
FEATURE / PREMIUM






# 003
MATSUMOTO REPORT
松本見聞録
いま、外遊び好きが
本当に住みたい街
長野・松本。
“松本がいまヤバイんですよ〜!”。二拠点生活やスローライフがニューノーマルになりつつあるなか、
スタイリストの平健一さん曰く、昨今の外遊び好きが選ぶのは長野県の松本市という場所。
昔から登山家やスキーヤーの聖地だった松本はいま、ハイキングやキャンプなど、
ライトなアウトドア文脈にも裾野を広げ、熱く盛り上がってきているらしいのです。
“リトル東京”になりがちな地方都市とは異なり、
アルプスのお膝元で独自の文化を発展させている街。その様子を確かめるため、
平さんのなじみの場所を巡り、気になるひとを訪ねる松本アウトドア紀行。
Photo_ Yuya Wada
Stylist_ Kenichi Taira
Text_ Takashi Sakurai
Edit_ Yuka Koga
Design&Development_ BONITO
Special Thanks_Jeep Japan
-
TOPIC01 キャンプ界に革新をもたらした
新生・ゼインアーツ -
TOPIC02 A&Fで
サバティカルに携わる真意 -
TOPIC03 アウトドアと古道具
意外な組み合わせの新店 -
TOPIC04 レジンと地産材で生み出す
インドアとアウトドアの
ボーダレス -
TOPIC05 松本城下、中町エリア
こんなところに
スケートショップ
( Innovation )
TOPIC 01ZANE ARTS
キャンプ界に
革新をもたらした
新生・ゼインアーツ
2018年に創業した〈ゼインアーツ(ZANE ARTS)〉。
代表の小杉さんが1から設計した独創的なテントは
発売当初から人気爆発、
独自のポジションを確立していきました。
一大ムーブメントを築いた小杉さんが、
創業の地として選んだのは都心ではなく、松本。
その理由を伺ってみました。


ZANE ARTSゼインアーツ
2018年に登場し、計算しつくされた機能といままでにない芸術性の高いデザインが大きな話題となった、新しいアウトドアブランド。クオリティの高いプロダクトでありながら、初心者でも手に取りやすい価格設定が多くのアウトドアファンたちを唸らせた。定評があるのはテントだが、ジャンルは絞らず今後も新しく革新的なアイテムを制作していく予定。
@zanearts_official https://zanearts.com/

〈ゼインアーツ〉代表小杉 敬
大手アウトドアメーカーでテント開発などに携わったあと、2018年に〈ゼインアーツ〉を設立。独特な機能美と脅威の価格を両立させたテントはまたたくまに大ヒットした。現在は「A&F」のテントブランド〈サバティカル〉のデザインも手がける。
アイコニック プロダクト
Iconic Product
ZEKU-MゼクーM
〈ゼインアーツ〉のデビューを飾るアイテムのうちのひとつ。これまでにない芸術性の高いデザインと想像以上の使い心地のよさから、長らく愛されつづけるブランドを代表するテント。



平:最近、長野県の松本市がアウトドア的に盛り上がってますよね。しかもこれまでみたいな登山だけって感じじゃなくて、キャンプ方面でも。小杉さんも松本で〈ゼインアーツ〉を興してますが、ここを選んだのはなぜなんです?

小杉:キャンプも登山も好きなので、たぶん人生でいちばん利用しているインターチェンジが松本なんですよ。アウトドアフィールドだけじゃなく、町にも魅力があるというのが大きいですね。だからアウトドアで遊んだ後に立ち寄りたくなる。

平:松本の町はどこか文化的ですもんね。

小杉:そうそう。お店も個性的な専門店が多いですし。素晴らしいアウトドアフィールドと、文化的な町がバランスよくある。







平:実際にここでプロダクトをつくることになってよかった点ってなんでしょう?

