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アニキと⾏く! ザ・ノース・フェイス パープルレーベルの魅⼒探訪。
STROLL IN THE SHIZEN vol.1

アニキと⾏く! ザ・ノース・フェイス パープルレーベルの魅⼒探訪。

〈ナナミカ〉と〈ザ・ノース・フェイス〉がタッグを組んで誕⽣した〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉。その旗艦店として代官⼭に軒を構えるのが、「ナナミカ マウンテン」です。今回はYouTubeチャンネル「アニチューブ」でおなじみのアニキこと⽚野英児さんをゲストに迎え、23SSの新作コレクションをチェックするべく「ナナミカ マウンテン」へ。〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のこだわりとアニキのウンチクの共演で、ブランドの理解度を深めちゃってください。

  • Photo_Hiroshi Nakamura
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Soma Takeda

アニキ、65/35 マウンテンパーカを着る。

「ナナミカ マウンテン」で店⻑を務める⼤嶋さん(写真左)。 2022年に同店オープンのタイミングで、福岡店より異動してきた福岡っ⼦。

⼤嶋:ここからは私が接客させていただきます。

アニキ:ヒゲにグルーヴありますね。

⼤嶋:ありがとうございます(笑)。

アニキ:やっぱり、定番のマウンテンパーカが気になりますね。

⼤嶋:実はこれ、レギュラーサイズとビッグサイズの2つのシルエットがあるんです。⾝幅や袖の⻑さを絶妙に変えていて、好みの形が⾒つかると思います。

アニキ:いわゆるオーバーサイズっていう概念がない時代のアウトドアやワークものを着たときに「⾝幅は最⾼だけど、ちょっと袖が⻑いんだよな」ってことがあるじゃないですか。それが全部フィットするってことですよね。

⼤嶋:まさに、その通りです。⽣地は「65/35ベイヘッドクロス」を使っています。

アニキ:60/40は有名ですけど、なぜその配分に?

⼤嶋:元々、本国の〈ザ・ノース・フェイス〉が使っていたのがこの⽣地だったんです。60/40はナイロンとコットンを編んでるんですけど、65/35は糸の紡績段階でポリエステルを65%、コットンを35%混紡して高密度に織り上げた生地なんです。

アニキ:そうだったんですね。「65/35ベイヘッドクロス」はどんな性能があるんですか?

⼤嶋:はっ⽔はもちろんしますので、多少の⾬であれば問題ないです。

アニキ:ただ、ビッグサイズを⼩さめに着るか、レギュラーを少し⼤きめに着るか…。悩ましいですね。とりあえず着てみましょうか。まずはスタンダードのLを着てみましょう。

65/35 マウンテンパーカ ¥39,600
70年代のマウンテンパーカをベースに、シルエットやディテールを現代的にアップデート。表⽣地にはっ⽔加⼯を施し、クラシカルな表情と機能性を兼ね備える。

アニキ:ぼく、このくらいの時期は、⼤体インナーのデフォルトが⾁厚のスエットなんですよ。なので、もしかするとサイズはXLの⽅がいいかも。10年前だったら、このサイズでまったく問題なかったですけどね。いまはやっぱりレギュラーよりビッグシルエットの⽅が⼈気ですか?

⼤嶋:半々くらいの人気ですね! まさに好みで別れます。

アニキ:カラーもいろいろありますけど、このベージュが⼀番映えますね。ヨーロッパもののステンカラーコートに似た、 ハイソなお⾦持ちが持ってそうなベージュの⾊味がいいです。それを、アウトドアに落とし込んでいるっていうところがグッときますね。次、ビッグシルエットも着てみましょうか。

65/35 ビッグマウンテンパーカ ¥41,800
「65/35 マウンテンパーカ」と同デザインで、着丈や⾝幅、腕まわりなど全体のシルエットを⼤きくアップデートした⼀着。レギュラーマウンパ同様に、腰のスピンドル、コードストッパーも⼀回り⼤きいクラシックなものを採⽤している。

アニキ:オーバーサイズにはオーバーサイズなりの良さがありますよね。しかもライナーはリップストップなんですね。茶タグとかによくあるリップストップをここでも使ってると。こういう細かいところも、⼼くすぐられます。

⼤嶋:ちなみに、ビッグシルエットの⽅が、元々、本家で販売していたシルエットに近いです。それを日本人の体型に合わせやすく、街着にも適したものにしたのが、いまはレギュラーフィットと呼ばれていまして。

アニキ:なるほどね! それを聞いたらビッグシルエットがいいな。ぼく“元々”とか“元祖”とかって⾔葉に弱いんですよ。『⾦⼋先⽣』も『スターウォーズ』も、結局一作目がいいんですから。

アニキ:あと肩のステッチがあるじゃないですか。ここのパッカリングもいい感じですね。ウォッシュをかけてるんですか?

⼤嶋:⼀度、すべてのアイテムを製品洗いしています。

アニキ:やっぱりね。着ていったときの着⽤感がわかるのもうれしいポイントですね。細かいところなんですけど、そういうこだわりは、50歳過ぎた⼤⼈にはたまらないです。じゃあちょっとほかの⾊も、着させてください。

アニキ:⽔⾊もいいですね。ちょっとノスタルジックな感じが。アメリカ好きのフランス⼈が着てそうな⾊というか。パンナム感もあったり。⽩いパンツとも相性バッチリ。

アニキ:⿊とオリーブも安⼼感があっていいですよね。ただ、個⼈的にはやっぱりベージュが良すぎましたね。ちなみに何⾊が⼈気なんですか?

⼤嶋:ベージュです。

アニキ:やっぱりそうですか。めちゃくちゃいいですもん。

⼤嶋:ポケットの⼤きさも特徴的なんですけど、ポケットにものは⼊れますか?

アニキ:基本的には思い出と替え⽟だけです。ダメですかね?

⼤嶋:…。

アニキ:冗談です(笑)。⼊れますよ。アウトドア由来なので、ポケットにちゃんとフラップがあるじゃないですか。これがあるだけで安⼼。立ち飲みしてもものが落ちないですから。 こういうディテールは、アウトドアならではのよさですよね。だけど、本当にベージュが秀逸すぎました。ベージュのビッグシルエットのLが個⼈的にはベストでしたね。着⼼地も軽やかだし、動きやすいし、シルエットも美しいし、本当に素晴らしいマウンテンパーカだなぁ。

INFORMATION

ナナミカ マウンテン

住所:東京都渋⾕区猿楽町19-6 CUBE代官⼭
電話:03-6416-3012
時間:11:00〜20:00
公式オンラインサイト

Instagram:@nanamica_mountain

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