CLOSE
FEATURE
Shopping Addict 2022 May. 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2022 May.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

久しぶりのフェスざんまい。毎週どこかでお祭りが開催されています。初夏の暑さと浮かれ気分が、物欲を刺激してきていやはやこれは参った…。

小牟田亮
山本博史
石井陽介
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
LINE UP
  • 小牟田亮
  • 山本博史
  • 石井陽介
  • 村松諒
  • 鈴木悠介
  • 脇山修平
01 32
小牟田亮

狼少年卒業。

サーフインやるやる詐欺を続けて早7年目に突入した自分ですが、ようやく新たなフェーズに突入した感があります。先日〈チューダー〉のイベントで静岡の「静波サーフスタジアム」にてサーフィンをする機会がありまして、そこで意外といけるかも、な手ごたえをつかんだ次第。地元鎌倉で本格的に始めるならまずは鬼早朝からですね。周りに迷惑かけたくないので。

Calvin klein

カルバン・クラインのコレクション

もっと注目されていいはず。

〈カルバン・クライン〉がいま個人的に気になっています。こないだの〈パレス スケートボード〉とのコラボレーションも刺激的でしたが、もっと気になるのはベーシックな新ライン「カルバン・クライン スタンダーズ」です。陣頭指揮をとるのは、2021年2月にグローバルメンズアパレル部門のチームを率いるディレクターに就任した、我らがウィリー・チャヴァリアです。そう、あの極太不良スタイルにトラッドマインドをぶち込んで攪拌したようなコレクションを生み出す鬼才です。デザイナー本人の名前を冠したラインだとちょっと過激すぎるという方には〈カルバン・クライン〉とのマリアージュが完璧に成功したこちらのラインをオススメします。デカいけどデカすぎない。とっぽい感じはあるけど品もある、というとにかくいいところ取りの傑作コレクションなので。
ベスト ¥22,000、Tシャツ ¥16,500

カルバン・クライン カスタマーサービス
0120-657-889
japan.calvinklein.com

Bang & Olufsen

バング&オルフセンのワイヤレスイヤホン

音よしデザインよし機能よし。

ワイヤレスイヤホンがない日常はもう考えられなくなっているのですが、みなさんいかがでしょうか? 巷では逆に有線がいいとか、ワイヤレスはやっぱり音がよくないとか、なんやかんやノイズのような音が聞こえますが、そんな雑音もこれをすればすっっきりノイキャンです(うまくない)。これまではずっと〈ボーズ〉のこれを使っていたのですが、最近は〈バング&オルフセン〉の「BEOPLAY EX」がファミリーに加わりました。ファミリー? というのもワイヤレスイヤホンってなくしがちじゃないですか。なので、家用、会社用、移動用と分けて持っておくといいのかなーと思っているのです。次男のこいつは音がまろやかで上品。実は音楽を聞く時間が一番長い、会社用としてしばし使ってみようかなと思っています。
¥39,900

バング&オルフセンジャパン
03-6434-5025

Paraboot

パラブーツのローファー

大好物なんです。

フイナムでは度々紹介している〈パラブーツ〉。もはやファミリー的な存在?です。個人的にもこのローファーの「ランス」と、Uチップの「ティエール」を所有しており、しばらくはいいかなと思っていたのですが、この「ランス」のシボ革を見た日からどうも落ち着きません。というのも個人的にシボ革に目がなくて、靴、鞄、財布、小物入れなどあらゆる革製品において、シボってるアイテムを取り入れています。スムースレザーが備えているきちんと感、ツヤ感がときに少しトゥーマッチに思えて、シボ革のカジュアルさが自分にとってなんだか肌が合う気がするんです。等身大の革というか。
¥71,500

パラブーツ 青山店
03-5766-6688

ATELIER BETON

アトリエ ベトンのロンT

快適さの種類。

気持ちのいい服、ということに関して言えば、日本はかなり高いレベルにあるのではないでしょうか。どのブランド、メーカーも趣向を凝らしていて、快適さの追求に余念がありません。ただ、気持ち良さにも当然種類があって、ヤワヤワな良さもあれば、ハリコシ系も捨てがたいのです。個人的にはその中間が好みです。〈アトリエ ベトン〉のアイコンといえばエプロンですが、実はこうした気持ちのいい服をブランド立ち上げのときからずっと追求しています。そしてあくまで個人的なイメージですが、さっきの話で言うところの“中間くらい”の服が多いような気がするのです。このロンTは繊細でシルキーな肌触りが特徴で、ややヤワヤワ寄りですが、その甘さを打ち消すようなそっけないドイツ語のタイポグラフィー(左前身頃に小さく入ってます)が気に入りました。
¥14,300

