STYLE 3. FESTIVAL


熱気を帯びた会場と鳴り止まない音楽には、やっぱり〈ハンター〉のラバーブーツが似合います。Seidaiさんに改めてブランドやラバーブーツのことを聞いてみると、若者らしい観察眼にはたと驚かされました。
「〈ハンター〉は高級なレインブーツという印象で、昔からかっこいいなと思っていました。韓国人の友達が履いていたり、あとはこのあいだパリコレのついでにロンドンに行ったのですが、そのときにも見かけましたよ。僕が泊まっていた宿に、フェス帰りのひとが脱いだハンターのブーツがたくさんありました。国や性別を問わず、カルチャーが浸透しているのをそこで感じましたね。この撮影のお話をいただいたのもそのタイミングだったので、すごく奇遇だなと」
長靴に馴染みがあるかどうかという質問にも彼らしい答えが。
「昔、地元・広島にいたときにおじいちゃんの手伝いで畑仕事をしていて、そのときに農作業用の長靴をよく履いていましたね。長靴はその印象が強かったこともあり、〈ハンター〉の長靴を改めて見たときに、良さを実感しました。僕は雨の日はそんなに外に出るタイプではないので必要としていなかったんですが、こういうおしゃれでいくら汚れてもへっちゃらなものがあるなら、これを機に挑戦してみようかなと」
撮影を進めていくなかで、〈ハンター〉へのイメージも変わったとseidaiさん。
「デザイン性に特化している他のシューズがあるのに驚きました。しかもいろんなテイストの服に合わせやすいように設計されているからいいなと。今日羽織ったジャケットも軽い着心地でパッカブルで、ひとつ持っていればどこへでも行けそう」

ただスタイリッシュなプロダクトをつくっているだけではないのもポイント。サスティナブルがそこかしこで叫ばれる昨今ですが、〈ハンター〉は2011年から持続可能な製品の供給に対して責任のある取り組みを行ってきました。
しかもサスティナブルな素材づくりだけではなく、製品をつくるひとの労働環境や、輸送・梱包時の環境汚染など、プロダクト周辺にまで目を配る。そう簡単にできることではありません。
「全然気づかなかったです。でもそうは見えないというか、言われないと気づかないですね。サスティナブルでいうと、僕は普段ペットボトルをめっちゃ買うんですが、それを見た家族にもにもったいないとよく怒られていて。水道水を飲める水にろ過する機械のことを教えてもらってからは、あまりペットボトルを買わなくなりましたね」

〈ハンター〉ジャケット ¥19,800、ブーツ ¥19,800、バックパック ¥26,400、フォンポーチ ¥5,500、〈ユーズド〉シャツ ¥6,930(サンタモニカ渋谷店)、〈ラディアル〉Tシャツ ¥6,600、パンツ ¥13,200(ラディアル ヘッドショップ)
冒頭の話に戻るなら、〈ハンター〉のアイテムは、街もフェスもどのシーンにも順応するポテンシャルがあります。支えているのは、本気すぎないけど十分な機能性、ベーシックで気が利いたデザイン、アイコニックなロゴ、それらすべてを絶妙に足し引きするバランス感。
数あるブランドのなかで〈ハンター〉を選ぶことは、街で生き抜くにも、フェス会場で盛り上がるにも、最適解だと言えそうです。
夏の新作スタイリングを使って、seidaiさんが15秒のリール動画を制作! 東京の街とハンターの相性はよさそうです。