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アンフィーロを知るためのABC。後編
26 KEYWORDS TO KNOW UNFILO

アンフィーロを知るためのABC。後編

立ち姿はもちろんのこと、動く姿も美しい服。〈アンフィーロ(UNFILO)〉のコレクションは、服に対する圧倒的な知識とアイディア、緻密なパターンメイキング、そして何よりもつくり手たちの熱量によって生み出されています。ブランドのコンセプトは「動く。すべての人に、機能美を」。この言葉に込められた意味と、精緻なデザインの裏側にあるストーリーを、“A” から “Z” までのキーワードをもとに、前後編の特集で多角的に紐解きます。今回は、後編の “M” から “Z” をお届けします。

  • Photo_Ayumu Yoshida
  • Styling_Nobuki Tanaka
  • Model_Jace Thomas
  • Text_Tsuji
  • Edit_Masaya Umiyama, Ryo Muramatsu
M
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M:Move

動きやすく、そして美しく。ストレスを感じさせない軽快な着心地。

〈アンフィーロ〉ジャケット ¥15,990、パンツ ¥9,990
Video_Lam Elaine / Model_Aran(BRAVO)

リラックス感のあるムードとシャープな佇まい、そしてノーブルな雰囲気が混ざり合った絶妙なバランスが魅力の〈アンフィーロ〉のセットアップ。ここではその軽やかな着心地と動きを妨げないつくりに焦点を当ててみました。素材違いでさまざまなバリエーションが展開されていますが、どの素材にも共通していえるのは、ストレッチ性が高く、動きやすさを担保したつくりになっていること。実はスポーツさながらな激しい動きでも、快適さを保ってくれる優れものだったりします。日常生活での動きにストレスを感じさせないというのも納得ですね。

N:Neutral Color

誰にでもフィットするニュートラルな色選び。

人種や年齢、性別、肩書きを超えて、あらゆる人にフィットする服をつくるためには、色使いも大事な要素のひとつ。そのため〈アンフィーロ〉では、誰にでも合うニュートラルな色を選ぶことに力を注いでいます。例えば、ピンクやサックスといったカラーも、ストレートにそれを表現するのではなく、つくり手がグラデーションを眺めながらたくさんの人に寄り添うことのできる色をピックアップしているのです。そうしたある種、独特な色選びはそれ単体では分かりにくいかもしれません。しかし、コレクション全体を眺めたとき、結果的に〈アンフィーロ〉の特徴へと繋がっているのです。

O:Octa®CPCP®

ダウン、中綿に次ぐ、新たな素材。

〈アンフィーロ〉ウールライクコート ¥29,990

主に冬物の重衣料に使われる、「帝人フロンティア」が開発した新素材「Octa®CPCP®」。これはメッシュ状の裏地に見えますが、実は保温性にも優れていて、軽量で薄く、さらには自宅での洗濯にも対応します。従来のダウンや中綿とは異なり、かさばらず、扱いやすいところに魅力があるわけです。これはスポーツ用やアウトドア用の服に用いられるのが一般的ですが、〈アンフィーロ〉は敢えてトレンチコートやラペル付きのジャケット、スラックスに採用。中綿やダウンでは難しかった、すっきりしたシルエットの服に使うことができるのです。

P:Pop-Up Store

アンフィーロの服を直接手に取れるチャンス。

Photo_KAZUSHI

「オンワード・クローゼット」(公式オンラインストア)を中心に販売している〈アンフィーロ メンズ〉は、実は定期的にポップアップイベントを開いています。ショールーミングストアの形式をとるこのイベントでは、会場に商品のサンプルが用意され、実際に服を手に取って、着心地を確かめることができます。気になったものは、その場ではなく、オンラインストアで購入するシステムなので、しっかり考えて買い物できるところもポイントです。このショールーミングストアの第三弾がオープンします。今回は一部アイテムがその場で買えるチャンスもあるとか。新作となる秋冬商品が気になる方は、この機会にぜひ足を運んでみることをおすすめします。

