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葵わかなと恒松祐里が話す、6年前と6年後のわたしたち。
路地裏てぃーん。特別編

葵わかなと恒松祐里が話す、6年前と6年後のわたしたち。

2016年にスタートした「路地裏てぃーん。」は、これまで77人もの蒼き才能を秘めた10代の若き表現者にフォーカスしてきました。今回の主役である葵わかなさんは1人目に、恒松祐里さんは4人目に登場した経緯があります。そして、二人は映画『くちびるに歌を』での初共演以来、無二の親友でもあります。そんな彼女たちに聞いたのは18歳の過去、24歳を迎えた現在、そして30歳の未来について。友達だから話せる、あんなことやこんなこと。

  • Photo&Styling_Yu Sugiura
  • Hair&Make_Yoko Fuseya(ESPER)
  • Edit_Shun Koda

ー 30歳まであと6年。鮮明に見えるはずもない遠い未来の話にも関わらず、彼女たちの目線はしっかりと前に向けられています。チャレンジの連続の20代を終えて迎える30歳は?

恒松:30歳かぁ。私は『くちびる』を撮影してた時に、30歳のことをよく考えてたな。その頃はものすごい大人だと思ってたんだけど、あと6年だって考えたら30歳はまだまだ若いし、成長の幅がたくさんありそうだよね。

葵:私もそう思う。

恒松:何歳になっても新しく学び始められるし、20代で貯めた経験値を活かして、30歳により深みを与えることができれば、別のジャンルに飛び込むことだってできる。明確な目標はまだないけど、新しいことに挑戦し続ける30歳でいたいな。

葵:私は似てるようでちょっと違うかもしれないけど、30歳までに自分自身の人生の第1章が終わる気がしてて……というか終わらせたいなと思ってて。

恒松:うんうん。

葵:大げさな意味ではないんだけど、今は自分自身に一生懸命で、自分が一番大切。お仕事に全身全霊をかけて向き合ってる状況なんだけど、20代は多少無理してでも挑戦して、その経験が芽吹いてきたりするのが30代なのかなって思ってる。地に足をつけて、自分の考えをようやく持てるようになるのが30歳くらいからなのかなって。

恒松:わかならしいね。

葵:今はできる限りいろんなことにチャレンジして、失敗もたくさんして、やってみたら違ったを繰り返すのも大切だなって思うの。それは大変なことかもしれないけど、30とかこれから先の人生で後悔がないように、今を頑張りたいって思ってる。

それが理想だけど、30歳になったときに今まで自分にしか向いてなかった目がもうちょっと下の世代とか、家族や友達とか、外に向いていくといいなって思ってて。だから、20代は自分に無我夢中でいられる。無我夢中でいたいなって思う。

恒松:よくその話してるよね。「20代頑張るよ…私!」みたいな。

葵:不安なことも多いし、このままでいいのかなとか、休みたいなとか思うけど。けど、やっぱがむしゃらにやることが大切なんだなと思うし、それは今しかできないから、30までにやり尽くしたい!

恒松:今日さ、18歳の頃を振り返ってみて私たち結構成長したんだなって思った。だからきっと大丈夫だよ。あと仕事はもちろん、ニューヨークで大晦日を過ごしてみたいな、2人で。

葵:それ楽しそう!

恒松:3、2、1、ハッピーニューイヤー!って。

葵:それは30歳までにやんないとだね。

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