小杉:たくさんあるんですが、パッと思いつくのは晴天率の高さですね。積雪もそこまで多くはないですし、冬でもテントを外に張ってみることができるのは大きい。

平:フィールドテストなんかもしやすいですね。

小杉:そうですね。アウトドアを生業とする身としては、松本以上の場所を日本ではまだ見たことがないですね。 ぼくと同じように考えるひとが自然と集まってきているから、松本がいまアウトドアで盛り上がってるんじゃないでしょうか。









平:みんな漠然と“もう、東京じゃない”という意識はありますからね。

小杉:だからこそ、松本も含め地方都市はリトルトーキョーになってはいけないと思っています。 利便性を求めたらやはり東京がトップなわけですから、それに代わる価値を持たないといけない。

平:松本独自の価値を生み出すにはどうするのがいいと思いますか?

小杉:やはりフィールドとしてのよさを活かして、自然志向の人をどんどん呼び込むことだと思います。たとえば、ポートランドのような自転車中心の生活ができる町にしていくとか。

平:松本の中心街自体は、歩いて見て回れる規模感ですし、十分にそのポテンシャルはありそうですね。



小杉:利便性はある程度追求しないといけないんですが、ライフスタイルの中にバランスよく自然を入れる。たとえば家から会社まで自転車で行くとしたときに、できるだけ自然のなかを走れるように整備する。その 途中にはコーヒースタンドなんかもあったりして。さらに言えば、そのときに 車とすれ違うことがないような住み分けができるのが理想です。

平:街中に緑道のようなものが張り巡らされているイメージですね。

小杉:そこまで行けば、松本はさらにオンリーワンの存在になれると思います。

平:こんなにいい条件なのに松本のアウトドアメーカーって小杉さんのゼインアーツくらいですか?

小杉:そうなんですよね。生産拠点の近くに居を構えるメーカーは多いですが、ぼくとしてはフィールド優先。テスト環境が整っているという利点もありますが、アウトドアで活動する時間が多ければ多いほどプロダクトのアイデアも浮かびます。 本当につくりたいものというのはフィールドからしか生まれないとぼくは思っています。






平:いま新しいアウトドアブランドがたくさん生まれているので、そういったブランドたちが松本に集まってきたりしたら、ぼく的には面白くなりそうだなあと思ったりするんですけどねえ。

小杉:世界的にみても、アウトドアブランドが集まっている場所っていうのは往々にしてフィールドが素晴らしいものです。松本には、そういった場所になるポテンシャルが十分にある。今後ぼくらがしっかりと松本に根を張ることで、アウトドアブランドが集まってくるようになればいいなとは思っています。





2022年4月に
発表されたばかりの新商品が続々。
今回も爆発的に
人気が出そうなものばかりです。
気になる方は価格と発売時期を要チェック。










( Trend )
TOPIC 02SABBATICAI
A&Fで
サバティカルに
携わる真意
小杉さんは〈ゼインアーツ〉だけでなく、
「エイアンドエフ(A&F)」が展開する
〈サバティカル〉というテントブランドの
開発にも携わっています。
どちらも大人気となっている両ブランドを
手がける理由とは?

SABBATICALサバティカル
アウトドアショップ「A&F カントリー」が小杉さんをデザイナーとして迎え、2019年にローンチしたブランド〈サバティカル〉。すでに小杉さんが展開していた〈ゼインアーツ〉が話題になっていたこともあり、注目を集めた。トレンドのTC素材を使ったテントがとくに人気。https://sabbatical.jp/

平:〈ゼインアーツ〉だけじゃなく、小杉さんは〈サバティカル〉のデザインも手がけています。これってかなり珍しいパターンですよね。

小杉:そうですね。ありがたいことに「A&F」さんにこういう機会をいただけました。



平:同じテント同士、食い合ってしまう懸念があったのでは。 ブランドごとの棲み分けはどのようにしているんでしょう?

小杉:デザインを変えるのは当然として、素材でも明確な差別化をしています。たとえば〈ゼインアーツ〉はワンポールシェルターではTC(ポリコットン)を使っていませんが、サバティカルはTCを使っています。

平:なるほど。素材を変えればユーザーも変わってきますね。〈ゼインアーツ〉は軽くて扱いやすい道具を好むひと、〈サバティカル〉はテント内に薪ストーブを入れたりするようなタイプのひと、といった棲み分けになるわけですね。







小杉:それからデザイン的なところで言えば、 〈ゼインアーツ〉は未来を感じさせるような、半歩先を行くものをつくりたいと考えています。一方〈サバティカル〉は、まさにいま流行っている要素をしっかり取り入れていく。

平:そもそもなぜ、2つのブランドを手がけようと思ったんですか?

