雪渓や木道などバラエティ豊かな登山道を進む。
栂池自然園の登山口をスタートしてしばらくは樹林帯を進みます。時折、景色の抜けが良い場所に出て後ろを振り返ると、下界には雲海が広がっていました。


このエリアは日本有数の豪雪地帯であり、夏季に入っても残雪が豊富。訪れたのは8月上旬でしたが、登山道のところどころに雪渓がありました。

雪渓の上は滑りやすいため、一歩一歩慎重に登っていきます。
栂池自然園をスタートして約1時間半、天狗原(てんぐっぱら)に到着。

天狗原は広々とした湿地帯。標高は2,200メートルほど。下界よりも10℃ほど気温が低く、真夏とは思えないほど空気はひんやりしています。

ベンチに腰掛けて小休止。水分や行動食を摂って英気を養います。