開催日時
11月18日(土)11:00~19:00
11月19日(日)11:00~18:00

会場:ブランデット東京
住所:東京都渋谷区神宮前2-19-13 VORT原宿3階 ※1階に「まいばすけっと」が入る建物
Instagram:@blandet_tokyo

予約について
アンフィーロメンズの公式インスタグラム「@unfilo_mens_officiai」のハイライト、もしくは、プロフィール欄にあるURLの応募フォームから入力をお願いします。

※ご予約いただかなくても入場可能。予約した方を優先で案内するため、混雑状況に応じて待ってもらう場合も。商品をゆっくり見てもらうため、一度に入場できる人数を決めています。

Q:Question & Answer

デザイナー小山雅人に尋ねる、服づくりにまつわる10の問い。

Q:アイディアを考える際の方法や参考にしているものは何ですか?

A: ファッションは空気のようなもので、時代や世相を表すと言われますが、時代感を汲み取ることがデザインを生むうえで最も重要視していることです。常にノートを持ち歩いていて、世の中の動きに目を向けながら気になったことを書き留め、そこから必要なものはどんなものなのかを考えて、形にするようにしています。

Q:自身のクリエイティブの根底にあるものを教えてください。

A: ありそうでないものを考えることです。人に驚きを与えるには、ときには自分自身が道化になったつもりで、突拍子もないアイディアを出すことも重要。人にどんなことを思われても、奇想天外な発想が思わぬデザインに繋がったりもする。打ち合わせのときも、笑いながらそうしたアイディアを出すことを大事にしていて、それが結果的にオリジナリティに繋がっているような気がします。

Q:考え込んでしまったときのリフレッシュ方法や解消法はありますか?

A: 最近はジョギングがリフレッシュになっています。走ることによって思考が整理され、考えがまとまっていきます。そのやる気を後押ししてくれるのが音楽で、走っている最中に自分の好きな曲がかかると、相乗効果によって気持ちがより一層前向きになり、いろんなことにチャレンジしようという気分になります。

Q:ファッション以外では、どのように自身のアイディアをアウトプットしていますか?

A: 写真を撮ることですね。被写体と向き合いながら、画角の中にどういったバランスでそれを配置していくか。どんな要素を含めて、なにを省くか。さらにはどんな色に調整するか。写真にはさまざまなベクトルで情報が配置され、それを自分自身で整理しながら美しさを追求していくことで、撮るという行為のバランス感覚が養われるのではと思っています。それは、スタイリングを磨く上でもすごく重要なポイントだと思っています。

Q:仕事をする際に欠かせないものは何ですか?

A: やっぱり、仲間というかチームですね。服はひとりではつくれません。生地を開発する人、デザインを考える人、パターンを引く人、服を縫う人…、さまざまな人が関わっています。ありがたいことに〈アンフィーロ〉も素晴らしいチームに恵まれていて、それぞれのアイディアが結集することで魅力的な服になります。なので、仲間は絶対に欠かすことができません。

Q:デザイン・プロダクトを生み出す際に、一番はじめに考えることはなんですか?

A: 素材を見ることによって、どういった服にしようか考えます。そのため普段からいろんな素材を見るようにしています。いいものだけを追求するのではなくて、チープな素材でも知っておくことが大事。その幅のなかで、自分がなにを表現するかがデザイナーにとって重要な考え方だと思っています。同じ素材でも時代によって見え方が変わるし、そのよし悪しを判断するには、常にたくさんのものに触れることが大切です。

Q:仕事をする上で譲れない流儀のようなものはありますか?

A: 本物を見ることです。それは、歴史に裏打ちされた評価を持っているもの。それが自分にとっての価値基準となり、なにか迷いがあったときにそこに立ち返ることができます。あとは自分自身の手で鉛筆を使って書くことも流儀になっていますね。デジタル化が進んでいるなか、文字でもデッサンでも、手書きの重要性というのは、なにか感じるものがあるんです。自分自身と向き合う上でも、書くリズムやスピードが教えてくれることがあります。

Photo_Masato Koyama

Q:ファッション以外の分野で、いま気になっている物事はありますか?