小杉:現状のテント業界に一石を投じようと思ってはじめた〈ゼインアーツ〉ですが、投げ込む石はひとつよりも、ふたつ。 多ければ多いほど広がる波紋も大きいんじゃないか と思ったのが大きな理由です。






〈ゼインアーツ〉と〈サバティカル〉、どちらも小杉さんが手がけているため同一視されがちだが、それぞれにきちんと意味がある。

平:一石を投じるといえば、小杉さんのつくるテントはクオリティに対して価格がすごく安いということでも話題になっていますが、それを可能にしているのは?

小杉:いちばん大きいのは、スタッフを少数精鋭にしていることですね。経費を最小限に抑えることで価格を下げるというやり方です。これだと同じものをつくっても大手ブランドに比べて半分くらいの値段にできるんです。

平:その価格設定もあって、〈ゼインアーツ〉も〈サバティカル〉もどっちも大人気ですね。“ぜんぜん買えない!”って文句が出るくらいですが(笑)。

小杉:いやいや(笑)。これはお伝えしておきたいんですが、やっぱりコロナ禍の影響が大きいんですよ。 製造が打撃を受けているだけでなく材料の入手も難しい状況です。しかも流通もうまくいかない。



平:すべてはコロナのバカタレのせいということで(笑)。

小杉:ご迷惑をおかけしているんですが、こういう状況だということはご理解いただければ…。
アイコニック プロダクト
Iconic Product






SHOPPING SPOT01
街の中心にあり、
気軽に立ち寄れるアウトドアショップ。
〈サバティカル〉を狙うならここで。
A&F カントリー 松本店
松本の中心地にできた商業施設「信毎メディアガーデン」内にある「A&F カントリー 松本店」。〈ミステリーランチ〉、〈KAVU〉、〈ペンドルトン〉など人気のブランドが数多くラインナップされている。城下町である松本に合わせた和のテイストが盛り込まれた内装にも注目。入口では木製の巨大ヘラジカモニュメントがお出迎え。
SHOP
DATA
住所:
長野県松本市中央2-20-2
信毎メディアガーデン 2F
電話: 050-4560-2085
時間:
11:00〜19:00
*土日祝は10:00‐19:00
( RETRO&BIKE )
TOPIC 03CLAMP
matsumoto
アウトドアと古道具
意外な組み合わせの
新店
平さんに導かれて辿り着いたのは一件の町屋。
こんなところにアウトドアショップが?
という趣のある入口をくぐると、
そこには独自の世界観を持つ
スペシャルなショップが待っていました。
-
RETRO&
BIKE01
情緒的な雰囲気たっぷりの外観。レトロな町並みの松本によくなじんでいる。 昔ながらの町屋に
アウトドアショップ。古い町屋を再利用した建物内にオープンしたのが「CLAMP松本店」。もともとは伊那市に本店を構える「CLAMP」ですが、個性的なのはその内装。スタッフが厳選した古道具が什器として使われていて、その什器を買うこともできるという独特なスタイルです。
-
RETRO&
BIKE02
壁面の棚や天井の自転車をかけられる仕様など、内装はスタッフによる手づくり。ノウハウ源はYouTubeというのが今っぽい。 自転車ユーザーも多数通う。
この松本店には2つの空間があり、一方はセレクトされた自転車やグッズ、オリジナルブランドのバイクを販売する「蔵」。修理や調整など細かな要望にもフレキシブルに対応してくれます。もう一方は、女性スタッフで構成された「母屋」。彼女たちの目線でセレクトされたかわいく小粋なアウトドアギアが置かれ、他ではちょっと見ないコンセプトになっています。
-
RETRO&
BIKE03
アウトドアよりむしろアンティークショップのような雰囲気。陳列の細やかな感じが他のショップとは一線を画する。 女性目線での意外な
