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アンフィーロを知るためのABC。前編
26 KEYWORDS TO KNOW UNFILO

アンフィーロを知るためのABC。前編

立ち姿はもちろんのこと、動く姿も美しい服。〈アンフィーロ(UNFILO)〉のコレクションは、服に対する圧倒的な知識とアイディア、緻密なパターンメイキング、そして何よりもつくり手たちの熱量によって生み出されています。ブランドのコンセプトは「動く。すべての人に、機能美を」。この言葉に込められた意味と、精緻なデザインの裏側にあるストーリーを、“A” から “Z” までのキーワードをもとに、前後編の特集で多角的に紐解きます。それではまず前編の “A” から “L” を見ていきましょう。

  • Photo_Ayumu Yoshida
  • Styling_Nobuki Tanaka
  • Model_Jace Thomas
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Masaya Umiyama, Ryo Muramatsu
A
B
C
D
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F
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H
I
J
K
L

A:Action

すべての “動く” 人に向けた機能美。

Photo_Masaya Tanaka(TRON)

「動く。すべての人に、機能美を」。これが〈アンフィーロ〉が掲げるコンセプトです。人間は動くことで自らの意思を具体化し、日々の生活を営んでいます。その動きをストレスなく機能的にサポートし、美しく魅せることを念頭に置きながら〈アンフィーロ〉の服はデザインされています。歩いているときも、仕事をしているときも、遊んでいるときも。それぞれの動きに表情と快適さをもたらすブランドなのです。

B:Brand Philosophy

アンフィーロが掲げるデザインの哲学。

〈アンフィーロ〉のコンセプトは、人種も、性別も、年齢も、そして肩書きも越えて、あらゆる人に機能美をもたらす。それがデザインの哲学であり、自分たちに課したルールになっています。プロダクトは、時代を経て語り継がれてきたエッセンシャルなウェアからインスピレーションを得ています。トラッドやミリタリー、アウトドア、スポーツなど、エッセンスはさまざま。だからこそ普遍的であり、ワードローブに馴染むコレクションになっているのです。

C:Cargo Pants

ブランドでも人気のカーゴパンツ。

〈アンフィーロ〉カーゴパンツ ¥13,990(左)、¥18,990(右)

たくさんある〈アンフィーロ〉の服の中でも、多くの人たちから評価を得ているのがカーゴパンツ。ミリタリー由来の精悍な顔立ちはそのままに、街穿きしやすいスマートな一本に仕立てているのがその所以。肌触りのよい柔らかな生地が落ち感のある美しいドレープを生み出し、品のあるシルエットを描くのです。今季はレザーライクな生地を使ったモードなタイプ(写真右)もあるのでご注目を。

D:Design Team

デザインチームのインスピレーション源。

Photo_Masato Koyama

国内外問わずさまざまなデザインを手がける「イデアス(IDEAS)」のクリエイティブディレクター、小山雅人さんと、彼が率いる「オンワード樫山」のデザインチームによって生み出される〈アンフィーロ〉の服はひとつの哲学に基づいてつくられています。

デザインの底流にある考え方として、彼らが参考にするのは『IBM Design from Japan』という本。「多くの人にとって使いやすいコンピューターであること」「外装のデザインもミニマルで美しいものであること」など。そこにある内容は、当たり前のようでいて気づきにくいことばかり。あらゆる人に寄り添う〈アンフィーロ〉の機能美は、こうしたデザイン哲学から大きな影響を受けているのです。

彼らが得たのは「アートではなく、デザインである」というアイディア。エゴを貫くのではなく、ユーザーにとって心地よいものはなんなのか? そんな疑問を常に問う、ある意味立ち戻るべき原点ともいえる本なのです。

その考え方を具現化するため、彼らはアウトドアやスポーツ、ミリタリーの古着を日夜研究し、デザインに活かしています。特に参考にしているのが2000年前後のもの。クラシック過ぎず、テクニカル過ぎない服たちには〈アンフィーロ〉が考える機能美の原型となるものがたくさん見られます。

