朝活散歩から生まれるコミュニケーション。
PROFILE
昨年、渋谷にコーヒースタンド「Good good not bad」をオープン。Rivermouth inc.を主宰し、池尻大橋の餃子屋「包」、学芸大学の「ちゅるる」などのディレクションなど、飲食を中心としたさまざまな取り組みを行う。
Instagram:@takeshihasegawa5599
―長谷川さん的、屋外でのチルタイムは散歩をすることですか?
そうですね。朝に散歩することが多いです。その中で、いくつかチルスポットがあって。代々木公園の近くにある「CAMELBACK(キャメルバック)」は、居心地のいいグッドバイブスな場所で、オーナーのけいちゃん(鈴木啓太郎さん)が10年来ぐらいの友達ということもあり、よく来ています。このテラスに座ってコーヒーを飲んでいると、彼が友達を紹介してくれたりして、わちゃわちゃして。おじさんたちの朝活ですね(笑)。けいちゃんとはいつか一緒に仕事したいねと話していたのですが、この朝活もこうじて「Good good not bad」を一緒にオープンするにいたりました。
―朝活から仕事にも繋がっているのは、素敵な流れですね。
昔はもっとお酒を飲んでる時期もあったので、あまり朝型ではなかったのですが、コロナ禍などもあってあまりお酒を飲まなくなって。それから、逆に夜の社交時間を朝昼に持ってきた感じですね。朝にチルな雰囲気の中でコミュニケーションしていると、いろいろな人の知らない一面を見れたり、建設的な会話が生まれたりするんです。夜もいいけど、朝は朝の良さがあると気付いたんです。「Good good not bad」も、そういったコミュニケーションが生まれやすい場所になるように、内装や席のレイアウトにもこだわりました。
―なるほど。散歩のときは、なるべく荷物は持たずに出掛けますか?
はい、手ぶらが基本です。スマホと財布、あとカメラぐらいかな。今日かけてきたサングラスは、〈ギャレット・ライト(Garrett Leight)〉のもので、軽くて着け心地もいいので、チルタイムにもピッタリ。シューズは、〈ドクターマーチン(Dr.Martens)〉。履き心地はもちろんですけど、ブランド自体の音楽やカルチャーと繋がりの深いところなども好きで、10代の頃から履いています。自分にフィットするものや慣れ親しんだものを身につけることも、快適でいるための秘訣かもしれないです。