モノ選びひとつが、少しずつ未来を変えていく。
ー 今日は浅野さんらしく、全身白のコーディネートで。
浅野:普段から最初に靴を決めることが多く、今日も「ニッツァ(NIZZA)」の色味に合わせて、白のワントーンにしてみました。軽快なカラーなので、ジャケットスタイルのハズしにも使えそうです。
ー ファッションもスポーツも好きな浅野さんにとって、〈アディダス〉はどんなイメージですか?
浅野:ランニングシューズもそうなんですけど、パフォーマンスがしっかりしているなと。“スポーツ”という背景があるから、ライフスタイル向けのスニーカーも歩きやすいものが多いですよね。
ー 初めての〈アディダス〉は覚えてますか?
浅野:本当に小さい頃から身近だったので、どのシューズでデビューしたかは覚えてないです(笑)。さっきも言ったように、お兄ちゃんも弟もサッカーをやっていたので、家の玄関には常に〈アディダス〉がありました。
ー 〈アディダス オリジナルス〉と「パーレイ」のコラボスニーカー、履き心地はいかがでしょうか?
浅野:とってもいい感じです。ハイカットのものって、履き口が硬くてあまり好みではないんですけど、これは柔らかくて履きやすい。それと、土踏まずのところがカーブしているので、フィット感も抜群です。デザイン的にはオールホワイトのモデルも可愛かったんですけど、ソールやシューレースがベージュになっているこっちの方が個人的には好きですね。
ー 海洋保護団体とのコラボモデルということでお聞きしたいのですが、サスティナブルは普段意識されていますか?
浅野:モデルの世界にいるのもあって、オーガニックやエシカルというキーワードはずっと耳にしていたし、やっぱり気になっています。なので問題を知ることからスタートして、できるところからやっている感じです。ゴミを減らす努力はするし、基本的にペットボトルは買わない。「美菜屋」のお弁当でも、なるべくプラスチックは使わないようにしています。個包装のものもあるから、すべてってなると難しいんですけど。
ー 環境に意識が向くようになった大きなきっかけがあれば教えてください。
浅野:走り始めて、体に対する意識が変わったりとか、食の仕事を始めて、料理の安心安全に目を向けるようになったからだと思います。そして私、「ME LIKE」というオンラインショップもやっていて、そこではサスティナブルに繋がる調味料やグッズを揃えているんです。アイテム数は少ないですが、少しでも未来への橋渡しができたらいいなと。
ー 今回のコレクションも海洋プラスチックゴミを原料にした素材が使われているので、履くだけでサスティナブルな取り組みに参加できることになるんです。
浅野:実は、「パーレイ」との取り組みを知らなかったんです。なので今回、リサイクル素材を使った「ニッツァ」があると知って驚きました。いまは多くの人が環境に意識を向けるようになって、モノ選びの基準も変わってきていると思うんです。ファッションだけではいけないし、サスティナブルだけでもダメ。どちらもがいいバランスで成り立っていないといけない気がしていて。その選択肢が、影響力のある〈アディダス〉にあるっていうのは、とても意味深いことだなって思うんですよね。