もちろんそれをそのままサンプリングするのではありません。上手に調理し、求められる形で服としての命を吹き込むのがデザインチームの仕事。機能的過ぎてもいけないし、ファッションに寄り過ぎても〈アンフィーロ〉らしさが失われてしまいます。

『C.P. COMPANY 971-021. An informal history of Italian sportswear』は、そうしたデザインのバランスを考えるのにアイディアを与えてくれる一冊。この本に掲載された人々のポートレートは、どれも機能的な服を着ているにも関わらず、スタイリッシュで美しく、なおかつそれが日常的なスタイリングに取り入れられることで、よりリアルで身近なものに見えるのです。機能性とファッション性の境界がいい意味で曖昧に映し出されているこの本も〈アンフィーロ〉が目指すデザインの考え方のひとつになっています。

E:Effortless

程よく力の抜けた、洒脱な服。

〈アンフィーロ〉コート ¥19,990、タートルネックニット ¥6,990、パンツ ¥13,990

〈アンフィーロ〉の服には、いまの時代のムードが反映されています。過去の服からインスピレーションを得ながらも、生地やシルエット、そしてディテールに、ニュートラルで軽やかな現代の空気感が漂っているのです。匿名性があり、着る人を限定しないオープンな服づくりを意識したところも特徴のひとつ。デイリーウェアに求められる快適さを追求したことで、肩肘張ることのないスタイルが生まれるのです。

F:Function

デザインの礎となる、二つの機能的な生地。

「動く。すべての人に、機能美を」というコンセプトを体現するのが、「8functions」と「MOVE TEX」の二つの生地。保持する機能は異なりますが、どちらも服になったときに美しく、ファッションとして成立するように考えられています。

8functions

「8functions」はその名の通り、8つの機能を持つ多機能素材。「接触冷感」「撥水」「透湿性」「抗菌」「防臭」「ウォッシャブル」「ストレッチ」「軽量」という、着る人の望みをすべて叶えたような優れものです。薄くて落ち感もあるので、先ほどのカーゴパンツのように、ミリタリー由来のハードなウェアも、これを使うことで柔らかく、都会的な印象に仕上がるのです。

MOVE TEX

「MOVE TEX」は、360度どの方向へも伸びるストレッチ性と、ドライな肌触りが特徴。撥水性があって、軽量で、蒸れにくいところも魅力です。マットで落ち着きのある表情を持つ生地だからこそ、コットンやウールなどの天然繊維との組み合わせもスムーズ。さらに生地が伸びたあとに戻る力が強く、型崩れの心配は無用。シワがつきにくく、スチーマーいらずなのも嬉しいポイントです。

G:GIFT

冬の着こなしに彩りを加えるニットをプレゼント。

「ライトウォームニット」は、吸湿発熱の機能を持ったニットのコレクション。寒い季節を快適かつ暖かく過ごせるうえ、ウールライクな表情だから、違和感なく普段の着こなしに溶け込みます。ダークトーンでまとめがちな冬のスタイリングに、彩りを加えるカラーパレットも見どころのひとつ。これはギフトにも間違いなく喜ばれるはずです。今回はこのニットを計15名の方にプレゼント! 応募詳細は、下記をご確認ください。

読者プレゼント商品

① ライトウォームクルーネックニット(KRUOSW0506)
② ライトウォームタートルネックニット(KRUOSW0507)
③ ライトウォームニットポロ(KRUOSW0508)

:オフホワイト、チャコール、レッド、グリーン、ブルー、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:各¥6,990

当選者:①、②、③から計15名さま
応募期間:2023年11月1日(水)~12月3日(日)23時59分まで
応募方法
(1)アンフィーロメンズの公式インスタグラム「@unfilo_mens_official」をフォロー
(2)対象の投稿に「いいね!」を押し、コメント欄にハッシュタグ「#フイナム」、希望のアイテム名、色、サイズを記載して応募完了