A: 若手の育成です。いまは誰でもものづくりができる時代。だからこそ、そこに意味や哲学が求められます。デザインに関する自分なりの価値観やアイディアを、若い人たちが参考にしてくれたら嬉しいですね。いつかファッション系の学校で講師をしてみたいと思っています。

Q:〈アンフィーロ〉のデザインで最も気にするポイントはなんですか?

A: “機能” と “美” ですね。このふたつがバランスよく共存しているのが〈アンフィーロ〉の服です。どちらかが欠けてはいけないし、どちらかに寄り過ぎてもいけない。それが上手く共存した服で、なおかつ誰もが手の取りやすい価格帯であることも重要です。そうした服づくりを目指しています。

Q:小山さんにとって〈アンフィーロ〉はどんなブランドですか?

A: あらゆる人に着てもらえる、機能美のある服。それが良質であり、手の取りやすい形で提案されているのが〈アンフィーロ〉です。

R:Recommendation

3つの異なる視点からセレクトされた、今季のマストバイアイテム。

スタイリスト、編集者、デザイナー。〈アンフィーロ〉をよく知る3人が、今シーズンのウエアの中から、特におすすめのアイテムをピックアップしてリコメンド。それぞれの目線からフォーカスされた魅力を語っていただきました。

Selected by Nobuki Tanaka(Stylist)
どの面に光を当てても魅力が際立つ、高次元でまとまった一着。

〈アンフィーロ〉ニット ¥12,980

「このスウェットライクなニットは、ルックスのよさはもちろんですが、いろいろな面での汎用性の高さが魅力的だと思っています。例えばコーディネートやファッション的な視点から見ると、まず体を緩やかに覆うような構築的なシルエットが上品できれい。立体的なつくりなので、どんな体型でも、それこそちょっとふくよかな方でもスッキリと着られると思います。

黒に近いグリーンという色味もよくて、黒やベージュ、グレーなど、どんな色のボトムとも合わせやすい。組み合わせられる服の幅も広くて、スラックスはもちろん、スウェットパンツみたいなラフなボトムスとコーディネートしても、だらしなく見えないと思います。

そして、機能面でも優秀。〈アンフィーロ〉らしく、シワに強く、シルエットが崩れにくいので、多少カジュアルに扱っても問題ないです。洗濯しても型崩れしないのも嬉しいなと思いました。もちろん着心地もよくて、袖通しもいい感じです。いまぐらいの気候ならアウターとして、もう少し寒くなってきたらコートのインナーとして、一年通して長い期間活躍してくれる。本当にあらゆる面で優秀なアイテムですね」

PROFILE

田中伸紀
スタイリスト

長い経験と広い視野を活かし、さまざまなブランドのシーズンビジュアルやルックからSNS、EC、ウェブサイトを含む、すべてのディレクションを務める。〈アンフィーロ〉においても、メンズラインの立ち上げのタイミングからビジュアル制作に携わる。

Selected by Masahiro Kogure(Fashion Editor)
機能美というあり方と幅広い応用力があるカセット感が魅力。

〈アンフィーロ〉ジャケット ¥18,990、スタンドベスト ¥14,990、パンツ ¥16,990

「ぼくが最初に〈アンフィーロ〉に対して興味を抱いたきっかけは、前シーズンの展示会で拝見したメッシュパーカでした。当時、メッシュ系の服が気分だったぼくは、そのパーカが気になって試着。そうするとデザイナーの小山さんがいらして『インセクトシールド』というムシ除けをはじめとした機能について説明してくれました。このブランドは本当の意味でデザインと機能の両立を目指している、と深く印象に残ったのを覚えています。それ以来ずっと気になる存在でした。

今回ピックアップした『Octa®』という素材を使ったセットアップとベストも、もちろん機能とデザインが両立されています。軽くて暖かく、シワになりにくい。そして品が感じられるルックスを兼ね備えています。

