高島涼とMERRELL 1TRL。
PROFILE

1992年生まれ、静岡出身。セレクトショップのスタッフとしてカリスマ的人気を博し、独立。現在は自身のブランド〈CLESSTE〉でディレクターとして活躍しつつ、コンセプトショップ「+81」や他ファッションブランドの監修も務める。趣味はカメラと美術館巡り。
Instagram:@ryo__takashima
ー 高島さんはすでに「MERRELL 1TRL」をお持ちだそうですね。

高島:そうなんです。昨年「HYDRO MOC AT」というモデルを買いました。
ー そもそも、〈メレル〉にはどんな印象をお持ちですか?
高島: ブーツの「WILDERNESS」の印象が強いですね。アウトドア用というイメージも。ただ、ぼくはアウトドアもあまりしないし、フェスにも行かないので、触れる機会はそんなに多くなかったというのが正直なところです。
ー なのに「HYDRO MOC AT」を購入したきっかけは?
高島: 海外のインスタグラムアカウントをよくチェックするんですけど、2年前くらいに、その人たちが「MERRELL 1TRL」をアップしはじめたんです。それを見てカッコいいなと思っていて。
ー 具体的に、どんなところに魅力を感じましたか?
高島: 楕円形の独特なデザインがモダンかつ機能的で面白いなと。履き心地ももちろんいいですし、サンダルとスニーカーをハイブリッドさせたような見た目もユニーク。ありそうでないデザインなんです。

ー どんなシーンで履いているんでしょうか。
高島: 割とシーンを問わずって感じです。ぼくのファッションにも合わせやすいし、履いていて疲れないので長い距離を歩くときなんかもいいですね。昨年、キャンプに行ったときも履いてました。汚れても普通に洗えるので、気兼ねなく履けるのも気に入っているんです。
ー 店内を巡ってみて、気になるモデルはありましたか?
高島: 「HYDRO MOC AT CAGE」と「HYDRO MULE」の2足ですね。やっぱり「HYDRO MOC」シリーズが好きみたいです(笑)。
ー 今日はそれに合わせるコーディネートもしていただきました。「HYDRO MOC AT CAGE」には〈アークテリクス〉のジャケットを合わせていましたね。
【PICK UP ITEM 01】
高島: ここ最近はアウトドアミックスが多いです。コーディネートのどこかに、必ずテッキーな要素をいれちゃいます。ちなみにパンツはロンドンの〈セイジネーション〉というブランドのもの。極太のシルエットに対して裾幅はコンパクトなので、シューズも見せやすいんです。
ー 高島さんといえば、キレイめなセットアップのイメージなんかも強いです。
高島: 昔はそうだったんですけど、1年前くらいから、トレンドもあってアウトドアテイストの着こなしが多くなってきています。

ー コーディネートのポイントも教えていただけますか?
高島: 「HYDRO MOC AT CAGE」は、効率的に水抜けするように開けられたアッパーの穴が特徴的なモデル。そのデザインを生かしたいので、まずは靴下を見せたいですよね。
ー 今日は白のソックスでした。
高島: シューズ自体がオールブラックなので、柄物のソックスも面白そう。今回はコットンのワイドパンツに合わせていますが、例えば裾を絞れるナイロンパンツとかも、最高に合うと思いますよ。
ー 「HYDRO MULE」も選んでいただきましたが、どこに惹かれたんでしょうか?
【PICK UP ITEM 02】
高島: とにかくめちゃくちゃ軽いんです。足を通して驚くくらい。ミュールタイプなので脱ぎ履きも楽ですし、デザインも可愛らしい。
ー「HYDRO MULE」はイージーケアなモデルで、ソールも擦り減らないよう、特殊なものが採用されているんです。
高島: こういう軽量なシューズって心もとない感じもするんですけど、履き心地や歩いた感じは、本当にしっかりしています。クッション性もあるし、フィット感も心地よい。旅行のセカンドシューズとしても使えそうですね。

ー こちらのコーディネートのポイントを教えてください。
高島: 〈ダイワ ピア 39〉のジャケットに、自分のブランド〈クレスト〉のパンツとシャツを合わせました。どちらのコーディネートにも言えますが、靴の色はトップスかインナーで拾うようにしています。
ー いろいろと見ていただきましたが、改めて「MERRELL 1TRL」の魅力はなんだと感じましたか?
高島: デザインが唯一無二なところ。パッと見ただけで「MERRELL 1TRL」とわかりますからね。やっぱりぼくは、あくまでビジュアル重視です。だけど、その結果機能的であれば最高にうれしい。「MERRELL 1TRL」はそんな靴だと思います。