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街に馴染み環境と調和する、アディダス オリジナルスの新しい靴。
adidas Originals by Parley

街に馴染み環境と調和する、アディダス オリジナルスの新しい靴。

環境に配慮したものをつくろうとすると、総じて“サス”なデザインになってしまう。見た目は柔和で、素材もふんわり。なんだけど、〈アディダス オリジナルス(adidas Originals)〉はそうじゃない。やっぱり一番のプライオリティは、カッコよさ。そこに環境配慮をのっけていく。そうして出来上がったのが、海洋保護団体「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ (Parley for the Oceans)」との協業で生み出された「adidas Originals by Parley」コレクション。歴代の名作モデルをベースに、デザインと環境配慮を高次元で組み合わせたそのシューズを履くのは、次代の価値をつくっていく、3人のアイコンたち。

  • Photo_Yuko Yasukawa
  • Hair&Make_Seigo Bito
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Hideki Shibayama

環境配慮とデザイン、どっちも大事。

ー 今回〈アディダス〉がタッグを組んだ「パーレイ」のこと、関川さんはご存知だったんですよね。

関川:4年前くらいに〈アディダス〉のランニングコミュニティのなかで、キャプテンをやらせてもらっていたんです。そのときから両者の取り組みはスタートしていて、そこで知りました。

ー 関川さんから見た「パーレイ」の魅力を教えてください。

関川:当時、まだサスティナブルだとかアップサイクルみたいな言葉は全然世の中には浸透してなかったんだけど、既に〈アディダス〉とペットボトルを再利用したランニングシューズをつくってたんです。いまでこそ当たり前だけど、そのスピード感だったり、先見の明が凄いなと。

ー 数多くのスポーツブランドがあるなかで、〈アディダス〉はどのような印象ですか?

関川:社会問題に取り組む速さがあって、その活動の幅も広いし、そこから裾野を広げていこうという思いが感じられるブランドです。それと、その取り組みを一過性のトレンドで終わらせてないのが〈アディダス〉のいいところ。知れば知るほど好きになります(笑)。

ー 実際に履かれてみてどうでしたか?

関川:〈アディダス〉のシューズは幅も広いし甲が高いから、気持ちよくフィットしました。ぼく、身長が170cmなんですけど、ワイズが狭いものだと28cmじゃないと履けなかったりするんです。すると、全体のバランスが悪くなる。でも〈アディダス〉は日本人でもジャストサイズで履けるので、そういう点もいいなと思いました。

デザイン面で言うと、ソールがベージュになっているのも嬉しいです。ベーシックだけど、どこか上品ですよね。

ー 全12モデルあるなかで、選んでいただいたシューズは「スタンスミス(STAN SMITH)」でした。その理由を聞かせてください。

関川:ファッションが大好きなので業界を衰退させたくないんですけど、環境のことも考えて、最近はあまり服を買わなくなったんです。だからこそ、靴は持っている服に合わせられるものを選びます。そうした点で「スタンスミス」はワークパンツにもハマるし、スラックスとの相性もいい。長く使っていけると思ったんです。

服や靴を選ぶときの絶対条件がデザインであることに変わりはなくて、その奥に環境配慮があってほしい。逆にデザインがよくても、動物実験をしているブランドのものは絶対買わない。その点、「スタンスミス」はデザインはそのままに、素材だけ変わってるから、オリジナルモデルとの違いに気づかない人もいると思うんです。知らぬ間にサスティナブルの活動に参加しているくらいのテンションが、いちばん健康的だなと思います。

ー 海洋プラスチックゴミをアップサイクルして使っている、というのも特徴なのですが、実際サーフィンをするなかで、ゴミの問題は目の当たりにしますか?

関川:海流によって流れ着く場所が決まっていて、このエリアがまさにそうなんです。台風がくると、ここにゴミがドッと集まってくる。なので、めちゃくちゃいい波に乗ったあとも、帰りにそのゴミが目につくわけです。ぼくもビーチクリーンをやったり、片手で持てる量は持って帰るんですけど、それでも全然追いつかないくらいゴミがあります。

ー 「地球環境が」なんて言われても、個人単位で考えるには規模が大きすぎて、特に若い人たちは自分ごと化が難しいなとも思うんです。

関川:ぼくの場合は、自分の好きな海にその問題が大きく現れてるから、やっぱり考えさせられる。だから、アウトドアをする人が増えているなかで、そうした気づきが多くの人にあればいいなと。

ー グルテンフリーやビーガンを意識しすぎて体調が崩れたお話がありましたが、それはサスティナブルに関しても通ずるものがありますよね。

関川:友人が、一週間プラスチック製品を買わない生活をしてたんです。となったら、もう何も買えないんですって。箸をもらおうとしてもビニール袋に入っているし。なので、まったくゼロは不可能に近い。だからこそほどほどに、できるとこから、身近なところからって始めるのがいいですよね。〈アディダス〉の靴をチョイスするのも、地球規模で見れば小さなアクションかもしれないけど、そういう選択の積み重ねが、未来のより良い環境づくりに繋がっていくんだと思うんです。

STAN SMITH PARLEY ¥16,000

SUPERSTAR PARLEY (GV7615)

「デザインが先行する、環境に配慮した理想的なシューズ」(seidai)

ゲームチェンジャーとして1970年代にハードウッドコートに登場した「SUPERSTAR」。当時のデザインを踏襲しつつ、ヒールストラップとシュータンウェビングにプラスチックゴミからつくった糸「パーレイ・オーシャン・プラスチック(Parley Ocean Plastic)」を使用。ステッチが施されたスリーストライプスが程よいアクセントに。

NIZZA HI PARLEY (GV7617)

「ハイカットだけど履きやすい。ホワイトとベージュの配色もポイント」(浅野美奈弥)

「NIZZA HI PARLEY」は、アッパーにパーレイ・オーシャン・プラスチックとリサイクルポリエステルを採用。ステッチのラインと幾何学模様が、ミニマルなデザインに個性をプラス。ミッドソールに搭載されたBOOSTフォームは、バネのように弾む反発力を実現。

STAN SMITH PARLEY (GV7614)

「ベーシックだからこそ、どんな服にも合う。これからもずっと愛用していきたい一足」(関川良)

〈アディダス オリジナルス〉のアイコンともいえる「STAN SMITH」も、「パーレイ・オーシャン・プラスチック」でアップデート。爽やかかつクラシックなムードはそのまま、地球にも優しいとなれば、履くだけで気分は上向きに。

INFORMATION

アディダスお客様窓口

電話:0570-033-033 (土日祝除く、9:30〜18:00)
https://shop.adidas.jp/originals/
https://shop.adidas.jp/qr_originals_parley
「アディダス オリジナルス フラッグシップストア 新宿」では、記事に出演いただいた3名を含む多数のキャストから回収した古着をリメイクし、展示するイベントが6月中旬まで開催中。ペインティングや刺繍を用い表現するアーティスト・松岡亮さんによる特別なアレンジが施されたアイテムの数々をご覧いただけます。

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