呉服町の景色になじむように存在するNEPENTHES HAKATA。
古くからアジア諸国との玄関口として機能してきた博多。九州の中でも有数の繁華街として知られ、衣・食・住のどれもが高いレベルで実現し、多くのひとの心を満たしてきたのは周知のこと。
博多といえば天神がおなじみですが、そこからクルマで約10分ほどのところに呉服町(ごふくまち)と呼ばれるエリアがあります。ここにはたくさんのお寺があり、博多の寺町ともいえる土地で、歴史が深いのは言わずもがな。博多祇園山笠の「集団山見せ」は、この呉服町からスタートするのです。
表通りには大きなビルが立ち並ぶ呉服町ですが、裏通りには瓦屋根の平屋が軒を連ね、むかしながらの風景が広がる箇所も。時代に合わせて進化をする場所と、かつての景色を残しながら伝統が息づく場所が共存しているのです。
「NEPENTHES HAKATA」も、そんな裏通りの中で、町の景色になじむように存在しています。商圏から離れた場所でスタートし、10年が経過した現在。その道のりはどんなものだったのか? ショップスタッフと共に「NEPENTHES HAKATA」の10年を振り返ります。