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ウルトラスーパーニューってなんだ?
Independent Creative Agency in Tokyo.

ウルトラスーパーニューってなんだ?

原宿を歩いていたら、「ウルトラスーパーニュー(UltraSuperNew)」という謎のサインを見つけた。直訳すると、“めちゃくちゃ新しい”的なニュアンス。一体どんな意味を持っているのだろう? あれこれ探ってきました。

  • Photo & Movie_Masanori Kaneshita
  • Movie Edit_Takuya Nakamura(Rhino inc.)
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Shuhei Wakiyama

あの広告も、この会社の仕業でした。

「今夜、私がいただくのは…」
というセリフがなんだか頭に残る「Uber Eats」のCM。

これをつくった会社が「ウルトラスーパーニュー」。つまり、いわゆる広告会社です。とはいえ、メディア枠などを買うような代理店とは違い、あくまでつくることに特化したクリエイティブエージェンシー。同じような業態の会社として、たとえば「ワイデンアンドケネディ」があるのを知っているひともいるかもしれません。

クリエイティブに特化した頭脳集団…。そんな彼らが手がけた仕事の一例をあげると、さまざまな言語を学習できるアプリ「Duolingo」では、“おかしな英語”をテーマにルー大柴さんを広告キャラクターに起用したり、街中のおかしな英語を収集して「おかしな英語 美術館」を開催して話題に。〈ビーツ〉では、さまざまなSNSを使って音楽好きへとリーチするようにアカウントを運用。「レッドブル」では、期間限定のフレーバーが発売されるタイミングで、その香りをパッケージに閉じ込めて、関係者に配りました。

弘法筆を選ばず、じゃないけど、クライアントの業種は問わないし、アウトプットも、CM、Web、印刷物、イベント、キャンペーン、SNSなど媒体や手段も問いません。でも、制作物を見ると、何かしら印象に残るような一捻りが加えられている気がします。言葉にしてしまうと単純だけど、面白いものをつくろうとする挑戦心を持っているというか…。

実際にそのクリエイティビティは世界レベルで評価されています。たとえば、『Campaign Asia-Pacific』が主催する広告賞「Independent Agency of the Year」のJAPAN/KOREA部門で、2年連続金賞を獲得しているのです。独立系の広告会社として日韓のトップに輝いています。

特定のひとつの制作物ではなく、その年の制作物すべてを評価されたのだから、「ウルトラスーパーニュー」のクリエイティビティを総合的に評価されたとみていいでしょう。では、なぜこの会社は面白い広告をつくり続けることができるのか。その一端は、この会社のカルチャーから感じ取ることができます。

INFORMATION

ウルトラスーパーニュー

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ウルトラスーパーニューギャラリー

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