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FEATURE
ジェフ・マクフェトリッジが、ダイワ ピア39のプロダクトに描いたもの。
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ジェフ・マクフェトリッジが、ダイワ ピア39のプロダクトに描いたもの。

ジェフ・マクフェトリッジ。彼が描くシンプルでありながらメッセージ性のある絵は、多くの人たちを魅了してきた。絵だけではなく、自然とともにあるライフスタイルや、思慮深いモノの考えに、影響を受けた人も少なくないと思う。そんなストリートのリビングレジェンドと、今回コラボレーションを果たした〈ダイワ ピア39(DAIWA PIER39)〉。フィッシングという共通項で結ばれた両者がリリースするのは「共存」をテーマにしたカプセルコレクション。6月中旬、その発表とともに来日を果たしたジェフに、今作に込めた思いを聞いた。

  • Photo_Shingo Goya
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Ryo Komuta

PROFILE

ジェフ・マクフェトリッジ

1971年にカナダで生まれ、現在はロサンゼルスに拠点を構える。 繊細な線に大胆な色使いで描かれるモチーフ、独特な遠近法を使用したシンプルなグラフィックで、これまでも「ペプシ」や「アップル」といった大企業をはじめ、スパイク・ジョーンズ監督の映画『かいじゅうたちのいるところ』『her/世界でひとつの彼女』などでグラフィックデザインを担当。アパレルブランドとのコラボレーションも多数。
IG:@mcfetridge

東京=ロサンゼルス、日光=ヨセミテ。

ー 久しぶりの来日と伺いましたが、前回は何年前だったんですか?

ジェフ:正確な数字は思い出せないんだけど、「プレイマウンテン(Playmountain)」で展示をやったときだから、たしか2013年頃だったと思う。

ー そのときと、日本の印象は変わりましたか?

ジェフ:渋谷や原宿は街自体が大きく様変わりしていたね。とくに「渋谷PARCO」は、以前よりも随分ファンシーな雰囲気になったと思う。なぜ「渋谷PARCO」を例にあげたかと言うと、ぼくが初めて日本でショーをやったのが「渋谷PARCO」でね。

ー そういえば、さきほどインスタのストーリーズに猿をポストしてましたよね(笑)。

ジェフ:見てくれてたんだ(笑)。そう、日本に猿がいるのは知ってたけど、初めて見たから、ついね。

ー 日本の猿は冬に温泉に入るんです。

ジェフ:本当に? それはアメージングだね(笑)。

ー ジェフさんは、日本お好きですか?

ジェフ:I love Japan。本当はもっと早く来たかったんだけど、コロナもあったし、なかなか難しくて。

ー 日本のどういうところが好きですか?

ジェフ:土地でいえば、いちばん好きなのは北海道。前回の日本旅行で北海道に行くことができてね、そのときに見た自然の豊かさには感動したな。広大で、アウトドアのフィールドもたくさんあって、農場や牧場もそこら中にあるでしょ。ここ(栃木県日光市にある中禅寺湖)を今回の会場に選んだのも、北海道で見た自然と似ているからっていうのもあるんだ。

ー なるほど。なんで中禅寺湖で?とは思いました。

ジェフ:もちろん、ここがトラウトのメッカだっていうのもひとつある。それと、ぼくがいま住んでいるのはロサンゼルスなんだけど、そこから数時間もクルマを走らせれば、ヨセミテ国立公園に行くことができるんだよ。だから東京=ロサンゼルス、日光=ヨセミテのように、そんな距離感も気に入っていて。

INFORMATION

Geoff McFetridge × DAIWA PIER39

Lakeside POP-UP Gallery at Lake Chuzenji

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