本来の輝きを放つことができますから。

ー ここにもそのエイジングサンプルがありますが、やっぱり履きこまれた〈レッドウィング〉はかっこいいです。

阿部:すこしだけ履かれてサンプルになるアイテムもあれば、1~2年と時間をかけて育てられたブーツもあります。人によってエイジングの仕方がちがうのがユニークで、それこそスタッフの自宅からショップまでの距離などによってもその差が生まれたり、バイクに乗っているスタッフもいたりして、同じモデルでもいろんな表情を見せてくれるのがおもしろい。そうしたアイテムをお客さまが気に入って手に取っていただけたらうれしいですね。オンリーワンなアイテムなだけに、サイズが合うことが前提になってしまうんですが、それがしっかりとフィットしたら、絶対によろこんでもらえるという自信がありますね。

INFORMATION

レッドウィング・ジャパン

電話:03-5791-3280
Instagram:@redwingheritage_jp

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