ゆくゆくは古着屋さんに並んでくれたら最高。
ーまだ気が早いのかもしれないですが、このアイテムが何十年後かに古着屋に並んでいる姿が想像できます。
Hatchuck: アイコンがマニアックであればあるほど後々効いてくるから、きっとありそう。今野くんに服づくりを相談すると、できあがった後のことを見据えてアドバイスをくれるんです。それがすごくおもしろい。完成がゴールだと思いがちなんだけど、着込んだあとのことを考えてくれのがうれしかったですね。
今野: 見えづらだけが良くても、洗ったらいろんなものが剥がれちゃうことってあると思うんです。自分自身もそれでイヤな思いをしたことがあって。だから着ていった先のことが見えるようになると、買ってくれたひとたちも大事にしてくれるようになると思うんです。
服って人間よりも長く存在し続けるじゃないですか。いまの子どもたちが大人になったときに、友達に自慢できるようなものにしたいって思いながらいつもつくってますね。本当にゆくゆくは古着屋さんに並んでくれたら最高です。「ベルベルジン」とか、いわゆるヴィンテージショップに。
