アングラーにとっての天国、八丈島。

翌朝2日目は、KOZAKANAくんお待ちかねの釣りの日。自他共に認める釣り好きで、はこふぐをかぶった「さかなくん」が大好き過ぎて、幼少期に母親から名付けられたのがKOZAKANAという愛称の由来だったりする。
「昨日は深夜まではしごしていたから、結構二日酔いですね(笑)。でも、釣りはスケボーみたいに、体を動かしまくるわけではないから全然平気だし、釣れた瞬間に二日酔いなんて吹っ飛ぶっす!」


やってきたのは、KOZAKANAくんが八丈島に来たときに必ず訪れるという藍ヶ江港。ここ八丈島は、船で沖に出ずとも、陸っぱりからでも大物を狙えるのが魅力なのだという。
「今日の狙いはアカハタです。運がよければカンパチ。八丈の海はドキドキするんですよね、釣れる魚のスケールがでかいから。前なんて、20キロくらいの大物が釣れましたよ」


ポイントを変えながら、キャストを続けること数時間。なかなかヒットしない。けれど、釣れなくたっていい。八丈の自然と一体になれる感覚が、なにより心地いい。「今日は釣れなかったけど、最高でしたね!」の言葉を合図に、この日の釣りは終わりを迎えた。
「ちなみに八丈って釣りの島で、渡船が代表的な産業になるくらい、釣り人たちがやってくるんです。しかも、釣った魚を調理してくれる食堂や宿もいくつかあります。今日はダメでしたけど、ぜひ八丈に来たら、みなさん釣りをしてみてほしいですね。本当、驚くほどの大物が釣れるんで。おじさんもこの間、40キロの大物を釣ってましたから」
釣り慣れてない人や、時間に余裕がないけどどうしても釣りたいなんて人は、船に乗せてもらうことも検討を。
藍ヶ江港
住所:東京都八丈町中之郷1523−8