アトリエ ベトン
03-6416-9361
atelier-beton.jp

山本博史

模索中。

「UTMF」が残念な結果に終わったので、この先どうしようかと模索中。と言いながら、ぼちぼちレースは入っているのですが。100km級のロングレースをかましておかないと、ポイントが微妙なんですよね〜。さて、どうしようかな。

Rab

ラブ×レインボー・ディスコ・クラブのレインジャケット

音楽が香るレインジャケット。

なんだかんだ野外フェスって過酷です。長時間外にいるし、会場が広大だと移動も大変。天気の急変だって無きにしもあらず。ゆえにお散歩気分の格好では、肉体的な疲労が溜まり、音楽を楽しむどころじゃなくなります。そんなときに頼りになるのが、レインジャケットです。ただ、せっかく着るなら、フェス気分も堪能できるものが望ましい。そこで紹介するのが、イギリス発のアウトドアメーカー〈ラブ〉と伊豆で行われた「レインボー・ディスコ・クラブ」とのコラボレーションによるそれです。ベースには、軽量かつ優れた防水透湿性を備えたパーテックス・シールドを使った「DOWNPOUR ECO JACKET」を採用。ドローコードを備えたフードやハンドウォーマーポケット、袖口のベルクロアジャスターなど、アウトドアで機能するパフォーマンスを備えながら、バックには「レインボー・ディスコ・クラブ」のロゴを配置。それだけでプレーンなレインジャケットが、趣のある一品に様変わり。山でも、街でも、フェスでも、重宝してくれそうです。
各¥22,000

COVERCORD
coverchord.com

macpac

マックパックのランニングバックパック

信頼のブランド。

どういうわけか、物を知っている人ほど〈マックパック〉のバックパックを背負っていることが多い。代表的な素材「アズテック」の圧倒的な堅牢性に、お国柄を彷彿とさせる実直でオーセンティックなデザインは、トレンドに左右されない普遍的な魅力があります。そんな〈マックパック〉からランニング用のバックパック「Amp Ultra 10」がリリース。母国のアルパインチームとマルチスポーツチャンピオンが共同開発したという本作では、ロングレースに対応可能な15リットルという大容量に加え、フロントのフラスクポケットにハイドレーションスリーブまで搭載。バックパネルとショルダーハーネスにはポリエステルエアメッシュを合わせ、フィット感に優れた快適な背負い心地を提供してくれます。いわゆるベスト型ザックを踏襲した収納性に、メインの荷室の外側にもメッシュポケットをプラス。行動中でもスムーズに荷物を出し入れすることができます。ミントグリーンにイエローという、自然に馴染みながらもほどよく主張する絶妙なカラーコーディネーションもぼく好み。信頼の〈マックパック〉がつくりだしたトレランザック、正直使ってみたいです。
¥19,800

ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
電話:0120-307-560
www.goldwin.co.jp/macpac/

HOKA

ホカのトレイルランニングシューズ

山のカーボン。

あっという間にランニングシーンを席巻し、現場の風景を一新してしまったカーボンプレート入りの厚底シューズ。その波はロードのみならず、近年ではトレイルランニングシーンにも着実に波及してきています。そんななか〈ホカ〉からは、2本のカーボンプレートを搭載したニューモデル「テクトン エックス」が登場。これがまた、いいんですよ。実際、足を入れてみると、履き心地はとにかくしなやか。フィット感に優れたエンジニアードジャカードメッシュに、薄めのタンが足とシューズの一体感を高めてくれるんです。走り出してみると、足回りがとにかく気持ちいい。硬度の異なるニ層のミッドソールが素早いレスポンスを促し、2本のカーボンプレートが不整地での着地から次の一歩への動き出しを的確にサポートしてくれるイメージ。それでいてビブラムのメガグリップが、あらゆる路面を的確にキャッチしてくれます。スイートスポットも広いため、さまざまなレベルのランナーがちゃんと履きこなせるというのもポイント。開発力に定評のある〈ホカ〉ならではの、汎用性の高いカーボン搭載のトレイルシューズ。履いてみる価値は多いにあるかと。
¥29,700