ただぼくが何よりも感心している点は、この素材使って豊富なアイテム展開をしているカセット感だったりします。コーディネートしやすくて、合わせ方ひとつでONにもOFFにも対応可能。昔の〈プラダ ウオモ〉を彷彿させるような単品でもセットアップとして使える自由さと部品的な使い勝手は、兼ねてからぼくが求めてきたものでした。旅先での柔軟な対応力があるので、出張や旅行のパートナーとして最適だと思います。そしてなによりも、お財布に優しいプライスレンジも魅力ですよね」

PROFILE

小暮昌弘
ファッションエディター

1982年から「婦人画報社(現ハースト婦人画報社)」に勤務。『25ans』を経て『MEN’S CLUB』に。主にファッションを担当する。2005年から07年まで『MEN’S CLUB』編集長。09年よりフリーランスとして活動。

Selected by Tomohiro Ishikawa(Designer)
こだわりぬいて辿り着いたブランド渾身の自信作。

〈アンフィーロ〉シャツ ¥11,990

「もともと〈アンフィーロ〉はセットアップの着心地のよさでみなさまに認知してもらったと思っているのですが、その合わせとして重要なシャツに関しては、実はなかなか手掛けられていませんでした。というのもブランドの特徴でもある機能性とデザイン性を両立させるための素材探しに難航していたんです。

そうして、数シーズン探し求めてようやく出会えたのが今回のシャツで使用している生地です。天然素材のような質感に、洗濯してもすぐに乾いて、洗いざらしでもシワになりづらい。ラクで気軽に付き合える。ブランドでは “ラク美” と呼んでいますが、まさに “楽だけど美しく” を叶えた一着に仕上がったと思っています。

デザインはEUやUSの古着を研究してクラシックなアイテムが持つ美しさと、ゆったりとしたシルエットを採用して〈アンフィーロ〉らしい動きやすさを両立させています。実は襟のつくりも特徴的で、開いて着ても落ち着くサイズや形にしていて、タイドアップしても様になるようにしています。背中のヨークの切り返し位置もポイントで、カジュアルさとクラシックさを掛け合わせたようなバランスを採用しました。いろいろな着方を楽しんでいただける万能性には自信があるので、ぜひ一度袖を通してみていただきたいです」

PROFILE

石川智裕
デザイナー

〈アンフィーロ〉のデザインチームの一員。ディレクター兼デザイナーの小山氏のもとで日々研鑽を積んでいる。穏やかな人柄とものづくりに対する真摯な姿勢、そしてベビーフェイスで〈アンフィーロ〉に関わる多くの人たちから愛されている。

S:Staff Snap

スタッフによる、らしさあふれるスナップ。

「〈アンフィーロ〉の服って、どうやって着こなしたらいいの?」。そんな疑問にお答えすべく、「オンワード」のスタッフたちによるスナップをお届けします。シンプルかつベーシックでありながら、いまの旬をしっかりと捉えた着こなしの数々。出演するスタッフは、年齢も、性別も、スタイルもバラバラですが、どこからしさを感じるのは、〈アンフィーロ〉の服に機能美が備わっているからでしょう。これからのシーズンの着こなしの参考にご活用ください。

〈アンフィーロ〉ロングスリーブTシャツ ¥7,990、パンツ ¥14,990

〈アンフィーロ〉ニット ¥13,990、パンツ ¥16,990

〈アンフィーロ〉ニット ¥12,980、パンツ ¥13,990

〈アンフィーロ〉カーディガン ¥15,990、パンツ ¥17,990

〈アンフィーロ〉ジャケット ¥16,990、パンツ ¥12,980、シャツ ¥11,990

T:Travel

旅行や出張に、あると便利な「MOVE TEX」。

〈アンフィーロ〉テーラードジャケット ¥14,990、スタンドベスト ¥14,990

シワになりにくい特徴を持つ機能素材「MOVE TEX」。これを使ったラペル付きのジャケットは日常だけでなく、旅行や出張といったシーンにも役立ちます。わざわざスチーマーをかける必要がないから、スーツケースからサッと取り出し、ドレスコードがあるレストランやバーを訪れたり、パーティへ出向いたり、商談などにも役立ちます。帰るときだって、なにも気にせずバッグに放り込めるのも魅力。軽量素材だから持ち運びもラクで便利。たとえ着る機会がなかったとしても、スーツケースやバッグの中に忍ばせておけば安心です。あなたの旅の定番品として、持ち物リストに加わる日もそう遠くはないはず。

