PROFILE
〈フラグメント デザイン(fragment design)〉主宰。日本のストリートカルチャー黎明期より活躍し続け、その一挙手一挙動が世界中から注目を集める存在。最近はサカナクションの山口一郎とのテレビ番組『FUJI-YAMA』や、10月11日に第1回目の講義が予定されているFRAGMENT UNIVERSITYの『藤原ヒロシの特殊講義 “非言語マーケティング”』が大きな話題に。
Instagram:@fujiwarahiroshi
季節感やトレンド感がないのが、藤原ヒロシ流儀。
「秋冬だからや今年だからと言って、特別になにかを買うということはないんですよ。だから今日持ってきたものも、今年のために選んだというよりも年中着ている洋服なんです。秋冬感がないラインナップになっているかもしれないですね。周りにいる人からもよく言われるんですけど、ぼくは年中同じ格好をしているんです」
“秋冬”や“今年の”というテーマのなか、最初からこちらの予想外の展開。たしかに持ってきていただいたアイテムを見ると、どれもがSNSやメディアなどで藤原ヒロシさんがどこかで着ていた姿を目にした気がするものばかり。今回紹介させてもらうなかにアウターもあるけれど、フーディーやシャツにニットなどは、春や秋はメインとして、冬だったらインナーとして着たくなるようなものが多いように感じます。でも、年中同じ格好というのはどういうことなのでしょうか?
「あまり屋外で活動することがないんですよ。出かけるにしても1日中カフェにいたりするので、夏は冷房が効いていて室内が寒い。冬は暖房が効いていて暑いという。だから、年中コットンニットだとか、同じような長袖の服を着ている感じです」
