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はじめまして、サルベージ パブリック。
Aloha, hauʻoli au e hālāwai me ʻoe

はじめまして、サルベージ パブリック。

日本からおよそ6,400km先にあり、太平洋に浮かぶ19の島で形成されるハワイ諸島。そのなかのオアフ島の南岸に位置するハワイ州の首都であり、あの有名なワイキキビーチなどがあるホノルルを拠点にするブランドが〈サルベージ パブリック(SALVAGE PUBLIC)〉です。生粋のハワイローカルであるジョセフ、ノア、ナパリの3人によってスタートし、サーフィンなどのオーシャンライフをプロダクトへ落とし込んでいます。今回はそんな〈サルベージ パブリック〉を、撮り下ろしたビジュアルと日本の良き友人でありディストリビューターを務める小野寺さんへのインタビューを通してお届け。はじめまして、サルベージ パブリック。

  • Photo_Takaki Iwata
  • Styling_Hiroki Matsui
  • Hair_Fumiya Ushiku
  • Model_Henan
  • Text_Ryo Tajima(DMRT)
  • Edit_Yusuke Suzuki

ハワイの自然の色合いや伝統文化をプロダクトへ。

ーハワイのカルチャーは洋服のどういう点に投影されていますか?

小野寺:わかりやすいところだと、色味に大きく表現されていると思います。例えばセージグリーンのアイテムはハワイの植物から来ていますし、グレージュは火山が多い土地ならではの地面の色を表しています。

ーなるほど。ハワイの自然にある色味をプロダクトに採用しているんですね。

小野寺:はい。色へのこだわりについては、生産する私もちゃんと理解しておかなくちゃいけないので、実際に現地でジョセフやナパリと一緒にフィールドワークしながら教えてもらっているんですよ。色味からデザインまで含めてハワイと紐づいていることを意識しながらディレクションを進行していますね。だからシーズンコンセプトによってアイテムがガラッと変わるようなことにならないんです。

ー一方でハワイのカルチャーがデザインに昇華されているものはありますか?

小野寺:例えば、このカットソーにあるラウアエというハワイアンキルトのグラフィックが代表的だと思います。この柄はジョセフの親戚がやっているキルトカンパニーの〈ポアカラニキルト〉のものなんですが、ハワイアンキルトは日本で言う家紋のような存在でパテントがあったりするんですよ。そこをオフィシャルでしっかりとつくり込んでいるというのが〈サルベージ パブリック〉ならではだと思いますね。あとは、今日私が着ているアウターにあるように、ハワイ語と英語をミックスさせたメッセージをデザインに落とし込んでいます。わかりやすいところだと、ハイビスカスやナウパカといった植物をグラフィックにしているアイテムもあります。

ーまさにハワイのカルチャーがプロダクトに落とし込まれているエピソードですね。

小野寺:それこそが〈サルベージ パブリック〉のアイデンティティです。実際にジョセフは地元ですごくリスペクトされている人物で、彼に憧れている人もハワイでは多いんですよ。ブランドのショップはカカアコというエリアにあって、ハワイで1番カッコいいくらい。それだけスタイルがしっかりしているんです。

ー今後〈サルベージ パブリック〉はどのように展開していく予定ですか?

小野寺:ハワイのライフスタイルを提案するブランドでもあるので、サーフなどの側面も大いにありつつ、ハワイの気候やロケーションに合うウェアを各種展開していくと思います。昨年からはゴルフラインもスタートしましたし、ビーチライフ一辺倒ではなく多様にラインが分かれて、そのシーンに応じたスペシャルなプロダクトをつくっていくと思いますね。それが自然と実現できるのが〈サルベージ パブリック〉の面白さだと思います。

INFORMATION

SLOW TEMPO

東京都世田谷区駒沢2-12-4 大鷹ビル1F
03-6453-4030
営業時間:12:00~19:00(金土日)※隔週で水曜営業
https://slowtempo.online/
Instsgram:@slowtempo_online

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