U:Unfilo

ブランド名に込められた物語。

当たり前のことですが、服は糸がないとつくることができません。それが重なって生地になり、目的に合ったパターンに切り取られ、それぞれのパーツ同士を縫い合わせることによって、はじめて服としての役割を与えられます。世代を問わず、シーンを設定せずにさまざまな場面で着用できるパンツを軸にして誕生した〈アンフィーロ〉のメンズライン。「動く。すべての人に、機能美を」をブランドパーパスとして掲げ、“T” の項目で触れた「MOVE TEX」の糸を使用したパンツが生み出されました。実は “UNFILO” というブランド名は、イタリア語で “一本の糸” という意味。すべての機能美は、この言葉に詰まっているのです。

V:Visual

人の動作の美しい表情を捉えたシーズンビジュアル。

「動く。すべての人に、機能美を」というコンセプトを可視化したシーズンビジュアル。これらの写真は瞬間を切り取っているにも関わらず動きが感じられ、さらに服が美しく見えるのは〈アンフィーロ〉の服が人の動きに焦点を当ててデザインされているからです。さらには機能美を与える「MOVE TEX」「8functions」「Octa®CPCP®」などの生地に基づいたスタイリングにも注目を。普遍的でありながら、いまの旬をしっかりと捉えたコーディネートは、このブランドの魅力を視覚的に伝えてくれると共に、人々のファッションに対する意欲も高めるのです。

Photo_Masaya Tanaka(Tron), Misuzu Otsuka

W:Woman

女性が着ても美しく。田中シェンに聞くアンフィーロの魅力。

Photo_Jin Yamamoto

モデルや女優、そしてイラストレーターとしても活躍する田中シェンさん。インスタグラムをはじめとしたSNSで彼女が発信するスタイルには、メンズアイテムが取り入れられていることが多い。そんなシェンさんが気に入って穿いているのが〈アンフィーロ〉のカーゴパンツ。スタイルサンプルと共に女性から見た〈アンフィーロ〉のメンズコレクションの魅力を語ってもらいました。

「〈アンフィーロ〉を知ったきっかけは、インスタのリールでたまたま見かけたカーゴパンツでした。正直、一目惚れでした。ほどよくゆったりとしたフィット感とミリタリーっていうメンズっぽさ、そしてシルエットが気になって、すぐさまネットで購入してしまいました」

「まず穿いてみてびっくりしたのは、生地のストレッチ感。たぶん読者の方々が想像するよりも伸び縮みするんじゃないかな。いまは涼しくなってきてしまったので、ちょっと時期違いかもしれないですが、肌に触れた部分が冷たく感じるのも驚きましたね! 驚いたポイントはいくつかあるんですけど、一番はシルエットがきれいなところ。私は一番大きいサイズ(XL)を穿いているんですが、実際かなりオーバーサイズだし、普通だとちょっとだらしなく見えてしまいそうなサイズ感だと思います。けど、このパンツはゆったりしてるけど、むしろ落ち感のあるドレープが生まれて品よく穿けるイメージ。メンズライクなんだけど、女性らしさもあるコーディネートがいろいろできるなと思いました。本当に気に入っていていろいろな友人にもすすめています」

「普段は色味のある服を着ることが多いですが、今回はあえてブラックやグレーなど落ち着いたトーンを選んでみました。いま着ているプルオーバーのニットやスウェットみたいなシンプルな服ほど形が重要じゃないですか? 〈アンフィーロ〉のものは、形がきれいって印象が強かったので、シルエットを際立たせるために、あえてシックな色味に挑戦してみました。実際ゆったりしてるけどだらしなくなくて、いいバランスのヌケ感で着られるのが嬉しいですね!」