デッカーズジャパン
電話:0120-710-844
www.hoka.com/jp/tecton-x/

OAKLEY

オークリーのサングラス

サングラスといえば、やっぱコレ。

レースのときには、なるべくお気に入りのアイテムを着るようにしているます。モチベーションが上がるし。先のUTMFでもしかり。しかし、疲れ切って頭が回っていなかったため、あんなとこや、こんなとこに、大事なギアを置き忘れてしまったんです。とほほ…。なかでもお気に入りだったのが、日常的にもよく使っていた〈オークリー〉の「フロッグスキン」です。言わずと知れたオーセンティックなフォルムは日頃からかけなれているし、フィット感も上々。〈オークリー〉ならではの圧倒的なレンズパフォーマンスのおかげで、視認性もすこぶる快調。あまりにも愛用してたので、新たに新調しようと思っているんですが、サイトを見るとバリエーションが盛り沢山。プレーンに行くか、思い切ってみるか。どれを選ぶか悩ましいとこなんで、今度店頭で実際に手に取って選ぼうと思っています。
¥20,200

ルックスオティカジャパン
0120-990-307
www.oakley.com

石井陽介

50アップを目指して、いざ!

バス釣りをはじめて早1年。聖地・琵琶湖に再び訪れました。今回の目標はただひとつ、50アップを釣ること。当日は激しい雨と風による悪天候でしたが、果たして……。釣果は近々公開されるHFCの記事にて!

J-B-J

ジェイビージェイのリメイクシャツ

ジョンの魂。

ミリタリーシャツといえば、愛と平和の伝道師ことジョン・レノン。ベトナム戦争がまだ続く70年代初頭、平和運動のひとつの表現として、軍服をあえてファッションとして取り入れ、コンサートなどで頻繁に着ていました。そんなジョンの思いをオマージュしたのが、この〈ジェイビージェイ〉のリメイクシャツです。古着のアメリカ軍ユーティリティシャツをベースに、右胸には名曲「IMAGINE」の文字を、他にもピースマークや花柄、「MAKE LOVE」「NO WAR」といったメッセージが丁寧に手刺繍されています。着飾ることや個性を演出するのもファッションですが、自分の主義主張を表現するのもまたファッションの大事な役割。余談ですが、ジョンとヨーコによるパフォーマンス「ベッド・イン」が行われたのは、オランダの「アムステルダム・ヒルトン・ホテル」。そしてこの〈ジェイビージェイ〉も、アムステルダム発のブランド。そんな親和性にもグッときたわけです。
¥38,500

メイデンズショップ
03-5410-6686
shop.maiden.jp/

BOW WOW

バウワウのカットオフスエット

古着……ではありません。

しばらく加工物の服とは縁遠かったのですが、この〈バウワウ〉のスエットを見て久し振りに食指が動きました。60年代のヴィンテージスエットを参考にしたつくりで、両袖は大胆にもカットオフ。所々ピンホールも見受けられます。ボディは汚れや退色により良い感じやれていて、パッと見の印象は完全に古着のそれ。特に左の「JOHN」のプリントの変色具合なんて、直近で見ても古着と勘違いするほどの超絶クオリティです。あまりにも自然なボロの風合い。しばらく加工物を見てない間に、ここまで技術が進化していたのかと驚きました。プリントネタはジョンとビートルズ、サイズ感も大きめで、古着には無いブランド独自のアレンジも嬉しいところ。先に挙げたリメイク物もそうですが、最近はこんな感じの素朴な質感の服が気分なのです。
各¥25,300

C30
03-6384-5811
bowwow.tokyo

DOKKOI BEAT CLUB

ドッコイビートクラブのTシャツとバンダナ

剥き出しのDIY感!

