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ウルトラスーパーニューってなんだ?
Independent Creative Agency in Tokyo.

ウルトラスーパーニューってなんだ?

原宿を歩いていたら、「ウルトラスーパーニュー(UltraSuperNew)」という謎のサインを見つけた。直訳すると、“めちゃくちゃ新しい”的なニュアンス。一体どんな意味を持っているのだろう? あれこれ探ってきました。

  • Photo & Movie_Masanori Kaneshita
  • Movie Edit_Takuya Nakamura(Rhino inc.)
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Shuhei Wakiyama

これからの「ウルトラスーパーニュー」。

この会社を特徴付けている一つに、原宿の明治通り沿いのアートギャラリーがあります。3週間程度の周期で展示が変わり、フィーチャーされるのは、現存するアップカミングなアーティスト。キュレーターがこれぞと思うラインナップになっていて、写真、ペイント、ドローイング、立体物などアウトプットはさまざま。明治通り沿いの建物は大きなウィンドウを設えてあるので、原宿を歩いていて偶然見かけて入ってくるひとも少なくありません。

もちろん、会社のスタッフにとってもアート作品は刺激になるようで、オープニングにはスタッフ総出で見に行き、作品に関しての批評が始まったりと、コミュニケーションが誘発されます。来場者含めてさまざまなひとたちが集まり、そこでもコミュニケーションが生まれ、人脈をつくったり、新しいアーティストとの出会いもあるでしょう。

では、なぜギャラリーなのか。上記のような仕事に繋がる面もあるだろうけど、アートを大事にすることは、クリエイティビティを心底楽しみ、大事にする「ウルトラスーパーニュー」の企業姿勢の表れでもあるのでしょう。アーティストを支援することは、この会社のDNAと言ってもいいのかもしれません。それは〈パタゴニア〉が環境を保護することに近いのかも。

最後に、予想が難しいこれからの時代に、果たしてクリエイティブエージェンシーの将来をどう見ているのか。「ウルトラスーパーニュー」の代表にその未来像を尋ねました。

「国際的な働き方、たとえば他の支社との人材交流を積極的に進めていき、人材の流動化による会社のクリエイティブをより深めていきたいですね。あとは、シンガポールオフィスもあることから、日本のブランドの東南アジアにおける認知を上げるような仕事もやっていきたい。インバウンドで日本に入ってくる外資系企業のコミュニケーションのお手伝いもしていくつもりです」

人間と多様性をウルトラスーパーポジティブに捉えるこの会社によって、生まれるクリエイティビティ。そしてそれを生み出すオープンマインドな精神と企業文化。大企業の不祥事や問題点が大きく取りざたされているこの時代だからこそ、「ウルトラスーパーニュー」がつくる広告表現はより大きな意味を持ってくるかもしれません。

INFORMATION

ウルトラスーパーニュー

ホームページ

ウルトラスーパーニューギャラリー

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