ラクに脱げることが正義。
サウナに行くことは伍堂さんの仕事でもあり、プライベートでもあります。


伍堂さんがこの日訪れたのは錦糸町の「黄金湯」。数年前にスキーマ建築の設計のもとリノベーションされ、クリーンなサウナ付き銭湯として生まれ変わりました。地域に根ざした銭湯ながらも、サウナのクオリティの高さ、フレッシュな存在感で昨今のサウナブームを牽引する施設の一つです。

「『黄金湯』がリニューアルしたタイミングで、仲間内で伺うことになったんです。DJブースがあることは知っていて、スタッフの方と話しているうちに、今度よかったらDJさせてくださいと言ったら、覚えてくださったみたいで、後日声をかけてくれてDJする機会をいただきました。あと、〈TTNE〉で毎年11月に表彰する、いま行くべきサウナのアワード『サウナシュラン』でも、『黄金湯』を選ばせてもらいました。そういうコミュニケーションを通じて、仲良くさせていただいてます」



そんな伍堂さんのサウナスタイルは、専らリラックスできる格好。この日はスエットのセットアップでした。
「スエットに違和感なくハマるデザインはもちろん、〈デサント〉のスニーカーの履きやすさ、歩きやすさにびっくりしました。コートシューズのシルエットなので一見硬いのかなと思いきや、ソールも柔らかくてスゴく履き心地がいい。それと、このセットアップもそうなんですけど、サウナに入る仕事柄、いかにすぐに裸になれるか、服をすぐに脱げるのかが大切なんです(笑)。ロケハンや現地調査など水場を裸足で行くことが多い分、シューズを脱いだり履いたりすることも多い。だから、ラクに着脱できるシューレースシステムも気に入りました。この機能はぼくだけではなく、誰にとってもプラスですよね」