そもそものきっかけは「ミンナノ」のHPで見てから。ヒッピー、ロック、ヒップホップ、カルト映画等々、あらゆるモチーフをシルクスクリーンプリントした贅沢なバンダナで、「一体何版使っているの!?」って驚いて。んでブランド名をチェックしたら〈ドッコイ ビート クラブ(DOKKOI BEAT CLUB)〉ときたもんだ。以来この強烈なブランドネームがずっと頭から離れず気になっていたんです。過日、友人から「きっと趣味が合うから!」と紹介されたドッコイさん。話してみると予想通り様々なカルチャーに造詣が深く、一層ドッコイさんのクリエイティブに興味が湧いた次第です。写真のTシャツは某シティポップの帝王ことTY氏が、1980年の音楽誌のインタビューで着ていたスエットから着想を得たもの。プリントされているのは、当時のシンセサイザーの名機たち。知る人ぞ知るといいますか、このマニアックさとディグッぷりが痛快だなあと。手刷りの質感もDIY感があっていいのです。イラストのセンスも抜群なので、少しでも気になった方はぜひインスタを覗いてみてください!
Tシャツ ¥7,150、バンダナ ¥3,300

ドッコイビートクラブ
Instagram:@dokkoi_active

RED WING

レッドウィングの6インチ クラシックモックとジッパーユニット

ジッパーで味変。

定期的に訪れる〈レッドウィング〉のマイブームですが、昨年あたりからまた気になり出してよく履いています。なかでも「6インチ クラシックモック」が調子よし。きっと知らない人はいないであろう、ワークブーツの代名詞であるこのモデルを改めて紹介するのは気が引けるので、ここでは最近お気に入りの履き方を紹介します。それがこのジッパーブーツ仕様です。オフィシャルにて別売りで展開される同革のジッパーユニットを装着しているのですが、ブーツを脱ぎ履きする際の煩わしさが解消されてとにかく便利。スニーカー感覚で気軽に履けちゃうというわけです。ジッパーブーツといえば、ジャングルブーツやファイヤーマンブーツを思い浮かべますが、意外とモックトゥのジッパーブーツってないんですよね。そんな物珍しい見た目も気に入っています。Dウィズのグレースエードっていうのも収まりがよくて◎。
ブーツ¥41,690、ジッパーユニット ¥8,690

レッドウィング・ジャパン
03-5791-3280
redwingheritage.jp

村松諒

未来は過去にある。

PRの方から突然聞かされた、あるひとの訃報。最初何を言っているのか理解できなくて、頭のなかが真っ白でした。才能豊かな20代の若者で昨年、二度取材したばかり。未だ信じられない。

GLOBE SPECS

グローブスペックスのサングラス

旅の終わり、夏のはじまり。

夏に必須なものといえばサングラスです。ここ数年、なかなか自分の顔に合うものを見つけられず、妻のものを借りたり、頂いたものを使ったりしていました。これは!というものを店で掛けてみても、フレームのちょっとした形や大きさがしっくりこなかったり。服を選ぶのとは感覚が違うんですよね。そんななかで出会ったのが、〈グローブスペックス〉のオリジナルモデル。1940年代から70年代に米軍が兵士に支給していたメガネを参考にしたという一本で、見た瞬間、このベーシックな形にグッときました。フレームはやや小ぶりなボストン型。そこに合わせたのはやや透け感のある黒に近いグレーのレンズで、フレームとテンプルの端につけられた鋲がいいアクセントになっています。長かったサングラス探しの旅は、こちらを購入したことで終了。夏は思う存分、サングラスライフを楽しみたいと思います。
¥33,000

グローブスペックス エージェント
03-5459-8326
www.globespecs.co.jp

FOSTEX M.C.D.

フォステックスM.C.D.のMA-1

クローゼットを埋め尽くす。

ここ数年、ぼくがよく着ているアウターといえばMA-1です。軍モノ由来の成熟した形はもちろん、幅広いカジュアルスタイルに馴染む守備範囲の広さが気に入っています。先日クローゼットを見たら5着もありました(笑)。そんな大好きなフライトジャケットですが、弱点もあって春が終わると暑くて着れません。やっぱ冬がメインなんですよね。今回、この不満を解消するMA-1が〈フォステックスM.C.D.〉から発売されました。そのポイントは仕様変更を加えて中綿を抜いたところ。これまでポリエステルだった裏地がポリエステル×ビスコースのものに変わり、より厚みを出しつつ、しなやかになりました。そのせいか、パッと見は中綿を抜いたことが分かりません。ボディにヴィンテージ加工が施されているので、最初から馴染んだような風合いになっているところも◎。色はネイビーの他、ブラック、カーキ、バーガンディが用意されています。これでより長く楽しめるようになりました。クローゼットのMA-1がさらに増えそうです。
各¥28,600