ラインナップ。アウトドアフィールドではもちろん、日常使いできるアイテムも多く、〈山と道〉〈ティートンブロス〉〈ロウロウマウンテンワークス〉など気の利いたブランドもズラリ。昔ながらの丸編み機 を使い、高い保温性と優しい肌触りのスエットをつくるファクトリーブランド〈イエティナ〉の、世界唯一の直営店 としてショップインショップも展開しています。このマニアックなこだわりがたまらないんです。
-
RETRO&
BIKE04
「CLAMP」以外にもカフェや他のショップなどいくつかのテナントが入っており、町屋のなかを巡るのも楽しい。 歴史感じる街の
雰囲気まで味わう。「CLAMP 松本」では建物の味を生かし、押入れをフィッティングルームとして活用したり、風合いと合ったDIYを施したりと、元の雰囲気と調和した店をつくっています。“松本ってこういう歴史ある建物が積極的に活用されている感じが良いですよねえ”と平さんもご満悦。
SHOP
DATA
店名: CLAMP 松本 母屋
住所: 長野県松本市旭1-1-20 和泉町伍蔵 母屋2階
電話: 0263-31-3368
時間: 10:00〜19:00
店名: CLAMP 松本 蔵
住所: 長野県松本市旭1-1-20 和泉町伍蔵 蔵3
電話: 090-5411-6068
時間: 11:00〜20:00
( WOOD×RESIN )
TOPIC 04KI-NO
レジンと
地産材で生み出す
インドアと
アウトドアのボーダレス
平さん曰く、近ごろデビューする
インディペンデントなブランドは、
そのトンガった
ものづくりでカルト的な支持を得ることも多いとか。
昨年10月にスタートしたばかりの〈キーノ(KI-no)〉も
そのひとつです。
〈キーノ〉と平さんはかなり仲良し。
ってことで、工房にお邪魔してきました。
-
WOOD×
RESIN01
話し合いながら製品化していく。 木を使い、土地を助ける。
いまやウッド系ブランドは星の数ほどあるけれど、そこにあえて新規参入をしてきたのが〈キーノ〉です。材料となる木はすべて価値がつけられず、活用されていない地産材を中心に使用。林業の活性化と山の再生の一助になれば、との思いからだそう。
-
WOOD×
RESIN02
レジンがLEDライトの光を和らげ、淡い落ち着いた雰囲気に変えている。食後のゆっくりとした時間にぴったり ウッドアイテムの新たな活路。
〈キーノ〉が他のウッド系アイテムと大きく異なるのは、木にレジン(樹脂)を組み合わせているところ。第一弾として製作されたのは「ゴールゼロ」や「レッドレンザー」といったミニライト用のランプシェードです。温かみのある木材と半透明のレジンが混ざり合い、柔らかな明かりに。
-
WOOD×
RESIN03
数寄屋建築を請け負う木材加工場。ここで〈キーノ〉の試作や製造も行われる。 外で使いたいインテリア。
キャンプに間接照明という新たな境地を切り開いています。あえて 節や穴のあるような癖の強い木材を選び、要所にレジンを組み合わせることで世界にひとつしかないプロダクトに仕上がっているというのも物欲をくすぐるところです。数々のアウトドアギアを見続けてきた平さんも“これは新しい!”と太鼓判を押します。
-
WOOD×
RESIN04
アイテムの仕上げ中。職人の技が光る。 新作もじっくり製作中。
現在は組み立て式テーブルを試作中。レジンを仕込んだ天板パーツと支える脚のパーツを、自由に組み換えることでさまざまなカスタムが楽しめるようにする予定とのことです。
-
WOOD×
RESIN05
加工前の角材たち。建築資材になるのか、〈キーノ〉になるのか。 新しいウッドブランドが
アウトドアへと羽ばたく。木材の加工をしているのは、数寄屋建築の世界で腕を振るってきたプロ中のプロ。職人技とモダンな感性、木材とレジン、それらが出会うことで、いままでになかったまったく新しいインドアとアウトドアのボーダレスなブランドが誕生しました。今後の動きに要注目です。
SHOP
DATA
KI-no
@ki_no_officialプロダクト Product
小型LEDライト「ゴールゼロ」「レッドレンザー」「ナトゥーラ」のシェードとカバー。販売はこれから。



