芝生がきれいで、寝転がっても、みんなで遊ぶのも楽しい。
安全運転で無事に「FUJI GATEWAY」に到着した3人。この施設を運営するのは「ビームス」で、さまざまなアクティビティが用意されています。
「山梨県内のレジャー施設や不動産事業を運営する『富士観光開発』と、様々なアーティストが所属し、総合エンターテイメントを提供する『アミューズ』、そして我々『ビームス』が3社で共同運営しています。ぼくらは“アドベンチャー体験施設”と謳っているんですが、ただキャンプをするのではなくて、この場所を拠点に富士山の周りにある街や名所を楽しんでもらったり、数あるアクティビティを通していろんな体験してもらうための施設なんです」(稲垣)

広大な敷地の中には、芝生の綺麗なキャンプ場はもちろん、買い物や食事を楽しめるクラブハウスがあり、さらには家族向けのアトラクションが豊富なテーマパーク「富士すばるランド」が隣接されていて、子どもから大人まで楽しめる仕掛けがたくさん用意されています。



予約していた区画に「カングー」を停め、さっそくキャンプサイトの設営に取り掛かる3人。クルマに載せていた荷物は、3人分のキャンプ道具に加えて、モルックなどの遊び道具もちゃっかりと積載していました。



うだるような都会の暑さとは違い、カラッとした気持ちのいい気候が漂うキャンプ場。設営もスムーズに進行し、自ずと笑顔が生まれます。


運転手役の百々さん、「FUJI GATEWAY」のPRを担当し、この日のガイド役を務める稲垣さんに対してキャンプの達人である丸さんが上手に指示をだし、あっという間にキャンプサイトが設営完了。3人ともそれぞれ異なる役割を担い、いいチームワークが生まれていました。
「小さな頃から両親と一緒にキャンプに行ってました。その影響がすごく大きいですね。ぼくはギアを集めるのが好きで、それをフィールドであれこれ試すのが楽しいんです。あとは焚き火とコーヒーもキャンプの醍醐味。これを味わうためにキャンプ場に繰り出しているようなもんです(笑)」(丸)

キャンプ好きとして、これまでにさまざまな施設に訪れてきた丸さん。彼の目に「FUJI GATEWAY」はどのように映るのでしょうか?
「1区画がすごく広いので、子連れのファミリーもこれなら安心です。それに芝生もすごくきれいに手入れがされていて、寝転がっても気持ちがいいし、みんなで遊ぶのも楽しくなりますよね。あとは水周りも清潔だったので、すごく快適な施設だと思いますね」(丸)


設営後のコーヒーブレイクでひと息ついたあとは、みんなで流行りのモルックをプレイ。木製のピンを倒す単純な動作を求められる競技ですが、これが意外と難しく、狙い通りにいきません。ゲームは白熱し、先輩後輩の垣根を超えて親交を深める3人。これもキャンプの効能のひとつと言えるでしょう。


カラダを動かしてお腹を空かせた3人は、昼食を取りに施設内のクラブハウスへやってきました。ここでは簡単なスナックや飲み物、オリジナルのアパレルやグッズ類に加えて、山梨県の魅力を集めたお土産も販売。フルーツジュースやシロップなども展開していて、見ごたえたっぷりです。もちろん休憩所もあるので、屋内でゆっくり過ごしたいひとにもおすすめ。

もともとビアレストランだったこの場所では、施設内で醸造されるクラフトビールも提供していますが、今回は運転があるためビールは断念。ちなみに宿泊者は、プランによっては飲み放題とのこと。



そしてこちらが今日のランチ。東京・代々木上原にある人気店「ラ・ピタ・ドゥ・メゾンサンカントサンク」が監修する、富士北麓の野菜やハーブなどを詰め込んだ「ファラフェルピタサンド」と、ミシュランシェフである丸山智博さん監修の「スペシャルクラムチャウダー」です。大自然の中で贅沢なランチをいただきます。

「このピタサンド、一見すると野菜が多めでヘルシーなんだけど、ファラフェルも入ってて意外とボリューミーですね。味は申し分なしで、めちゃくちゃ美味しいです!」(百々)
「クラムチャウダーにも合うよね。このキャンプ場は標高が比較的高いところにあるから、朝晩が冷えるんですよ。そういうときにスープがあると、すごく温まる。そういう狙いもあるんです。クラブハウスにはドーナツやパン、それにスナックなんかも売っているので、好きなものと組み合わせて食べて欲しいですね」(稲垣)

美味しいランチを味わいながら、午後の予定を決めます。「この場所を拠点に富士山の周りにある街や名所を楽しんで欲しい」と稲垣さんが語っていたように、近隣のおすすめスポットなど、施設の遊び方を魅力的に紹介する冊子も用意されていました。それを眺めながら、昼食後は河口湖へ繰り出そうと決めた3人。ここでも「カングー」が活躍します。