フォステックスM.C.D.
fostexgarments.jp/collections/new-arrival

CDG

シーディージーのTシャツ

白と黒。

今年のGWは初夏のような陽気でした。天気がよかったせいもあって連日上着いらず。タンスに仕舞ってあったよそ行きのTシャツを引っ張り出して着ていました。改めて、どんなTシャツがあるか見てみたらサイズのデカいものばかり。ゆったりしたもの好んで着ていたせいなのですが、最近明らかにジャスト目な方向に気持ちが傾いているので、Tシャツのラインナップも見直す時期にさしかかっています。そんなことを思いつつ〈シーディージー〉で見つけたのは、「ベアブリック」とのコラボTシャツ。白と黒で構成されたグラフィックが印象的で、これだったら一枚でもサラッと着れそうです。ちなみに、黒の方はロンTで、後ろ身頃の裾が前身頃より長いつくりになっています。どちらにするか迷うところだけど、いまの気分はロンTかな。
Tシャツ ¥9,900、ロンT ¥12,100

コム デ ギャルソン
03-3486-7611
jp.cdgcdgcdg.com ©︎2022 MEDICOM TOY

PICTURES FOR PURPOSE

ジェイミー・ホークスワースの写真

新しい支援の形。

インスタを見ていたら、あるストーリーズが目に留まりました。その投稿はファッションフォトで、見慣れないアカウントがタグ付けされていました。気になってタップしてみると、飛び先は「ピクチャーズ・フォー・パーパス」のウェブサイト。“about” の欄には、有名写真家たちのプリントを1枚125ユーロでオンライン販売し、その売り上げを喫緊の社会問題の解決のために寄付する財団であることが明記されていました。ぼくがチェックしたタイミングはウクライナ支援を目的にしたもので、3月10日から24日までの期間限定販売。45名のフォトグラファーがリストに名を連ねていました。そのなかで購入したのはジェイミー・ホークスワースの作品。数年前、「タカ・イシイギャラリー」で行われた彼の個展がとても印象的で、いつか機会があったら写真を購入したいと思っていたんです。海外サイトでの注文なので届くのか心配だったのですが、4月半ば無事手元に。恵比寿の「ジンプラ」にお願いした額装がやっと上がってきたので、家に飾ろうと思っています。ちなみにプリントのサイズは20×30センチで、作家のサインは入っていません。今後も機会があれば「ピクチャーズ・フォー・パーパス」を利用したいと思っています。
€125

PICTURES FOR PURPOSE
picturesforpurpose.org/
Instagram:@picturesforpurposeorg

鈴木悠介

プロの遊び方。

朝まで遊ぶとだらだらしてしまったり、次の日のダメージが年々ひどくなってきて、「年齢だし仕方ないか」と軽く考えていましたが、自分より歳上のある方の遊び方を聞いて「マジか…」と思いました。何事も気の持ちようとメリハリと多少の体力が大切な気がするので、パリッとしたプロの遊び方を見習いたいです。

Marfa by Kazuhiko Fujita

イェーツのTシャツ

アップカミングな音楽とセットで。

好きなアーティストのライブを観るのはもちろん最高ですが、自分の知らなかったアーティストを生で見て、そこからいろいろと掘り下げるのもライブやパーティーの醍醐味のひとつ。だからこそ、信頼している人が開催しているかどうかも、すごく大切な気がします。シルクスクリーンを駆使し、オリジナリティ溢れるデザインでアイテム制作などを行う〈マーファバイカズヒコフジタ(Marfa by Kazuhiko Fujita)〉のフジタさんは、そんな音楽や映画へのアンテナの張り方が尋常じゃありません。いつ会っても新しい音楽+αを教えてくれるフジタさんが、恵比寿の「バチカ(BATICA)」とタッグを組み、アップカミングなアーティストをメインにしたパーティーが『Yates(イェーツ)』です。会場限定でリリースされるTシャツは、入場料があるからとかなり価格を抑えていて(入場料もめちゃくちゃ入りやすい金額です)、そんな心意気にもグッときます。自分もできるだけ、顔のわかる人へしっかりお金を落とせるようにしたいとも思わせてくれる、パーティー&Tシャツです。
¥2,500

