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ラングラー75周年イベントをプレイバック!
Wrangler 75th Anniversary Event

ラングラー75周年イベントをプレイバック!

今年、生誕75周年を迎えたアメリカ三大ジーンズブランドのひとつ〈ラングラー〉。アニバーサリーイヤーを祝うイベントが、10月2日に「WITH HARAJUKU HALL」で開催されました。トークあり、物販あり、ライブありの盛りだくさんのイベントを振り返り、〈ラングラー〉が持つ唯一無二の魅力、ひいては近頃人気再興中のデニムの魅力について探っていきます。

トークショーを振り返り。

今回は、合計3回のトークショーが2時間毎に開催されました。

1回目のトークショーは、古着やアメリカンカルチャーに造詣が深いスタイリスト・原田学さんが出演。話のなかには世の中のトレンドを察知するスタイリストらしいお話も。たとえば、センタークリースを〈ラングラー〉のジーンズに入れたりと、若いひとのなかでも自由にアメカジっぽくデニムを楽しむひとが巷に増えてきているそう。

(左)「デニムと雪柄のニットは相性抜群。トップスはややタイトめなシルエットが人気の模様。アメカジっぽくキャップを合わせました」(中央)「デニムシャツはなんでも似合う使い回しのいいアイテムですが、今回はホワイトのパンツと合わせました。着方次第では女性に合うスタイルかと」(右)「ブルーデニムは、イエローのアイテ(シャツ)やツイードのアイテム(パンツ)とマッチします。また、デニムジャケットは、エンジニアブーツとよく合います」

そしてマネキンを使い、〈ラングラー〉のアイテムを使ったスタイル3体を披露してくれました。3体ともすべてブーツを合わせているのは、やはり〈ラングラー〉とブーツの相性が抜群だからとのこと。やはりカウボーイが愛するデニムブランド〈ラングラー〉の本質はそこにあるのでしょう。最後に、〈ラングラー〉に期待するものとして、アメリカのカウボーイに愛されているデニムブランドとして、その独創性がわかるスタイルをこれからも伝えてほしいということでした。

2回目のトークショーは、フリーマーケットにも参加していた大貫さんと、〈ロク〉ディレクターの吉田恵理子さん。ファッション好きが素通りできないおふたりは、それぞれ私物の〈ラングラー〉アイテムを披露してくれました。

まず、大貫さんが〈ラングラー〉の魅力として言及していたのは、カウボーイのためのタフなデニムであり、それは他のデニムブランドにはない文化であるということ、そしてデザイナーを起用した世界初のデニムブランドであることでした。一方、写真集を持っているくらい、カウボーイ文化が好きという吉田さんは、揺れるフリンジや足さばきのいいパンツなど、カウボーイのためのデニムであることにロマンスを感じるというお話でした。

もちろんトークショーでは、シルエットやステッチなど、細かなディテールデザインの話が盛りだくさん。さらに、参考にしたいお話としてこんなトピックも。デニムが印象的な映画として、大貫さんは、「アーバン・カウボーイ」のジョン・トラボルタの着こなし、吉田さんは映画「アウトサイダー」をセレクト。そして、〈ラングラー〉初心者にオススメするならばというテーマでは、大貫さんは代名詞的なアイテム「11MWZ」のパンツをセレクト。吉田さんはウエスタンシャツを挙げてくれました。

そして、トークショー3回目のラストを飾るのは、世界一の〈ラングラー〉コレクターとの呼び声高い金丸力也さん。75周年を記念するインパクト大のスペシャルアイテムを着て登壇です。

ただ単に好きなものを買っているだけで、コレクターと呼ばれることに抵抗があると語る金丸さんですが、やはりその〈ラングラー〉愛は筋金入り。その熱の入れようは、コレクションのことを家族と呼んでいるというほど。

ヴィンテージの高騰の波は、もちろん〈ラングラー〉にも及んできているそうで、できるだけ荒らされないことを願っているとギャラリーに訴えかけました。今回、金丸さん私物の貴重なアーカイブが展示されていたわけですが、そのコンディションのよさを見る限り、こういう方の手にヴィンテージは渡ってほしいと思うひとも多いことでしょう。

INFORMATION

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電話:0120-008-503(電話受付:月〜金曜日 10:00~17:30)
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