※当選後の変更はお受けできません
※プレゼントのキャンペーン期間中、公開アカウントの方が対象
※すでに「@unfilo_mens_official」をフォローされている方も対象
※当選者には12月中旬を目安にDMにご連絡します。その後、指定のアンケートフォームから個人情報の入力をお願いします

H:HOTOPIA

スマホで操作する、スマートな発熱機能。

スマホの登場により、我々の生活は大きく変わりました。電話やメール、SNS、写真撮影、ショッピング…あらゆる操作は画面上で指一本動かすだけでできる時代。それは、服の温度管理においても同じです。「HOTOPIA」は服に内蔵できるヒーターで、アプリと連動して4段階の暖かさに調整が可能。例えば、暖房が効いた場所ではヒーターを弱くして熱を下げたり、気温の低い屋外では熱を上げたり。テクノロジーの進化で温度調整もスマートに素早くできるのです。〈アンフィーロ〉ではこの機能を搭載したフーデットコートやステンカラーコートも揃えています。

〈ホットピア×アンフィーロ〉フーデットコート ¥54,990、ショートコート ¥49,990、ロングコート ¥59,990

I:Instagram

最新情報はインスタグラムでチェックを。

〈アンフィーロ〉のメンズコレクションの最新情報を気軽にチェックできるのが、公式インスタグラムアカウント(@unfilo_mens_official)です。今回の特集内の「G」の項目で紹介したプレゼント企画をはじめ、シーズン毎にインスタグラムだけの「GIFTキャンペーン」が開催されるそう。この機会にぜひアカウントをフォローしてみて。

J:Jacket

シワに強くてカジュアルに着られるジャケット。

〈アンフィーロ〉ジャケット ¥14,990、テーパードパンツ ¥9,990、タートルネックニット ¥6,990

カジュアルなのに品があって、さまざまなシーンで活躍する〈アンフィーロ〉のジャケット。その秘訣はパターンにあります。身頃はウエストに絞りのないボックスシルエット、袖付けは腕を動かしやすいカジュアルな設計にしているのがポイント。これに対してラペルなどの衿まわりは、キリッとフォーマルに仕立てているから、羽織ったときの印象がシャープに決まります。生地は「MOVE TEX」を採用。シワになりにくいから、バッグに仕舞っておいてもスチーマーいらずですぐ着れます。

K:Knit

見た目も機能もパワーアップしたニットのコレクション。

〈アンフィーロ〉カーディガン ¥15,990、ハイネックニット ¥12,980

今季のニットのラインナップには、表情豊かなローゲージのものが加わっているところにも注目です。軽くて暖かいモヘアにストレッチ機能を加えたヘアリーニットと、ふっくらと膨らみがある質感で編み地が際立つバルキーニット。どちらもウール見えする落ち着いた表情でありながら、自宅での水洗いが可能。とても使い勝手がよく、さまざまな秋冬のカジュアルコーデにおすすめです。

L:LINE

既存のロジックに捉われない、機能美を生み出す線。

〈アンフィーロ×タイオン〉コート ¥23,980、〈アンフィーロ〉テーパードパンツ ¥13,990

〈アンフィーロ〉ニット ¥6,990、パンツ ¥17,990

ブランドのコンセプトにもある「機能美」の “美” を表現するうえで、最も重要なのが身にまとう服が描くライン、つまりシルエットです。コートは背中から裾にかけて柔らかく丸みを帯びた優美なライン、ボトムは足を美しくまっすぐに見せるラインを描くようにつくられています。〈アンフィーロ〉のデザインチームには経験豊富なパタンナーが在籍。デザイナーとアイディアのキャッチボールを行いながら、従来の方法に捉われない線を描き、動いているときでも美しく見える服を揃えています。こちらの記事には、その内容が詳しく書かれているので、ぜひご一読を。

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