マーファバイカズヒコフジタ
Instagram:@marfa.by.kazuhiko.fujita
marfa-by-kazuhikofujita.com

Chaos On Parade

カオスオンパレードのTシャツ

いつかは遊びがものをいう。

初めて名前を見た時は「なんて名前なんだ…」と思ったDJの原島“ど真ん中”宙芳さん。最初、挨拶をさせてもらったのは、その名を冠した『ど真ん中ラジオ』へ遊びにお邪魔させてもらった時か、尊敬するラッパーの方に紹介いただいたような記憶です。そんな宙芳さんがいつも着ている“So I’m Your Friend”と書かれたTシャツやスウェットは、宙芳さんが所属するChaos On Paradeが今年2月にリリースした、結成20周年目の1stシングル『グッドフェローズ/車窓から』の“そう、俺はきみのともだち”というフックの英訳。自分も吉田さんやFrbこと風来坊をはじめ、文字通り宙芳さんのおかげで知り合えた友達がいたりと、最高なメッセージです。先日下北沢で開催された「まぐま」は、あのむさし乃のマスターがお祝いに来ていたり、SUMMITの増田さんがDJで『BACK CITY BLUES』から『ROMANTIK CITY』に繋いだ時の宙芳さんが放った一言などなど、最高のリリースパーティーでした。音と人をつなぐ宙芳さんがいるパーティーへ、みなさんもぜひ遊びに行ってみてください。
¥4,000

サミット
Instagram:@summit_info
www.summit2011.net

KANGOL

カンゴールの504

ライブハウスでのマナーな被り方。

Tシャツやパンツのサイズ感だったり、キャップのツバの曲げ方だったりで、その人がどんなモノやコトが好きなのかを察したりすると思いますが、〈カンゴール(KANGOL)〉のハンチングはそれが顕著にあらわれるアイテムのひとつだと思います。自分が影響を受けた〈カンゴール(KANGOL)〉の被り方は、100%ハードコアバンドの方々から。勝手な解釈ですが、まずブラックやレッドやグレーなどのブランドの定番カラーではなく、パープルやサックスブルーやライムのような、シーズンごとにリリースされるちょっと変化球系のカラーをチョイス。あとは後ろ向きや斜めではなく、少し深めに真っ直ぐ前被りするだけ。これからの季節はTシャツやシャツだけでなく、フットボールのゲームシャツと合わせるのもマナーだし、リーズナブルなプライスなので、毎年買い足してバリエーションを増やしておくのもおすすめです。ブランドはあまり推奨していないかもですが、汗などの汚れが気になったらネットに入れてガンガン洗ってラフに扱えるのも、個人的に好きなポイントです。
¥5,390

カンゴール
kangol.jp/shop/default.aspx
Instagram:@kangol_headwear_japan

Riverside Reading Club

リバーサイドリーディングクラブのミニトートバッグ

知識と経験で価値観は形成される。

編集者の端くれとして、いろいろな文章を読むことはとても大切ですが、毎日本を読むかと問われたら、バッグに入れてある本を開かないことも日常茶飯事。そんな不勉強な自分の襟を正してくれるような存在が、読書家集団として知られるRiverside Reading Clubのみなさんです。時にRAPを聴くように小説を読んだり、重箱の隅をつつくかのようにマニアックなワードを拾ってそこから世界を広げたりと、読書という行為に並々ならぬ情熱を注がれています。自分が憧れる、ちょっと近づきづらい雰囲気を放つ街にいる方々は、勇気を出して話してみるとすごく博識で、その理由のひとつがいろいろな本を読み、いろいろな音楽を聴いているから。クラブや飲み屋で「最近リリースされた◯◯聴いた?」と話すように、「◯◯って本、面白いよ」みたいな会話を自然と交わすのは最高なこと。このミニトートバッグを購入した時も、メッセージと共におすすめの本を同封いただいたりと、今後もRiverside Reading Clubがおすすめする本をチェックしていきたいと思います。
¥1,100

Riverside Reading Club
Instagram:@iversidereadingclub

脇山修平

夏に向けて。

寝苦しいのは嫌いですが、夏はなんとなく好きです。でも、夏になった途端に早く秋にならないかなと思います。結局のところ、ないものねだりなのですが…。何が言いたいのかというと、今回は少し気が早いですが夏に向けたアイテムです。