〈アンフィーロ〉ニット ¥13,990、カーゴパンツ ¥13,990、その他 本人私物

PROFILE

田中シェン
モデル、女優、イラストレーター

モデルとしてキャリアをスタートし、雑誌や広告に出演する一方、女優としても活躍。またイラストレーターとしても才能を発揮し、 2022年に「SHENTASTIC creative studio」を立ち上げ、多忙な日々を送っている。
Instagram:@shen_tanaka

X:×Unfilo

珠玉のコラボレーションアイテム。

今季の〈アンフィーロ〉は “暖” というキーワードに注目。手軽にあたたかさをまとえる服づくりを行っており、それはコラボアイテムにおいても同様です。この冬に間違いなく活躍する品々をここで取り上げます。

MIZUNO×UNFILO
「ブレスサーモ」と呼ばれる〈ミズノ〉の吸湿発熱素材を使用したセットアップ。スポーティなデザインを〈アンフィーロ〉らしく上品なシルエットで表現しています。ちょっとしたトレーニングウェアとしてはもちろん、家でのリラックスウェアにも便利。これをベースレイヤーとして使い、〈アンフィーロ〉のアウターを羽織るのがおすすめです。〈ミズノ×アンフィーロ〉プルオーバー ¥15,990、ジョグパン ¥19,990

TAION×UNFILO
キルティングのダウンジャケットでお馴染みの〈タイオン〉とのコラボは、〈アンフィーロ〉がいちからパターンを引いたというこだわりの一着。立体的なシルエットで動きに表情を与え、アウターとしても、インナーとしても使えるように、前立てのボタンを二列にすることで着方を調整できるようになっています。また、色味にもこだわり、あらゆる人に馴染むニュートラルカラーになっています。〈タイオン×アンフィーロ〉キルティングブルゾン ¥15,990

POLARTEC×UNFILO
アメリカ軍のミリタリーウェアから着想を得たというセットアップは、スポーティというよりも、あくまで軍モノの精悍な表情にこだわってデザインされています。一番の特徴はリバーシブルになっているところ。表面は「ポーラテック」の軽くてあたたかいフリース地で仕立て、裏面には落ち着いた光沢が特徴のナイロンを使用。リバーシブル仕様なので、気分に合わせてさまざまな着方ができる万能アイテムです。〈アンフィーロ〉リバーシブルブルゾン ¥23,980、リバーシブルパンツ ¥18,990

Y:Yellow Page

取り扱い店舗や問い合わせ先はイエローページでチェック。

Design_Mikio Nishihara

ONWARD CROSSET
公式オンラインストア

ONWARD CROSSET SELECTイオンレイクタウン mori
住所:埼玉県越谷市レイクタウン3‐1‐1 mori 2F
※10月20日オープン、越谷レイクタウン駅から直結
ストア情報はこちら

ONWARD CROSSET SELECTイオンモール日吉津
住所:鳥取県西伯郡日吉津村日吉津1160-1 イオンモール日吉津 西館1F
※11月10日オープン
ストア情報はこちら

UNFILO SHOWROOM STORE
日時:11月18日(土)11:00~19:00、19日(日)11:00~18:00
会場:ブランデット東京
住所:東京都渋谷区神宮前2-19-13 VORT原宿3階
Instagram:@blandet_tokyo
詳細はこちらから

Z:Zero-Ichi

すべての機能美の起源。

〈アンフィーロ〉テーパードパンツ ¥9,990、シャツ ¥11,990

あらゆる人が、さまざまなシーンで穿くことのできるパンツ。スラックスのようであり、イージーパンツのようであり、そしてアスレチックウェアのようでもあるこの服は、直線と曲線を織り交ぜた緻密なパターンと多機能素材「MOVE TEX」を掛け合わせることで生まれました。アクティブにも、カジュアルにも、フォーマルにも。どんな場面にもフィットする万能型の一本を生み出したことが、現在の〈アンフィーロ〉の服づくりに繋がっています。すべてはこれからはじまり、未来へと続いていくのです。

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