SHOPPING SPOT02
地域密着型のアウトドアショップ。
長野県に3店舗ほど展開中。
アウトドアステーションVANVAN 松本店
広い店内にフィッシングとアウトドアが半々くらいの割合で並ぶ、老舗のアウトドアショップ。最近ではキャンプグッズにも力を入れていて、平さんも唸る品揃え。ちなみに“いまぜんぜん手に入らないんですよー!”と興奮しながら、平さんは〈コラプズ〉のウォータージャグをお買い上げ。
SHOP
DATA
( SKATE )
TOPIC 05CANOLA
SKATESHOP
松本城下、中町エリア
こんなところに
スケートショップ
個性的なお店が数多く並ぶ中町周辺。
その一角にひっそりとスケートショップがありました。
秘めたる熱を直感し、
店への階段を上がることに。
-
SKATE
01
階段を上がると2階に突如現れるスケートショップ。知る人ぞ知る立地。 掘り出し物だらけ。
“ここ、最近めちゃくちゃ注目してるんですよ”と平さんお墨付きのスケートショップ。カルチャーを大事にするスケーターのマインドは、どこかアウトドアにも通じるところがあります。
-
SKATE
02
数々の大会で優秀な成績を修める小林さん。出勤ももちろんボードに乗って。 信頼感のあるセレクト。
オーナーの小林さんはもともと東京で「ディアスポラ」というスケートクルーに参加していた名うてのスケーター。2020年に地元塩尻市から近いこの場所にショップをオープンしました。11坪の店内にはデッキに加えて、ウェアなどのアパレルアイテムもぎっしり。ここでしか購入できないアイテムもあり、県外からわざわざ訪れるお客さんも多いと言います。
-
SKATE
03
地元のスケーターに限らず、遠方から足を運ぶ人も少なくないという。 各地からファンが続々!
スケーターでなくとも刺さるアイテムばかり。“ここに来ると絶対なにか買っちゃうんだよなあ”と平さんはこの日もTシャツ2点を即購入。
SHOP
DATA
店名: CANOLA SKATESHOP
住所: 長野県松本市中央2-5-13増田ビル 2階 B
電話: 0263-31-6459
時間: 12:00〜19:00
名店だらけの街に寄り道!
Walking Around
Central City
せっかく長野県まで来たのに、
アウトドアスポットしか巡らないなんてもったいない!
ということで中心街を練り歩き、
“ここぞ”というスポットをあれこれ掘り起こしてきました。
地のものをいただいたり、隠れた名店を訪れたり。
松本に行くならこちらもあわせてどうぞ。
-
栞日
1階がカフェスペース、2階はブックコーナーになっているショップ。古い商店を改装した店内には大型の活版印刷機などもあり、活字好きにはたまらない空間。ブックフェアや写真展など定期的にさまざまなイベントも開催している。
住所:長野県松本市深志3-7-8
電話:0263-50-5967
時間:7:00〜20:00
https://sioribi.jp/ -
燻製工房 燻丸 -KUNMARU-
無添加・自家製の燻製を多数取り扱う燻製専門店。チーズやサーモンなどの定番から、燻製コーヒーや燻製醤油などちょっと変わったものまで。平さん的お気に入りは燻製ポテトチップス。カフェも併設。
住所:長野県松本市中央2-5-15
クリヴィーレ 増田 1F
電話:0263-35-8387
時間:10:00〜18:00
kunmaru.com -
源智のそば
隣にある源知の井戸から汲んだ井戸水で蕎麦を茹で、出汁を取る。今回食べたのは地元の新鮮な野菜を使った、天麩羅せいろ。鰹出汁と無添加醤油を使った少し甘めの出汁も特徴。
住所:長野県松本市中央3-7-8
電話:0263-33-6340
時間:10:00〜18:00
松本での外遊びは
こんなに楽しい!
かつてはウィンタースポーツの地として栄えた長野県。
いま、その姿は変わりつつあるようです。
ひとが移り住み、ショップが立ち、ブランドが根付き、
街が全体がキャンプを軸にゆるやかに輪をつくっています。
自然のなかでの遊びと、街での暮らしが両立する場所。
それが松本という新たなアウトドア名所なのです

いま来ているビッグなアウトドアウェーブを、
フイナム的にライドしていく本連載「Garage’s(ガレージーズ)」。
アウトドアフィールドで活躍するスタイリスト、平健一さんをナビゲーターにつけ、
気になる場所やものを見つけては西へ東へと足を運びます。