Armor-lux

アルモリュクスのボーダーシャツ

いい塩梅のボーダー。

フランスのボーダーシャツと言えば、頭に浮かぶブランドがいくつかあります。そのなかのひとつ、〈アルモリュクス〉の直営店が中目黒にできました。空間を広く使った店内は心地よく、地元民に愛されそうな感じ。そして何より、いくつかある日本企画のアイテムがとてもよかったのです。通常のものに比べてワイドな身幅。そして、少し詰まった浅めの首元。この塩梅、なかなかありません。個人的に“フランス”“ボーダーシャツ”でイメージするのは、シャルロット・ゲンズブールのあの着こなし。ですが、あれほど肩が落ちるサイズを選ぶと、ネックが開きすぎます。痩せ型なので、かなり貧相な感じに…。でも、このふたつなら大丈夫。サイズ展開がモノによって1(XXS)から7(XXL)までと広いのもまたよくて、着込むとカリカリになる某ボーダーシャツも味わい深いですが、〈アルモリュクス〉のスムースな感じも大人って感じでいまの気分です。
各¥14,850

アルモリュクス
armorlux.jp
03-6433-7458

DEADBEAT CLUB

デッドビート クラブのTシャツ

インディペンデントということ。

インディペンデントであり続けるというのは、とても難しいこと。しかも、それを長く続けるのは、なかなかできることではありません。それもあって、なんとなく応援したい気持ちがあります。アメリカはロサンゼルスを拠点に写真集をリリースしている〈デッドビート クラブ〉もそのひとつ。写真集だけでなくコーヒーなどにも挑戦していますが、Tシャツなどのグッズもかわいいんです。グッと詰まったネックが懐かしい感じのボディに、ステファン・マルクスが描いたイラスト。このバランス感がツボで、「ソルトアンドペッパー」でつい買ってしまいました。本を買うだけでなく、こういうサポート手段もあるのです。ちなみに、いま通販ページを見てみたら売り切れになっていました…。多分、また入るのではと思います。
¥5,500

ソルトアンドペッパー
www.sandp.tokyo

SAWAYA MATSUMOTO ×(THISIS)SHIZEN ID1314

澤屋まつもと × ディス イズ シゼンの日本酒

原料に勝る技術なし。

この日本酒を手に取ったら、そう書いてありました。本当にそうだと思います。悪い原料をいくらこねくり回したって、結局のところいい原料にはかないません。これは京都の新風館にある「ディス イズ シゼン」オリジナルの日本酒なのですが、京都の「澤屋まつもと」とコラボレーションしてつくられました。この「澤屋まつもと」にはいくつか“ID”がつくお酒があって、それは田んぼの番地を表しています。それぞれの田んぼの個性を味わって欲しいということですが、この「守破離 ID1314」は「ディス イズ シゼン」オリジナルの番地。そんな前置きはいいとして、とにかく味が美味しいのです。お米の甘味がふんわりと広がりながらもスッキリと無駄のない飲み口はクセがなく、文字通りスルスルと飲めてしまいます。ナチュールワインもいいですが、日本酒もいいですね。自分だけの田んぼ欲しいです。
720ml ¥5,000

ディス イズ シゼン
thisisshizen.jp
075-585-5226

YUQRI

ユクリのソックス

夏にも履ける。

すでに履いていますが、これからの季節はショーツの出番が多いです。そこに合わせる靴は、サンダルの時もあれば、スニーカーの時もあります。それで、いつも迷うのがスニーカーに合わせるソックス。ちょうどいいゆるさのソックスってあまりないと思うのです。これは昨年デビューした〈ユクリ〉というブランドのもの。いままで白・黒・グレーしかなかったところに、履き口にほんのりカラーを彩った新作がなかなかよきなのです。とにかくこの柔らかそうな風合いが気になって手に取ったのですが、実はこのブランド、抗菌防臭・消臭・制菌に優れています。履いて5分で70%、30分で99%の消臭率、さらに50回洗濯しても効果は下がらないとのこと。す、すごい。本格展開は6月となりそうなので、ホームページから予約注文をぜひ。夏こそ大活躍すると思います。プレゼントにもいいと思うのですが、いかがでしょうか? ぼくは1週間分欲しいです。
各¥2,420

ユクリ
yuqri.net

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事#SHOPPING ADDICT

もっと見る